こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。
お問い合わせフォームからの質問です。
「星野源さんの『うちで踊ろう』の弾き方を教えてください。よろしくお願いします。」いま巷で流行りのやつですね!演奏してみましたよ!!
アーティスト 星野源さんのInstagram(@iamgenhoshino)に「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」というメッセージと共に投稿された『うちで踊ろう』。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛要請を受けて、暇を持て余している世界中のミュージシャンたちがWeb上にコラボ動画を投稿しています。
僕は大泉洋さんとのコラボ動画が大好きです!
今回の記事は
「僕も弾いてみたい!」という方のヒントになるような演奏解説記事です。
「私もコラボしてみたい!」
これまでのBASS NOTEの内容をきちんと理解していれば、必ず演奏できるように仕上がっています。
星野源さんの「うちで踊ろう」の弾き方について
うちで踊ろうをベースで弾いてみた
こちらが僕が演奏してみたサンプル動画。
難しいことは抜きに、今までBASS NOTEに投稿してきた知識縛りで演奏してみました。
「初見で『この曲をやろうゼ!』と言われたら、僕ならこんな感じに弾くかな」というようなテーマです。
うちで踊ろうのコード進行
大まかなコードはこんな感じ。
1小節目・5小節目は4拍目の裏でコードチェンジするので注意!
歌詞で書くと
「とびらとじれば♪」
2小節目の頭でチェンジするわけじゃないので、それに合わせてベースラインを作ってあげましょう!
「たまにかさなり♪」
「とびらとじれば♪」
太字の部分でB7にコードチェンジします!
2小節目の頭でチェンジするわけじゃないので、それに合わせてベースラインを作ってあげましょう!
ChordWikiさんが「うちで踊ろう」のコード進行表を掲載してくれているので、参考にしてみてください!
コードをなぞった演奏をしてみよう
理論派ベーシスト育成計画のLv.1〜3が理解できていれば、僕の演奏を再現することができるはずです。
Check
コードトーンをなぞるような形でフレーズを作っているので、コードのルートから見た指板上の各度数を把握できていれば誰でも真似することができるようになっています!
また耳コピしやすいような飾り気のない音作りにしてあるので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください!
イントロのハーモニクスを真似してみたい人は、G弦・D弦の5フレットでハーモニクスを鳴らしてみましょう!
スラッシュコードについて
「Gadd9/B」「F/G」など、楽曲中の中に出てくるスラッシュコードについては「スラッシュコードの弾き方」の記事を参考にしてみてください。
例えば、サビ終わりの「重なり合うよ♪」のBaug/F。
ベースではFを演奏しています。
ベースではFを演奏しています。
これが理解できている人は大丈夫です!
うちで踊ろうを演奏する際の注意点
ドラムがいないのでビートを意識しよう!
ドラムがいない編成なので、しっかりビートを出してあげることを意識しましょう!
「上手いベースの基準とは?」の記事でチラッと触れています。
ドラムレスの場合は、うねうねと器用にベースラインを掻き回すよりもリズムがはっきり伝わるようなフレーズのほうが有効です!
音の長さを意識しよう!
ビート感を安定して供給できるように、演奏する音の長さを一定に保てるように気をつけましょう!
「ベースのグルーヴを鍛える!」の記事で、その練習方法を紹介しています。
ゴースト・ノートの多様に注意しよう!
リズムを強調したいからと言って、必要以上にゴーストノートを多様して楽曲の空気感を壊さないように注意しましょう!
これに関しては「ベースのゴーストノート多用は嫌われる!?」という記事で書いています。
合わせて参考にしてみてください。
テンポは源さんに合わせよう!
素材となる元の動画は、星野源さんが自宅でササッと収録してくださった動画です。
設備の整ったレコーディングスタジオで録音したわけではないので、当然テンポにも波があります。
ここは源さんに寄り添うように、ベーシストのほうから臨機応変に合わせてあげましょう。
「メンバーの演奏が走ったとき、ベースはキープ?合わせてあげるべき?」という記事で紹介しています。
対面の演奏ではないので、独りよがりにベースがリズムを維持しても源さんはGoing my wayです!
まとめ
世界中が「うちで踊ろう」に元気をもらえたと思います!
BASS NOTE読者の皆さんも、コラボ動画を投稿して一緒にSNS界隈を盛り上げましょう!