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ベースの演奏中には頭の中で何を考えているの?

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

「演奏している時って、頭の中でどんなことを考えているんですか?」

大御所さんに同じ質問をすると大抵「何も考えてないよ〜(笑)」なんて答えが返ってくるんですけど。
僕の場合は一応色々考えてます。

今回の記事では、演奏中の頭の中についてお話してみたいと思います。

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演奏中の頭の中

曲の構成だったり、コードの音だったり。
そういう理論的なことが半分を占めています。

リズムやテンポに関しては、実は二の次であんまり考えていなかったり。

リズムよりも、お客さんの顔を重視して見てます。
誰かの笑顔が見たくて音楽の世界に入ったので、これは逃せません。

あとは頭の片隅のほうで「このあと打ち上げで何食べようとかなー」みたいなテキトーなことを考えていたり(笑)

1.理論的なこと

曲の構成と演奏位置

まず、気を逸らしてもロストしない程度に、最低限の曲の構成と演奏位置を頭の奥の方で思い描いています。

「1コーラス目のBメロの2周目…」

みたいな感じで。

楽曲の構成を分析できる力があると、その場で軽いアドリブなんかを入れても曲の流れを見失わずに演奏を続けることができます。

指板上の度数

次に指板です。
小節のコードのルート音を基準に、頭の中で指板上に度数を展開しています。

使えるスケールやフレーズを認識するためですね。
最低限1ポジションぶん(人差し指・中指・薬指・小指の4フレットぶん)+上下1フレットずつ全部で6フレット幅は認識できるようになると、かなり余裕を持ってフレーズを構成することができるようになってきます。

4弦ルートだとこんな感じ。

基礎練集中も、本番の演奏中も、この度数だけは常に見えるようになると良いですね。

「どういう条件だから、この度数の音を使える」

という理由付けを頭の中で描けるようになると、演奏に説得力が出ます。
▶︎上手いベーシストは必ず答えられる!?自分の音使いに責任を持とう!

和明さん
和明さん

アイアンマン風の演奏中のイメージ

こんな感じで見えています。

2.観客の反応

理論の次に、お客さんの顔を見てます。

あの最前の人はいつも来てくれる人だな、とか。
この人すっごく楽しそうに聞いてくれてるな、とか。
あの子可愛いな、とか。

しっかり聴いてくれている人には「あなたに届けー!」と思いながら演奏しています。

逆に、身体が揺れていない人を見つけると

「これでもか!これでもか!」

とノリを強調させたりします。

お客さんをノリノリにさせられないのはベーシストの責任です。

場の空気を読み取れるようになる必要があるのは、ステージの中も外も同じですね。

3.リズム・テンポ

ここでやっとリズムの話です。

リズムについて本気で集中するのは、曲の始めの4カウントくらいです。
残りはその場の雰囲気に身を任せます(笑)

自分の中でリズムのグリッドを考えてるというより、周りのメンバーに対する神経を研ぎ澄ませています。
他の楽器の刻みや、他の奏者とのアイコンタクトなどなど。

もちろん、無意識のうちに正確なリズムが取れていることが最低条件ですけど。


4.その他

あとは、頭の片隅で全然音楽に関係ないこと考えたりしてます。
Twitterで見かけた可愛い猫ちゃんの動画を思い出したりとかネ。

曲中のフィルやベースソロの間も

「さぁソロだぞ!」

なんて意気込むこともなく、淡々とハリネズミがよちよち歩いてある姿を思い浮かべながら弾いています。

よく言えば平常心の維持、悪く言えば集中力の欠落です(笑)

まとめ

ガチガチに演奏のことだけを全力で考えてる人もいるだろうし、反対に何にも考えずにふわふわと演奏している人もいるでしょう。

楽曲を暗譜している場合と、楽譜を見ながら演奏する場合でも変わってきます。

いずれにしても、どんな場面にも対応できる理論的な知識と、余裕を持って周りを見ることができるだけの日頃の練習が必要です。

練習は己を裏切りません。
より頭の中をクリアに保って演奏するためにも、日頃の努力の積み重ねが大切ですね。

「右手と左手はどんな感じで意識しているの?」という質問もいただいたので、こちらも記事にしてあります。
参考にしてみてください。
▶︎別々に意識している?ベースを弾くときの両手の意識の割合について

以上、僕の演奏中の脳内についてでした。