こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
Twitterからの質問です。
Question
「ベースを始めるときには、どんなものが必要ですか?」
初心者セットから入る場合には、基本的には必要なものは一式ついてくるんですけど。
バラ売りだと、ゼロから自分の手で揃えなくてはいけないので少し大変です。
今回の記事では、「まずはコレだけ買っとけ!」というものを優先度別にまとめてみました。
特にこれからベースを始めようと思っている方は、参考にしてみてください!
ベースを始めるのに必要なもの
必要レベル:☆☆☆☆☆
1.チューナー
何はともあれチューナーです。
ベースは弦楽器です。
正しい音程が出せないことには始まりません!
演奏のたびに毎回チューニングが必要になります。
必ずベースと一緒にお迎えするようにしましょう。
良い演奏は良いチューニングから!
2.メトロノーム
ベースはリズム楽器です。
リズム感はベーシストの生命線です。
音を外したフレーズを弾こうが、エフェクターを踏み間違えようが、リズムだけしっかりしていればベースは上手く聴こえます。
メトロノームと触れ合うタイミングが早ければ早いほど、ベースは上達しやすいです。
チューナーとメトロノームの複合機もたくさん出ています。
筆者はKKORG TM-60の限定モデルを愛用中です。
必要レベル:☆☆☆☆
3.スタンド
楽器を床に置きっぱなし、壁に立てかけっぱなし。
そんな危険なコトはしておけませんよね!
頻繁にケースからの出し入れを繰り返すのも、大切な楽器にはストレスを与えてしまいます。
楽器をたくさん練習するのであれば、しっかりとしたスタンドを用意するべきでしょう。
僕のオススメは安定感と楽器への負担を考慮した吊り下げタイプのモデルです!
使い勝手も抜群!
4.クロス
楽器を弾いた後にボディや弦をサッと拭いてあげるだけで、ベースへのダメージが大幅に減少します。
とくにピックアップ周りのサビや、弦の寿命を延ばすのに有効です。
必要レベル:☆☆☆
5.シールド
家にアンプがなくても、スタジオに行けば鳴らせます。
出音に直結する機材になるので、せめてシールドだけは自分で選んだものを持っておきたいところ。
6.ストラップ
スタジオに遊びに行くのなら、立って演奏するためのストラップも必須ですね。
これを着けるだけで、急に「音楽やってる人」っぽくなります。
必要レベル:☆☆
7.アンプ
「エレキベースは電気を通した環境で練習しよう!」というのは、このBASS NOTEでも散々お伝えしてきました。
が、それは「アンプを通して練習しよう!」とはイコールではありません。
大切なのはモニター環境を構築することです。
大きなアンプを買わなくても、VOX amPlug2などで十分に代用することができます。
アンプは大きな音が出る上に場所も取るので、優先順位はこの辺り。
家族の理解を得ないと怒られちゃいますからね(涙)
8.オレンジオイル
指板の保湿やボディのクリーニングに使えるオイルです。
そこまで急いで購入する必要はありませんが、1〜2ヶ月に1回はオイルを使って楽器を拭いてあげたいところ。
乾燥のしすぎは、楽器には悪影響!
手元に1本置いてあると安心です。
必要レベル:☆
9.弦(予備)
替えの弦は、優先的に急いで用意しなくても大丈夫。
「そろそろ交換したほうがいいかな」と思ったときに買い足しても問題ありません。
筆者の場合は、常に最低1セットはストックしておくようにしています。
10.その他のメンテナンスグッズ
ワインダーや六角レンチ、ドライバーなど。
楽器のメンテナンスに必要な道具です。
こちらも緊急に必要になるような場面は少ないので、必要になったら買い揃えていくような感覚でも大丈夫だと思います。
楽器屋さんに持っていけば、プロの技術でしっかりしたメンテナンスもしてくれます。
ベースを始めるのに必要なもの: まとめ
- 1.チューナー
- 2.メトロノーム
- 3.スタンド
- 4.クロス
- 5.シールド
- 6.ストラップ
- 7.アンプ
- 8.オレンジオイル
- 9.弦
- 10.メンテナンスグッズ
上記の10個のアイテム。
音楽は何かとお金がかかる趣味なので、可能な限り出費は抑えたいところです。
ネットに散らばった情報を頼りにあれもこれもと買い漁っていてはキリがありません。
今必要なモノをしっかり厳選して、必要になった順に買い足していきたいですね!
大切なのは「本当に必要な機材」から買い足していくこと!