【デフレッター】フレットレスの音を再現するエフェクターを試してみた

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

「フレットのあるベースでフレットレスの音を再現する方法はありますか?」

フレッテッドの楽器でフレットレスの音色を再現しようと試行錯誤するのは、ある種のベーシストの登竜門のようなものでしょう。

僕も何度か試しては挫折した経験があります(笑)
そして、ついに成功しました。

世の中には、スイッチ1つでフレッテッドとフレットレスを切り替える(フレットを引っ込める)楽器とか。


他にも、ブリッジ側でフレットレスの音色を再現するシステムとか。

知る人ぞ知る面白いモノがたくさんあります。

しかし、どれも希少でお値段も張るので簡単には手に入りません。

身近でお手軽に手に入るモノで、フレットレスの音を再現してみよう!
というのが、今回の記事のテーマです。

それでは早速試してみましょう。

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MS-60Bでフレットレスを再現してみよう

Defret

今回使用するのは、ZOOM MS-60Bに搭載されたDefret(デフレット)というエフェクター。

これこそが「フレットのあるベースでフレットレスベースの音色を再現するエフェクター」です。

正直、現存するフィルター系のエフェクターは実戦で使えるモノはあまり多くありません。

しかし!
このDefret(以下:デフレッター)はその辺のお遊び系エフェクターとはワケが違います。

「ただハイを落としてアタックを殺すだけの代物」とは次元が違うZOOMのデフレッター。
ちゃんと暖かいフレットレスのサウンドを計算処理して再現してくれます。


※再生まで1秒ほど時間があります。

どうですか、ちゃんとフレットレスのサウンドでしょう!   

デフレッター単体で使うと、耳の肥えた人には薄くかけたオートワウみたいに聴こえてしまうんですけど。

他のプリアンプやエフェクターを併用することで、その真価を発揮します。
詳しくは記事の後半でサンプル音源と一緒に解説します。

実際に現場で使ってみて「あれ、フレットレスにしたの?」と声をかけて頂いたこともあります。

もうね、心の中で今世紀最大級のどや顔ですよ。
普段の自分の楽器がフレットレスとして通用することが証明されたわけですから、大勝利です。

Defretのパラメーターについて

デフレッターの調整項目は全部で4種類

  • Sense: 感度
  • Color: クセの強さ
  • Level: 音量
  • Tone: 明るさ

SenseとToneは低めに、Colorを高めにしてやると、かなりフレットレスっぽくなります。


フレットレスの音を再現してみる

こちらが完成した音色です。


※再生まで1秒ほど時間があります。

どうですか!
どうですか!!

フレットレスっぽいでしょ?
いつもの演奏動画と比べて、どうですか!

とてもバキバキ・ブリブリな音色で有名なG&Lのベースとは思えないでしょう!

とくに注目してほしいのは、スライドのこの感じ。


※再生まで1秒ほど時間があります。

どうですか!
フレットレスベース特有の「ぅおん」とした感じがしっかり再現されていると思いませんか!

デフレッター単体で使用すると低音がヘタに膨れ上がってボワボワしてしまうので、今回は後ろにMXRのM80 Bass D.I. +のモデリングを噛ませて音を引き締めています。

さらにフレットレス特有のピッチの不安定さを再現するためにコーラス系のエフェクターなんかを合わせて使用してあげると、かなりそれっぽくなります。

低音域での演奏はこんな感じになります。


※再生まで1秒ほど時間があります。

凄くうぉんうぉんしてると思いませんか…!

まとめ

今回はデフレッターの効果を分かりやすくお伝えするためにベース一本の音源を公開していますが。
アンサンブルの中で演奏すると、ますますフレットレスっぽく聴こえてきます。

デフレッターは、僕のフラットワウンド弦とも相性抜群でした。
▶︎【D’Addario ECB80】ダダリオ製フラットワウンド弦レビュー

お手元の愛機でフレットレスベースの音色を再現してみたい方、MS-60Bのデフレッターで是非お試しあれ!

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