こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
Twitterからの質問です。
Question
「和明さんはどんなストラップを使っていますか? また、オススメのストラップがあれば教えてください。」
Answer
僕はRENEGADE(レネゲード)のVELシリーズを長年愛用しています!
ベーシストにオススメのストラップや、ストラップの選び方についても合わせて紹介します!
ベーシストにオススメのストラップや、ストラップの選び方についても合わせて紹介します!
重い楽器を扱う我々ベーシストにとって、ストラップは演奏のしやすさに直結する大切な要素のひとつです。
体格や筋力、楽器の重量、プレイスタイル。
様々な観点を考慮して、理想のストラップをお迎えしましょう!
オススメのベース用のストラップ
COMFORT Strapp / Pro Bass
COMFORT StrappのPro Bassシリーズ。
プロ御用達。
「ベース用の良いストラップ」の代名詞として知られる超有名なストラップです。
宇宙服などにも使われるネオプレン素材を採用しています。
強力な伸縮性で、楽器を「つり下げる」のではなくて「吊り上げる」ような構造になっているのが最大の特徴。
ストラップの力で楽器の重量を大幅に軽減してくれる魔法のストラップです。
多弦ベースやハイエンドベースなど、重量級の楽器を使っている人には是非試していただきたい一本!
長さは全部で3種類。
自分の楽器の構え方に合わせて選びましょう!
とにかく楽器が軽く感じます!
長時間のスタジオやステージで重宝する、現場向きのストラップです!
長時間のスタジオやステージで重宝する、現場向きのストラップです!
「COMFORT高ぇよ…」という方にはAmumuのGuitar Strapをオススメしています!
似たデザインと構造で、安価で購入することができます!
似たデザインと構造で、安価で購入することができます!
Sadowsky / Neo Strap
SadowskyのNeo Strapシリーズ。
ネオプレンをナイロンで覆った特殊な素材を使用したストラップ。
COMFORTのストラップを使ってみて「楽器が浮いているみたいで弾きにくい…」と感じる方にオススメしたい一本です。
約10cmのワイドなショルダー部分が体への負荷を分散してくれます。
幅の広いストラップは肩こり対策に最適!
こちらも長さは全部で3種類。
長さ選びに迷ったときは、今自分が使っているストラップの長さを測ってみましょう!
ERNIE BALL / 4037 POLYPRO STRAPS
ERNIE BALLの4037 POLYPRO STRAPSシリーズ。
Eric Claptonをはじめとする世界中の大物アーティストが多数使用している安心と信頼の超定番モデルです。
SOUND HOUSEのギター・ベース用ストラップ売れ筋商品ランキングでストラップでは1位を獲得しています!
おぉ!Amazonでもベストセラー1位だ!
しっかりした作りで肩に食い込まないのが特徴。
安っぽくない見た目が良いですね。
まさにポリプロピレン界のTHE スタンダード。
「メインの楽器以外は全部コレ!」というプレイヤーさんも多いのではないでしょうか。
金属部品を一切使用していないので、楽器を傷つける恐れがありません。
長さの可変幅も104-182cmと幅広く対応可能。
同価格帯の商品に比べると、とにかくしなやか。
使ってみると分かる、凄いやつ。
どこの楽器屋さんでも必ず置いてある、実家のような安心感を与えてくれる一本です!
ストラップ選びのコツ
素材・幅・長さ
ストラップを選ぶときは、この3つの要素から判断してみましょう!
ストラップの素材の種類
代表的なストラップの素材は大きくわけて3種類!- 合成繊維(ポリ・ナイロン)
- 革(レザー)
- 綿(コットン)
ストラップの性能は、素材で決まります。
合成繊維(ポリプロピレン・ナイロン)
世界で最も生産量の多い繊維、ポリプロピレン。
そして、それに次ぐ生産量を誇るナイロン。
お値段で選ぶなら合成繊維。
どちらも石油が原料で、見た目はほぼ同じです。
摩擦が少なくて楽器を動かしやすいのはポリプロピレン。
繊維にコシがあります。
ポリに比べると少しだけ摩擦が大きいのがナイロン。
肌触りが良いです。
安価でカラーバリエーションも豊富。
安くて汎用性が高いので、とりあえず用意したいならコレ!
革(レザー)
「滑りにくいストラップ」と言えばレザー製。
楽器のヘッド落ちを防ぎます。
裏地にはスエードやマイクロファイバーが使用されている場合が多く、さらに安定感アップ!
革製品らしく、使い込めば使い込むほど味が出るのが魅力。
デザインに凝りたい方は、やっぱりレザー!
綿(コットン)
レザーより柔らかく、合成繊維より滑りにくいのがコットン。
服と同じ素材なので、手触りは抜群!
肩のホールド具合が優しいのもコットン製ストラップの特徴です。
攻守ともに優れた素材。
他にもネオプレンをはじめとした、様々な素材のストラップを各メーカーが販売しています!
ストラップの幅
ベーシストには、楽器の重さを分散してくれる幅の広いストラップをオススメしています。
細いストラップは肩に食い込みやすくて、身体への負担が大きいので避けたほうが無難です。
ストラップの長さ
最短で80cm前後まで縮むモデルから、
最大で150cmを超えるものまで、ストラップの長さは様々です。
自分の体格やプレイスタイルに合わせて選びたいところですね!
僕は90cm前後で落ち着いています!
筆者が使っているストラップ
RENEGADE CRUSHED VELVETシリーズ
この記事で紹介したストラップは全部持っているんですけども。
僕が一番メインで使用しているのはRENEGADEのVEL-BKです。
学生時代に一目惚れして衝動買いしてから、長年ずーっと愛用しています。
少しボロボロ感が出てきてますね。
あ!先生が使ってるぇっちなやつだ!
表面はベルベット素材仕上げで、肌触りがとっても気持ち良いです!
ふわふわ。
光に当てると、模様が浮き出てきて美しくて目を惹きます。
裏の接触面は強度の高いポリ繊維です。
ふわふわ仕様じゃないので、安心して使えます。
エンド部はクセのない丸型。
三角形のタイプみたいに主張が激しくないので、どんな楽器にも馴染んでくれる理想の形状だと思います。
材質はスウェード・レザーで高級感も抜群!
エンド部の裏側にはRENEGADEさんのロゴが。
捲れて表に出てくるようなサイズではないので、プレイ中に観客に見えるようなことはありません。
その他のスペック
※各数値は公式サイトから。
横幅は約50mm。
一般的なストラップ幅なので、細いタイプのように肩に食い込むことはありません。
ヘッド落ちしないバランスの取れた摩擦。
激しいプレイの邪魔にならない滑り具合。
長さの調整も自由度が高いです。
楽器を胸付近まで上げることも、腰の位置まで下げることも可能です。
(約1,090mm〜約1,700mm)
Check
2016年9月より長さが約1,700mmに仕様変更されています。
僕が使っているモデルはそれ以前に購入しているので約1,420mmとなっています。
僕が使っているモデルはそれ以前に購入しているので約1,420mmとなっています。
カラーバリエーションもいっぱいあるんですね!
RED超かっこいい…!!
RED超かっこいい…!!
良いだろー!
まとめ
・ポリ/ナイロン … 安い!超定番!
・レザー … 高い!ボディが安定!
・コットン … 合成樹脂と革の中間!
・レザー … 高い!ボディが安定!
・コットン … 合成樹脂と革の中間!
高性能なモデルや高級な商品が、自分にとって最良の選択とは限りません。
たくさんリサーチして、自分だけの理想のストラップを探してみましょう!