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そもそもエフェクターって何?ギター用とベース用エフェクターの違いは?

エフェクターとは?

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

エフェクターって何ですか?

ベースの音を加工するための魔法の箱です!

エフェクターを通すことで、こんな感じの音作りもできちゃいます!

これベースの音なんですよ!

今回の記事では、エフェクターの基礎知識について勉強してみましょう!

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エフェクターとは?



ライブのステージで、アーティストの足元にこんな感じのゴチャゴチャした機材が置かれているのを見たことありませんか?

これが「エフェクター」と呼ばれる機材です。

音質を調整したり、音を加工したり。
その名の通りベースの音にエフェクトをかけるための装置になります。

和明さん

通すだけで、音がカッコよくなったり上手く聞こえたりしちゃう魔法の箱なのです…!

エフェクターの種類について

エフェクターボード
@tqkumibassさんのエフェクター



エフェクターボードは、自分の求める音に合わせて自分で個別にエフェクターを選んで組み上げていきます。

和明さん

ベーシストとしてのセンスの見せ所ですね!


メタル系の歪んだサウンドを作るためのエフェクターや、

バッキバキの金属音MAXなスラップのサウンドを得るためのエフェクター。

ほかにもカラオケのリバーヴやエコーのような効果など、様々なエフェクターが存在します。


闇の魔導書 初号機換装仕様

僕のメインシステム「魔導書」にも、エフェクターが組み込まれています!

エフェクターの使い方

アン直のベース

これが通常の「アンプ直」の接続の状態です。
いちばん馴染みのある繋ぎ方だと思います。

エフェクターを通したベース

そして、こちらがエフェクターを接続した状態。

ベースとアンプの間に、エフェクターをはさみます。

和明さん

この場合だと、2本のシールドを使うことになります!

◆ベースからエフェクターまでで1本。
◆エフェクターからアンプまでもう1本。


エフェクトをONにする

エフェクターをオンにすると、エフェクトの効果が付加された状態の音がアンプから出力されることになります。

和明さん

エフェクターのオン・オフは、ペダルを踏むことで演奏中に切り替えることができます! 


いくつ繋いでもOK!

エフェクターは、好きな数だけ自由に接続することができます!

和明さん


エフェクター同士は「パッチケーブル」と呼ばれる短いシールドで接続します!

エフェクターには電源が必要

エフェクターを使用する際には、別途電源が必要になります。

パワーサプライ

パワーサプライと呼ばれる電源供給機を使用したり。

DCアダプタ

単体ならば、DCアダプターで接続したり。

9V電池

エフェクターに9V電池を入れる

だいたいのエフェクターは、電池を使用することもできます。

和明さん

大量のエフェクターを使用する場合には、パワーサプライによる電源供給が一般的ですね!


ギター用エフェクターとベース用エフェクターの違い

エフェクターには、

  • ギター用のモデル
  • ベース用のモデル
  • 兼用可能のモデル

があります。

基本的には、ギター用のエフェクターをベースに使用しようがその逆だろうが、なんにも問題はないんですけど。

一応「ベース用」というエフェクターは存在します。

僕が愛用しているものだと、XoticのBass RC Boosterとかネ。

いったい何が「ベース用」なのでしょうか。

帯域がベースに最適化されている

BOSS / GE-7

例えば、上のエフェクターはギター用のイコライザ「BOSS / GE-7」です。

BOSS / GEB-7

そして、こちらはベース用のイコライザ「BOSS / GEB-7」です。


見た目おなじやん!!
型番にベース(Bass)のBがついただけです。

何が「ベース用」なのか、わかりますか?

ベース用「GEB-7」

BOSS / GEB-7

じゃじゃん。
答えは対応している周波数です。

ベース用は、サブウーファーの音域である50Hzから用意されています。
その上はベースの音色に大きく関わる重要な部分、120Hz,400Hz,500Hzを細かくカバー!

まさにベースに最適化された設計になっています。

ギター用「GE-7」

BOSS / GE-7

ギター用は最低が100Hzから。
高音域は3.2kHz,6.4kHzと、歪んだギターのジャリジャリ具合に関わってくる音域に対応しています。

和明さん

ベース用エフェクターは、ベースで使ったときに一番美味しい音がでるように最適化されているんですね!

音痩せ対策がされている

もう1点、ベース用エフェクターの特徴を紹介します。
ベーシストの宿敵「音痩せ」についてです。

ベース用のエフェクターには、基本的には音痩せ対策の機能がついています。

BOSS / OD-3

例えば、こちらはギター用のオーバードライブ「BOSS / OD-3」

BOSS / ODB-3

そして、こちらはベース版の「BOSS / ODB-3」
Red Hot Chili PeppersのFlea氏が愛用していることで有名な歪みペダルです。


BOSS / ODB-3

この2つのエフェクターの最大の違いは、「BALANCE」ノブです。
ベース用のペダルには、DRY(原音)をミックスして出力するためのつまみがついています。

BALANCEノブの使い方

歪み系のペダルというのは、通すと音が細くなる傾向にあります。
太い音が好まれるベースにとって、音が細くなってしまうのは致命的です。

そこでBALANCEノブを使います!

これは、

  • DRY(エフェクトのかかっていない原音)
  • OD(オーバードライブがかかった音)

という2つの音のバランスを調整するためのパラメータです。

つまりベース用のエフェクターは、歪んだ音と、歪んでいない太い原音を同時に出力することができる設計になっているんです!

原音をしっかり混ぜてあげれば、音痩せ対策はバッチリです!
歪んでいない太い状態の原音を混ぜて出力することで、音の芯を残しつつもカッコよく尖った音を再現することができるんですね。

「BALANCEノブ」や「BLENDノブ」は、多くのベース用エフェクターに採用されています。

とくにエフェクトをかけるもモヤモヤしやすいリバーヴ系のエフェクターには、原音を混ぜるためのパラメータがついていることが多いです。

和明さん

原音とエフェクト音のバランス調整が、上手にエフェクターを使用するためのポイントになります!

バランス調整に使えるX-Blender

ベースの音痩せ対策にXotic X-Blender

どんなエフェクターにもバランス調整機能をつけられる魔法のエフェクター、Xotic社のX-Blenderについての紹介記事です。

「原音を混ぜるノブがついていないエフェクターを使いたいけど、なんだかベースの音痩せが気になる…」という悩みにぶつかったときには、ぜひこちらの記事のことを思い出してください…!

ギター用をベースで使うと壊れる?

大丈夫!

「ギター用のエフェクターをベースで使うと壊れますか?」

という問い合わせをよく頂きます。

安心してください!
壊れません!

帯域のお話で説明したように、最適化されている周波数が違うので思うとおりの効果が得られないという可能性はありますが。

「壊れて使えなくなる」というようなコトはありません。

和明さん

思わぬカッコいい音が作れることもあるので、いろいろ試してみましょう!


僕自身も、大がかりなステージのツアーがあるときなんかにはBOSS GT-10を愛用しています。

和明さん

GT-10はギター専用のプロ仕様マルチエフェクターです!

コンパクトエフェクターとマルチエフェクターについて

コンパクトエフェクターとマルチエフェクター

エフェクターには

  • 「コンパクトエフェクター」
  • 「マルチエフェクター」

と呼ばれる2種類のエフェクターが存在します。

コンパクトエフェクター

1つの筐体につき1つのエフェクト(効果)が使えるタイプのエフェクターです。

コンパクトエフェクターを揃えることで、好みの音色を細かく組み合わせることができます。

マルチエフェクター

あらゆる種類のエフェクターが1つのボディに組み込まれているタイプのエフェクターです。

コンピューター制御で、内蔵されているエフェクトを自由に呼び出したり並び替えたりすることができます。

まとめ

エフェクターボード
@OKAMORIRAさんのエフェクター



エフェクターの醍醐味は音色だけではありません。
機能を追求するだけではなく、美術品としてコレクションするのも良いでしょう!

Vivieさんのエフェクターなんて、とってもステキ!

和明さん

ミュージシャンとしてのこだわりが出るポイントですね…!


世の中には数えきれないほどのエフェクターが存在します。
自分で回路を組んで作り上げる「自作エフェクター」を愛用しているミュージシャンもたくさんいます。

たくさんリサーチして、自分のお気に入りのエフェクターを見つけてみてください!


次回の記事では、エフェクターの選び方について解説していきます!