こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
我々ベーシストの存在意義、リズム感。
プレイヤーの皆さんは、日頃からちゃんとリズムトレーニングしてますか?
今回は、皆さんのリズム感がどの程度備わってるかを自己診断できる記事を用意しました。
どの程度までついてこれるか挑戦してみてください!
診断テストは「自分に嘘をつかない」「妥協しない!」「手を抜かない!」の3原則が大切!
さぁ、お手元にベースとメトロノームを用意してデュエルスタンバイ!
ベーシストのためのリズム感テスト
今回はこんな譜面を用意してみました。
リズムトレーニング向きのスラップのフレーズです。
コード進行はBm7-A-G△7-F#7。
自分の得意なフレーズで挑戦して頂いてもOKです!
BPM90〜110程度での診断に挑戦してみてください!
この記事ではBPM=100で進めていきます。
頭打ち
【レベル1】
普通の4分音符頭打ち。
2拍4拍打ち
【レベル1.5】
2拍4拍打ち。
いわゆる「スネアのタイミング打ち」です。
メトロノームは演奏BPMの50%に設定します。
(例: BPM=100で演奏する場合は、BPM=50に設定)
4拍に1回
【レベル2】
4拍に1度鳴らします。
何拍目でも演奏できれば完璧!
サンプルでは2拍目でクリックを鳴らしています。
メトロノームは演奏の25%に設定します。
(例: BPM=120で演奏する場合は、BPM=30に設定)
8分裏打ち
【レベル3】
よく言われる「裏拍」!
リズムトレーニングの基本になる鳴らし方です!
ベーシストとして脱初心者を名乗るなら、このくらいは出来るようになりたいところ!
3連の4つ割
【レベル5】
3連の4つ割。
クリックを付点4分音符の位置で鳴らします。
ここまで出来れば中級者!
メトロノームは演奏の66%ほど。
16分音符の4つ目
【レベル7】
16分音符の4つ目。
このあたりが上級者への入り口でしょうか。
頭打ちや裏打ちになってしまわないように注意しましょう!
16分音符の2つ目
【レベル7.5】
16分の2つ目。
付点8分
【レベルG級】
付点8分。
16分音符トレーニングの最終型です。
クリックは演奏の136%ほど。
まとめ
- リズム感はベーシストの命!
皆さんはどのレベルまでついてこれたでしょうか!
基準のBPMを変えて「どの程度のテンポまで安定するか」なんかも挑戦してみてください。
己の限界が見えてくると思います。
リズム感短期集中強化合宿
僕が実際に行っているリズム感強化のトレーニングメニューをまとめてみました。
今回の診断テストで
「悔しい!」
「もっとリズム感がよくなりたい…!」
と思った方は、ぜひ挑戦してみてください!
石村 順 リットーミュージック 2013-04-25