こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。
Twitterからの質問です。
Question
初めてエフェクターを買おうと思っています。何を買えばいいですか?
Answer
0Bを買っておけば一生使えます!
ベースの演奏にも慣れてきて、いよいよエフェクターデビュー!
とはいえ、最初の一つ目のエフェクターは何を買えばいいのか迷ってしまいますよね。
ドキドキ、ワクワクのmy new gear…。
今回の記事では、エフェクターの選び方についてお話してみたいと思います。
ベース用エフェクターの選び方
そもそもエフェクターとは
エフェクターに関する基礎知識は「そもそもエフェクターって何?」という記事で詳しく解説しています!
かんたんにまとめると、ベースとアンプの間に挟んでベースの音色(おんしょく)を変化させるための機材をエフェクターと言います。
エフェクターを通すことで、こんな感じの音作りもできちゃいます!
エフェクターを選ぶコツ
エフェクターを選ぶときに大切なのは、理想のゴールを明確にすることです。「どんな音色を目指しているのか」
自分の理想像が明確だと、それだけ的確にエフェクターを選ぶことができます。
とにかくエフェクターは種類が多いので、「選ぶための基準」「道しるべ」を自分でしっかりとを定めてあげることが大切です!
エフェクターを選ぶ方法
僕が普段エフェクターを選ぶ手順はこんな感じ。- ①欲しい音色を明確にする。
(ディストーション・コーラスなど) - ②そのジャンルのエフェクターを片っ端からリサーチ。
- ③気になったエフェクターのデモ動画をチェック。
一般的には
「店頭で実際に試奏したうえで購入しましょう!」というのがオススメな方法だと思うんですけど。
――じつは僕は、人生で一度も「お店で試奏してエフェクターを購入」ということをしたことがありません。
すべてネット通販です。
だって面倒くさいじゃないですか……。
もちろん、楽器屋さんで実際に触って確かめるのが一番失敗しない購入方法であることに間違いはありません!
もちろん、楽器屋さんで実際に触って確かめるのが一番失敗しない購入方法であることに間違いはありません!
デモ動画を見よう
そんな僕がオススメする情報収集の方法は、ズバリ「エフェクターのデモ演奏動画のチェック」です。
YouTubeなどの動画投稿サイトで、エフェクター名で検索するとたくさん動画がでてきます。
例えば、こちらはMXR / M80 Bass D.I. +のデモ演奏動画。
こっちははXotic / Bass RC Boosterのデモ演奏動画です。
エフェクターの性能のイメージは、かなり細かい部分まで掴めるのではないでしょうか。
情報量としては十分ですよね!
僕はネットの情報を頼りにエフェクターを購入し続けていますが、失敗した経験は一度もありません!
初心者ベーシストが最初に買うべきオススメのエフェクター
「初心者ベーシストはコンプから!」とか「まずはプリアンプから!」とか言われますけど。
BASS NOTEからは、その選択肢はオススメできません。
前半にお話した内容の繰り返しになるんですけども。
そもそも、エフェクターというのは「自分が出したい音の理想像」が定まっていないと購入できません。
自分が出したい音の理想像に合わせて、足し算で付け足していくのがエフェクターです。
エフェクターを噛ますことでどんな音色に変わるのか。
どのパラメータを操作することで、どのような効果が得られるのか。
それが感覚的に分かっていない状態でコンプレッサーやプリアンプを購入してもほぼほぼ失敗します。
目新しい変化に驚いて一時的に気に入っても、必ず使わなくなります。
エフェクターをバラ売りの絵の具だと考えてみてください。
「海の絵が描きたい!」というゴールが定まっているからこそ、青色の絵の具を買いにいくと思います。
音作りもそれと同じです!
ZOOM MS-60B
そこで、僕がオススメするのがZOOMのMS-60Bです。
コンパクトエフェクター1台ぶんの値段で、142種類のエフェクトを搭載したモンスターマシン!
エフェクターの基本的な音色の変化や、ステータスの触り方、組み合わせによる効果などを勉強するためには、十分すぎるスペックのマルチエフェクターです。
しかも、MS-60Bに搭載されているエフェクトはプロの現場でも十分に通用するほどの高品質なモデリングエフェクトです。
僕の普段の音作りは、このMS-60Bひとつで完結させています。
コスパも性能も申し分なし!
最初の1台目としては、まさにベストな選択のエフェクターではないでしょうか!
一生相棒として使えるようなハイクオリティなマルチエフェクターです!
お気に入りすぎて、僕は通常カラーと限定カラーの2台持ち…!
エフェクターの選び方 まとめ
Point
- 自分が出したい理想の音を定める。
- Web上の使用レビューや動画を頼りに購入を検討する。
漠然と「なんか評判のいいエフェクター」を買い揃えていても、なかなか理想の音を出せるようにはなりません。
自分の芯をしっかりと持って、エフェクター選びに励みましょう!