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初対面でも演奏できる!ベーシストのための初心者向けセッション講座!

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterのほうで要望の多かった、セッションについての記事です。

「初対面の人と即興でセッションできるようになろう!」

というのが今回の目標です。

初めて会った人との即興アドリブセッション、憧れますよね!
実は簡単な共通言語を1つ知っていれば、セッションは誰でもできるようになるんです。

みなさんも、この記事を読み終える頃には誰とでも即興でセッションができるようになるはず!

「アドリブなんてやったことないよ!」という方でも大丈夫です!
誰でも即興セッションができるようになる裏技を順序立てて伝授します!

和明さん
実はスケールをひとつ覚えるだけでOKなんです!


今回の記事では、初心者向けのセッションについてお話してみたいと思います。

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セッションって何を弾くの?

例えば。

「誰でも歓迎!」みたいなセッション会に参加した時に

「とりあえずワンオクの完全感覚Dreamerやろうぜ!」

なんて流れになるでしょうか。

否。断じて否。
90%以上の確率で、それはありません。

和明さん
偶然にも全員が弾ける!なんて場合も稀にあるんですけど(笑)


「じゃあ、セッションって何を弾くの?」


初対面の方とバーやスタジオで「ちょっとジャムってみようぜ!」なんて流れになった時には

  • 1コード
  • 3コードブルース
  • セッション定番曲

この辺りが鉄板中の鉄板になります。

とくに3コードブルースは世界共通言語です。

今回の記事では、最も汎用性の高い3コードのブルースに焦点を絞って解説していきます。

3コードブルースの例

映画「Back to the Future」の中でも、主人公のマーティが

“This is a blues riff in B. Watch me for the changes and try and keep up, okay?”
(Bのブルースをやるよ、様子見ながらテキトーに付いてきてね!)

とバンドメンバーに声をかけて、即興でJohnny B.Goodeを演奏するシーンがありますね。

あのセッションができたのは、Johnny B.Goodeが典型的な「3コードブルース」の構成だからです。

ブルースが弾けるのは、ミュージシャンとしては常識!

僕も初対面のメンバーと音出しをするときなんかは、やっぱりブルースが多いです。

そんなブルースについて勉強していきましょう。

和明さん
セッションの基本はブルース!

ちなみに映画BTTFのこのシーン、実際にはKey=B♭で演奏されています。

ブルースとは

ブルースとは、I度・IV度・V度で構成された12小節1回しで成り立っている曲のことを指します。

I度で4小節、IV度で2小節、I度で2小節、V度IV度I度に還って最後にV度


ずーーーっと、この進行を繰り返すのがブルースのセッションです。

和明さん
だ、大丈夫!
全然難しくないですよ!

次の項目でもっと分かりやすく解説しています!


2小節目にIV度に飛ぶ進行や、あちこちにII-V-Iの進行が混ざる形など、ブルースにもいろんなアレンジパターンがあるんですけど。

基盤になるのは、上記の構成のコード進行です。

この進行表を見て「………?」となってしまった方は、「理論派ベーシスト育成計画 Lv.4 指板を使ってダイアトニックコードを理解しよう」の記事をぜひ参考にしてみてください。

こんな感じで度数について詳しく説明しています。

Key=Aのブルース

今回はわかりやすいように、Key=Aとして書き直してみます。

弦楽器同士のセッションだと、開放弦を使えるので特に指定されやすいキーです。

こんな感じの表記になりました。
こういう雰囲気のサウンド、一度は聞いたことありますよね!

え、ないですか!

じゃあ今覚えてください!

和明さん
このコード進行を丸暗記しちゃいましょう!
この3コードで一生遊べます!


Key=Aのブルースはまさに世界標準言語なので、YouTube上にもセッション練習用のバッキングトラックが無数にアップされています。

和明さん
初対面の即興セッションでは定番中の定番ですね!

ブルースのリズムについて

演奏の練習の前に、少しだけブルースのリズムについて触れておきましょう。

ブルースは、基本的にはシャッフル系の跳ねたリズムでプレイされます。

動画サイトでバッキングトラックを探してみても、シャッフル系のものが多いんじゃないかなと思います。

ファンク・ブルース系だと16ビートになったり。
先ほどのJohnny B.Goodeのようなロックンロール系だと8ビートになったり。

その幅は多彩なので一概には言えないんですけど。

セッションに参加すると、やっぱりシャッフル系のリズムで演奏されることが圧倒的に多いです。

和明さん
ブルースはあらゆる音楽の起源にあたるジャンルなので、様々なリズム形態で演奏されます。

ブルースを一発で弾けるようになる裏技

「理論派ベーシスト育成計画」を事前にクリアしている方なら、上記のコード表を見ただけで一発で弾けるはず!
次の項目に進んで、バッキングトラックを聴きながら演奏の練習をしてみてください。

そうでない方は、裏技を使ってみましょう。

その名も

マイナーペンタトニックスケール

和明さん
とっても有名な万能スケールです。
皆さんは知っていますか?

Aマイナーペンタトニックスケール

どんな場面でも大体乗り切れちゃう魔法のスケールです。

とりあえずマイナーペンタ!

困ったらマイナーペンタ!

何が何でもマイナーペンタ!

一度使い方を覚えると、便利すぎて依存症になってしまう汎用スケール。
今回はこのマイナーペンタに頼ってみましょう。

和明さん
僕は、このマイナーペンタトニックスケールに2音足した強化版のスケールを愛用しています。

マイナーペンタ強化Ver.

こちらが僕が普段使っている「マイナーペンタ改」です。
「ブルーノートスケール」なんて呼ばれる代物です。

通常のマイナーペンタトニックスケールに

  • 差し支えのない2th
  • ♭5thのブルー・ノート

の2音を足した強化Ver.です。

マイナーペンタにこの2音を足すことで、とってもブルージーでお洒落な雰囲気を醸し出すことができるんです!

動画とセッションしてみよう!

和明さん
難しい話は抜き!実践で身につけましょう!

YouTubeのGuitare Improvisationさんのチャンネルから、Key=Aのブルースのバッキングをお借りしてきました。

上記の8音だけをテキトーに弾いてみましょう!

スケールを上下になぞるだけでも、音の順番を入れ替えてみても構いません。
オクターブ上の音を使ってみるのも、もちろんOKです!

12小節の流れが体に刻み込まれるまで、何周も練習を繰り返しましょう!

和明さん
この8音だけでも、めちゃくちゃかっこいいフレーズがたくさん作れますよ!

まとめ

  • 12小節のブルースの成り立ちを暗記しよう。
  • マイナーペンタトニックスケールを使えるようになろう。

セッションに必要な最低限の知識はこの2点!

フレットをズラして、どのキーでも対応できるようになれば最強ですね!

もちろん、Key=Aのブルース上で使えるスケールはマイナーペンタトニックだけではありません。
各コードに対応したコードトーンやスケールも演奏できます。

その辺りは「理論派ベーシスト育成計画」を攻略していただければ身についてくると思います!

和明さん
この記事の内容だけでもゴリ押しできるんですけど(笑)

いろいろ遊べたほうが楽しいですよね!


ちなみに。
セッションを終わるときは、12小節目のV度のあとにI度に解決してジャーンと終わらせるのが一般的です。

お決まりフレーズはこんな感じ。
一度は耳にしたことありますよね!


以上でセッション講座は終了になります。

困ったら、指定されたキーのマイナーペンタ1発で乗り切りましょう!


いや、もうホントにネタではなくて。
即興アドリブ、セッションの入り口はマイナーペンタトニックスケールです。

まずはバッキングトラックに合わせて、ペンタを弾けるようになりましょう!