現役ベース講師のアンプ事情。自宅練習用ベースアンプの選び方など。

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

生徒さんからの質問です。

「家で使うアンプの購入を考えているんですけど、何かオススメありませんか?」

練習の効率に直接関わってくる個人練習用のアンプ。
毎日使うものなので、しっかりとこだわり抜いて選びたいところですね。

今回の記事では、自宅での練習用アンプについてお話してみたいと思います。

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僕の自宅演奏環境について

昔のDTM環境

▶︎【ベース】最強の自宅練習環境を構築してみる 〜構想編〜

まず始めに、僕は自宅にアンプを所有していません。

和明さん
「え…?」

楽器の音の出力は楽曲制作用のモニタースピーカーから行っています。

少しでもシステムをコンパクト化したい性格なので

「アレもコレも、これ1つで対応できるよ!」

という環境が大好きなんです。

映画もYouTubeも作曲もレッスンも、家族や友達との通話も、全てモニタースピーカーからの出力です。
安物の小型アンプから音を出すよりも、クリアで鮮明なサウンドを鳴らせるので非常に重宝しています。
▶︎オススメのモニタースピーカー(BEHRINGER MS40 Digital Monitor Speakers)をチェック!

アンプシミュレーター Ampeg SCR-DI

ただ、それだけだと味気ないので。
楽器のインプットデバイスとして、ミキサーの前にAmpeg SCR-DIを噛ませてあります。

AmpegのSVTサウンドを忠実に再現してくれるプリアンプです。

これのおかげでフラットなモニタースピーカーがAmpegのアンプに早変わり!
毎日お世話になっています。
▶︎SOUND HOUSEでAmpeg SCR-DIをチェック!

和明さん
こいつの音が気持ち良すぎるので、小型のアンプを買う気になれないんです(笑)

マルチエフェクターなんかに搭載されたアンプのモデリングパッチを使ってもいいでしょう。
自分のお気に入りのメーカーのアンプのサウンドを、いつでも自宅で再現することができます。

自宅にアンプを購入しない理由

1.ライブハウスのアンプ事情

ギターの場合だと、実戦で使うアンプは

  • MarshallのJCM900/2000
  • RolandのJC-120

大体このあたりに限定されてくると思うんですけど。

ベースアンプとなると、

  • Ampeg
  • Hartke
  • Peavey
  • Mark bass
  • TRACE ELLIOT

などなど…。
僕が普段利用するスタジオやステージに置いてあるものを挙げただけで、ご覧の通りバラバラです。

現場に投入されているアンプのメーカーが定まっていないんですね。

それぞれアンプのキャラクターも異なっているので「何か1つのアンプを購入して、それに特化してしまう」というのは実はリスキーだったりします。

和明さん
「家のアンプで作ったサウンドが、ライブハウスのアンプじゃ全然使えない…」なんて事態も。

2.プレイヤーの好み事情

また「自分の欲するサウンド」自体も、年々プレイヤーの好みに合わせて変わってくるものなので。
ホイホイと新しいアンプを買い換えられるような人でもない限り、アンプの購入はあんまりオススメの選択肢ではありません。

せっかく買ったアンプのサウンドに飽きてしまっては勿体ないです!

3.日本の住宅事情

更に、広々とした一軒家に住んでいるわけでもないので(笑)
やはり少しでも床を広く使いたいというのも、僕がベースアンプを購入しない理由の1つです。

あいつ等純粋に場所取るじゃないですか!
模様替えの時とか超重いじゃないですか!


練習用アンプを選ぶときの3つのポイント

とはいえ、やはりベーシストである以上「自宅にアンプが欲しい!」という方は多いはずです。

今回はステージに持ち込むことは考えず、自宅での練習に特化したアンプの選び方を考えてみたいと思います。

1.サイズ

基本的に音楽製品というのは日本の住宅事情なんて無視して作られています。

なので、自宅用には少しでも自分の部屋の広さに合ったサイズのものを厳選したいところ。

背の高い大型のキャビネットなんかをお部屋に置いてしまうと、圧迫感があって生活が窮屈になってしまいます。

なるべく背の低くて、横幅・奥行き共にコンパクトなモデルを選びましょう。

2.ヘッドホンアウト

夜間の練習の際に家族やご近所に迷惑をかけないよう、ヘッドホンアウトを備えたモデルを選択したいですね。

レコーディング用のオーディオインターフェイスにアンプからの出力を送ったりもできるので、ヘッドホンアウトがついていると何かと便利です。

3.AUXインプット

iPhoneからオケを流すときはもちろん、メトロノームのクリックをヘッドホンに送る際なんかにもAUXインプットがあると非常に役立ちます。

別途ミキサーに通す方法もあるんですけど。
少しでも配線をスマートに済ませたいならAUXインプットは必須になるでしょう。

オススメはVOX Pathfinder Bass 10

「安くて」「コンパクトで」「良いサウンド」というと、VOXのPathfinder Bass 10の名前が真っ先にあがってくると思います。

僕の生徒さんでも、Pathfinder Bass 10を使っている方は多いです。

ノブの軽さや低音の出力など、お値段相応かなと思ってしまう点もいくつか見受けられますが

「とりあえず練習用に今すぐ一台用意したい」

ということであれば、この子をお迎えしておけばまず間違いないでしょう。

もちろん、「ヘッドホンアウト」「AUXインプット」も搭載しています!

僕が買うならAmpeg BA-110

僕なら、そうですね。
AmpegのBA-110あたりをお迎えしたいところです。

紛れもないAmpegサウンドを自宅にお迎えできるのは、この上ない贅沢ですよ…!

サイズも小型なので、部屋の片隅に収納できるのも魅力です。

もちろん、BA-110もAUX IN搭載ヘッドホン出力に対応しているので個人練習でも真価を発揮してくれます。

まとめ

  • サイズ(小型)
  • ヘッドホンアウト搭載
  • AUX IN搭載

この辺りを意識して厳選してみると、快適な自宅練習を行えるアンプをお迎えすることができると思います。

アンプを通した音出しは本当に大切です。

生音で綺麗に弾けている自覚があっても、いざアンプを通すと全然音が伸びていなかったり、逆に全くミュートができていなかったり。

僕も、お手軽なのでついつい生音での練習をしてしまうんですけど。
やはりアンプを通した練習と比べてみると、仕上がりの荒さが目立ちます。

電気を通すことを前提に作られたエレキベース。
しっかりアンプ越しのサウンドで鳴らしてあげたいですね。


前半で紹介した「モニタースピーカー(ヘッドホン)」+「アンプシミュレーター」での練習も、コンパクトかつお手軽で非常にオススメです。

Ampeg SCR-DIには、なんと「ヘッドホンアウト」「AUX IN」も搭載されています。

「絶対練習用に作られただろ…」としか思えない完璧なプリアンプです(笑)

ぜひ参考にしてみてください!

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