ベース用マルチエフェクター徹底比較! MS-60Bが最強な理由

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こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

今回のテーマは

Theme

「ベース用マルチエフェクターの比較」
です。
人気の3機種を比較して、ZOOMのマルチストンプMS-60Bが如何に優れているかを解説します!


「それ一台でなんでもOK!」ということが売りのマルチエフェクター。
その圧倒的なコストパフォーマンスの良さから「初心者はまずはマルチから!」なんて言われることも。
みんな大好き「SOUND HOUSE」さんでのランキングはこんな感じ。
ベース用マルチエフェクター
売上ランキング
 
ZOOM MS-60B
【1位】ZOOM MS-60B
 
ZOOM B3n
【2位】ZOOM B3n
 
BOSS GT-1B
【3位】BOSS GT-1B
ベース専用のマルチエフェクターとなると選択肢が多いわけではないので、自ずとこの三択に絞られてきます。
和明さん
ベース用マルチエフェクターの購入を検討したときに、必ず名前を目にする3機種だと思います!
先に結論を書くと、僕のオススメは断トツで1位のZOOM MS-60B!
今回の記事では、独断と偏見から導き出したその理由について書いてみようと思います。

ベース用マルチエフェクター3種類

まずは今回エントリーしている3機種を確認しておきましょう。

3位 BOSS/GT-1B

2位 ZOOM B3n

1位 ZOOM MS-60B

ベース用マルチエフェクターの比較

各スペックを比較しながら、3種類の中でMS-60Bが如何に優れているかを解説していきます。

軽量!コンパクト!

まず、何よりも伝えたいのはMS-60Bの取り回しの良さ!

重量

重量から見ていきましょう。
  • GT-1B: 1.3Kg
  • B3n: 1.28kg
  • MS-60B: 350g
MS-60Bの重さは、なんと他の2機種と比べると1/3!
マルチエフェクターとしては超軽量型です。
和明さん
少しでも機材の重量を減らしたい我々演奏屋さんにとっては、この軽さは本当にありがたい限りです…!
ZOOM MS-60B Black Limited
※Black Limitedモデル
軽量なのに、開封した瞬間から高級感溢れるアルミボディ。
美しい。

サイズ

続いてサイズ感。
  • GT-1B: D152 x W305 x H56 mm
  • B3n: D181 x W234 x H58 mm
  • MS-60B: D130.3 x W77.5 x H58.5 mm
MS-60Bは小型な手のひらサイズ!

MS-60Bは手のひらサイズ
ストンプ1台分のスペースで、4台分の力をフル稼働させてくれます。

魔導書mk-II
和明さん
人気シリーズ「魔導書」が完成したのも、MS-60Bが軽量・コンパクト設計だったおかげです。
MS-60Bは卓上スタンドとも相性抜群。
自宅での練習はMS-60B一台で完結!

という方は、スタンドを使用することでお洒落に運用できます。
液晶画面が持ち上がるので、視認性も向上!

大型のマルチエフェクターの罠

僕も多機能・高性能の大型マルチエフェクターを持っているんですけど、MS-60Bを手に入れてから数年間一度も起動していません。
…高かったのに。

でかい。
重い。
その2つが諸悪の根源。
どんなに高性能でも、使い勝手が悪ければお蔵入りです。
和明さん
重い機材をスタジオやライブハウスまで運ぶのが億劫で仕方ない…!
「大型のエフェクターボードを組んだけど、結局MS-60Bしか使ってない」
こんなプレイヤーが僕の周りにもたくさん居ます。
和明さん
やっぱり軽い・小さいは正義です!!

コストパフォーマンス

各筐体の価格と搭載エフェクト数から、コスパを計算してみましょう。
  • GT-1B:
    価格¥20,000 エフェクト90種類
  • B3n:
    価格¥16,800 エフェクト80種類
  • MS-60B:
    価格¥ 7,180 エフェクト142種類
GT-1Bは1エフェクトあたり222円なのに対して、MS-60Bは1エフェクトあたり50円!
どうですか、この圧倒的なコスパの良さ。
文句無いでしょう!
和明さん
多彩なエフェクトを駆使すると、MS-60B一台でこんな音作りもできちゃいます!

同時使用数

マルチエフェクターは、一度に同時に使用できるエフェクトの数に限りがあります。
  • GT-1B: 9つ
  • B3n: 7つ
  • MS-60B: 4つ
MS-60Bは、同時に使用できるエフェクト数が4つまで。
このラインナップの中では最も少ないんです。

この制限がメリットです。
繋げるエフェクターが多ければ多いほど、制御しなければならないパラメータが増えます。
つまり、エフェクターの数が増えるとその分だけ音作りが難解になっていきます。
和明さん
選択肢の少なさは、時としてて有利に働くんです。
少ない操作で目的のエフェクトを操作できるのも大きなメリットです。
マルチエフェクターを制御するには
  1. 目的のエフェクトを表示させる動作
  2. エフェクトのパラメータの操作
という2段階の操作が必要になります。
同時に接続できるエフェクトが4つに制限されているぶん、目的のエフェクターまでのアクセスが簡単になります。
このスマートでスピーディな操作性が、バタバタするプロの現場でも大活躍!

控えめに言って素晴らしい。

まとめ

  • 軽量
  • コンパクト
  • コスパ最強
  • スピーディ
これだけ揃っていて、他に何を要求しようというのでしょう!

欠点のないマシンなので、我が家では仕事用とプライベート用の2台を運用しています。

数多くのアーティストの足元を支えるZOOM MS-60B。
心からオススメします!