【MS-60B】どこよりも分かりやすいZOOMマルチストンプ徹底レビュー

MS-60B

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

今回は、僕の所有機材の中でも群を抜いて使用頻度の高いマルチエフェクターを紹介します。

「ZOOM MS-60B」

ZOOMから発売されているマルチストンプシリーズ。
その中のベースに特化したMS-60Bと呼ばれるモデルです。

2012年8月に発売された商品なので、詳しい説明はGoogleで探せばいくらでも出てくると思います(笑)

なので。
今回の記事では「どこよりもわかりやすく!」をテーマに、その魅力をお伝えしたいと思います。

スポンサーリンク

そもそもマルチストンプとは

面倒臭いことは言いません!

ずばりマルチストンプとは

コンパクトエフェクターサイズのマルチエフェクター

なのであります。

マルチエフェクターらしく、USB接続でファームウェアのアップデートも可能。

このアップデートによって、2017年11月現在MS-60B(v2.00)では全部で142種類ものエフェクトが使用可能となっています。

和明さん
1万円以下で142種類ものエフェクトが使える、コスパ最強マシンなのです…!

ちなみにiOSとBluetoothで接続できるMS-100BTではトータルで216種類ものエフェクトが使用できます。
100(標準搭載)+116(アプリから無料ダウンロード可能)
>>ZOOM MS-100BT

ZOOM MS-60Bのスペック

演奏屋さんが気になりそうな部分だけをピックアップして載せてみましょう。

MS-60Bの駆動時間

単3電池2本で7時間駆動可能。
大事なライブの前に交換する癖をつけておけば、本番中に電池が切れることはまずありません。

安心ですね!

電池が危ういときは、ちゃんと警告を表示してくれます。
警告が出てからも結構粘ってくれる頑張り屋さんです。

もちろんACアダプタからの電源供給も可能です。

和明さん
エフェクターボードに組み込む時はパワーサプライから給電するので、電池切れの心配はありませんね!

僕はMS-60Bを単体で持ち歩くことも多いので、アダプタは必須です。

チューナー

チューナー機能も当然付いています。

ペダル長押しでチューニングモードになります。

チューニング中は

  • エフェクトのバイパス音を出す
  • ミュートする

設定で切り替えることができます。

痒いところに手が届く細かい設定機能が嬉しいですね。

エフェクト

●一度につきエフェクターを最大4つまでをつなげて使用することができます。

例:1.コンプ→2.イコライザ→3.オーバードライヴ→4.アンプシミュレーター
※処理の重いエフェクトは3つまでだったりします。

 

例:1.コンプ→2.コーラス→3.ディレイ→4.リバーヴ

もちろんエフェクターの順番は自由に移動することができます。
▶︎ベースのエフェクターをつなげる順番は?

和明さん
エフェクター1つぶんのスペースで、4台ぶん接続している扱いになります。


●エフェクターのパラメータは、それぞれ1つずつ独立して調整可能です。


●パッチバンクは全部で50ページ分です。

和明さん
音作りしたデータを保存しておけるメモリのことをパッチと言います。


●繋げたエフェクターの個々のon/offはもちろん、演奏中にパッチを切り替えることも可能です。

※個別にon/offできるのは、画面に表示されているエフェクターのみになります。

音質

ベーシストの天敵、「音痩せ」はほとんど感じられない脅威の音質。

ただ、ZOOM独特の「デジタルに再現された歪み」とか「電気臭いリバーヴ」とか、そういうものにアレルギー反応を起こす方にはオススメできないかも。

僕はデジタル音云々は微塵も気にしないので、大満足な音質だと思っています。

和明さん
十分アナログっぽいサウンドをモデリングしてくれていると思います!

操作性

操作はとっても簡単。

パラメータを調整するノブが3つ。
それぞれ押し込み可能なボタンになっています。

画面に「EXIT」とか「PAGE」とか、アサインされている機能が表示されるので、操作には困りません。

繋げるエフェクターを決める縦ボタン。
エフェクターのページをめくる横ボタン。

そして決定の真ん中のボタン。
エフェクターのon/offもこの中央のボタンで切り替えることができます。

総じて操作はとっても簡単で、説明書なんて必要ないくらい直感的に操作することができます。

和明さん
画面に説明が表示されるので、操作に迷うことはありません!


マルチストンプのコスパと利便性

序盤でもお話しましたが、とにかくコスパが素晴らしいんです。

EBS MULTICOMP

TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI

BOSS ODB-3

BOSS LS-2

などなど。

こういう大量のエフェクターを手のひらサイズに詰め込んだ驚異のマシン。
それがMS-60Bです。

ベーシストなら誰もが憧れる高級DI、AVALON DESIGN U5のサウンドまで搭載されています。

あの大きな筐体がこの手のひらサイズに!
素晴らしいの一言です。

  • スタジオでの咄嗟の音作りに。
  • 演奏に手軽に一味加えたい時に。
  • エフェクター買い揃えの節約に。
  • ボードの幅の軽減に。

その全てに応えてくれる最強のマルチエフェクターです。

和明さん
これ全部揃えようとしたら何百万もかかりますよ…!

MS-60Bのモデリング技術

モデリングのクオリティは「さすがはZOOM!」と言ったところで、

「あぁ、これは紛れもなくダイナコンプのかかり具合や…!」

と、実際にその筐体を持っている人に聞いてもらっても満足してもらえるような再現率です。
▶︎モデリング技術の再現検証実験の記事はこちら。

和明さん
あまりに再現率が高いので、僕は手持ちのコンパクトエフェクターをいくつか手放しちゃいました(笑)


セッティングによる可能性は無限大

マルチストンプ一台あれば、セッティング次第ではこんな音作りもできちゃいます。


フレットレスベースの音を再現する「DEFRET(デフレッター)」に関する記事も公開しているので、興味がある方はぜひ合わせて読んでみて下さい。
▶︎【デフレッター】フレットレスの音を再現するエフェクターを試してみた

和明さん
通常のサウンドメイクはもちろん、飛び道具的な使い方もできますね!

MS-60B最大の魅力

何よりもMS-60Bは小さくて軽いのが素晴らしい。

僕は本命のマルチエフェクターとして、BOSSのGT-10を所有しています。

ギタリストのSUGIZOさんがこれ一台で世界を股にかけたような最強のマルチエフェクターです。

…持ってるんですけど、使ってないです。

これね。重いんですよ。
約5kgもあるんですよ。
米かよ。

そしてデカいんですよ。
横幅542mmに縦幅272mm。
A4用紙2枚分ですよ。


…んなもん気軽に持ち歩けるか!


かたやマルチストンプは楽器ケースのポケットにころんと入れて持ち運べるサイズ。
マルチストンプを買ってから、GT-10の出る幕はなくなりました。

これが利便性ですよ。
我々演奏屋たる者、常に取り回しの良さを意識すべし!

サッとセッティングして、
ササッと演奏して、
サササッと撤収できる。

そのフットワークの軽さこそが正義です。

和明さん
スマートでいることって本当に大切!!

MS-60Bの欠点

一応、欠点も書いておきましょう。

これは他のコンパクトエフェクターでも割と同じだと思うんですけど…。
この万能マシンの欠点は、本体にON/OFFスイッチがないことです。

プラグを挿すとONに。


プラグを抜くとOFFになります。


つまり、システムに組み込んだ時はONになりっぱなしになります。

それこそ、ボードに組み込むときはアダプターから電源を取るので関係ないんですけどね。

あ、あとコレは本当に個人的な話になるんですけど。
ルーパーが搭載されていないのがすごく残念。
ソロパフォーマンスの多い僕にとっては、本当にこれだけが唯一の欠点です。

ほとんどのベーシストさんには関係のないお話ですね。
ライブでルーパー踏んだりしませんよね(笑)
▶︎BOSSのループステーション

和明さん
ほぼ弱点なし!!

まとめ

  • 軽くて小さい!コンパクト!
  • 安い!コスパ最強!
  • 使い方簡単!直感的な操作性!
  • モデリング技術凄い!音良い!

とにかく「取り回しの良さ」に特化したマルチストンプ。
これ一台持っておけば、音色に関する悩みの8割は解決してもらえると思います。

手にした瞬間に「なんでもっと早く買わなかったんだろう…」と後悔すること間違いなし!

単体のコンパクトエフェクターとして使っても素晴らしいコスパを発揮します。

かけだしの初心者さんはもちろん、プロの現場でも大活躍!

ZOOM MS-60B、オススメです!




もちろんギター版も発売されています。

スポンサーリンク




シェアする