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【音楽理論って必要?】初心者向け!理論が分かると何ができるようになるの?

音楽理論って必要ですか

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

Question

「ベーシストに音楽理論って必要ですか? 理論を勉強すると、具体的に何が出来るようになるんですか?」

Answer

必ずしも必要ではないけど、理論を知っているとめちゃくちゃ便利!
アレンジの幅が広がったり、即興でアドリブ演奏ができるようになります!

「なんかよく分からないもの」
「自分とは無縁の代物」

そんなイメージの強い音楽理論。
読者の皆さんの中にも、今まで理論の世界を避けてきた人はたくさん居るのではないでしょうか。

一方で、僕は音楽理論が楽しくて大好きだから音楽を続けている人間です。

この世に音楽理論がなかったら、楽器の先生になんてならなかったと思います。

和明さん

そもそも楽器を続けてすらいなかったかも。

今回の記事では「音楽理論って必要なの?」ということについて解説していきます。

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そもそも音楽理論とは

音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。 クラシック音楽といった西洋音楽の基礎的理論は楽典としてまとめられ、音楽教育に用いられる。

Wikipediaより
和明さん

かんたんに言うと、音楽理論とは音楽の構造を分析するための公式!

音楽理論の入り口

例えば、こちらの楽曲。
どうしてエスニックでアジアンテイストな雰囲気に仕上がっているか説明できますか?


その答えは日本のJ-POPには使われない特殊な音が混ざっているからです。

では、その「特殊な音」っていうのはベースの指板で考えると何弦の何フレットの音なのでしょう。

……みたいなコトをとことん追求できるのが音楽理論の面白さです!

和明さん

この答えを分析できれば、周りのベーシストとは一味違ったイケてる演奏ができるようになりますよね!

音楽理論は常に後付けの学問

  • なんとなく楽しい音楽。
  • どことなく悲しげな旋律。
  • なぜか気持ち良く聞こえる進行。

そんなふわふわした気持ち良さをはっきりと説明するために、「後付け」「こじつけ」で作られた理論。
それが音楽理論の正体です。

人類の音楽の歴史では、常に感性が先にあり理論は後付けになります。

和明さん

その「後付け理論」があるおかげで、先人達の知恵や技術を誤認する事なく正確に受け継ぐことができるんですね!

ベースに音楽理論って必要なの?

実際のところ、音楽理論が分からなくても人の心を動かす音楽を取り扱うことは十分に可能です。

僕が初めて楽曲製作をした高校生当時は、コードネームの読み方と簡単なメジャー・マイナースケールの使い方ぐらいしか知りませんでした。

それでも自主制作したCDは100枚以上を売り上げ、ラジオ番組の主題歌にも採用されました。

音楽理論なんか勉強しなくても、それぐらいのことは可能なんです。

和明さん

音楽理論を知らなくても、いくらでも音楽はできるんです!

音楽理論が必要なのはどんな人?

カノン進行

例えば。
上の画像のような英数字(ディグリーネーム)が並んだ紙をその場で渡されて、ぶっつけ本番で2時間ウォーキングベース弾きっぱなしとか。

僕のライフスタイルでは、そのようなスキルが必要になってくるので音楽理論が必須です。

和明さん

スタジオミュージシャンや我々演奏屋さんは「音楽理論が分かるのが仕事」みたいなところがありますよね。

  • 理数系な人。
  • 音楽を仕事にしたい人。
  • 音楽への理解を深めたい人。
  • 音楽生活の生産効率を上げたい人。
  • ジャズやブルースなどを楽しみたい人。

こんな方には、音楽理論の勉強をオススメします!

逆に固定のメンバーで決められた楽曲を演奏するバンドスタイルなどでは、音楽理論がわからなくても全く支障なく活動できると思います。


音楽理論を学ぶと出来るようになること

武装する女子

では音楽理論を武装することができるようになると、具体的に何ができるようになるのか。

僕が音楽理論を学ぶようになってから、武装丸裸の高校時代と比べて変わったことをいくつか紹介します。

耳コピに強くなる

まずは便利なところだと、耳コピが格段に早くなりました。

もともと相対音感の精度が高かったので、耳コピ能力には長けていたんですけど。
理論的に楽曲中で使用できる音を判断できるようになるので、耳コピの能力が更に上昇しました。

和明さん

耳コピが苦手な人は、ぜひ聴力だけに頼らずに理論的に攻めてみてください!

作曲が上手くなる

楽曲制作を仕事として引き受けられるくらい、作曲の能率が跳ね上がりました。

「音楽理論を勉強してしまうと自由な感性が無くなる」

なんていう人もいるんですけど。

何も知らない状態と比べてできること・やっても良いことが理解できるようになるので、むしろ音楽の幅が広がりました。

選択肢が増えれば当然やれることが増えるわけで、結果として作業に行き詰まることが減り能率があがります。

即興で演奏できるようになる

演奏するベーシスト

サポートの依頼を受けた際にスタジオで初見の楽曲にその場でアドリブで合わせられるようになったのも、音楽理論の力です。

今ではコレが、僕のベースライフのひとつとして確立されています。

和明さん

演奏バーで初対面の方とセッションを楽しめるようになったことで、僕のベーシストとしての生活は大きく変わりました!

演奏に説得力が出る

音楽理論が身につくと、

「どうして自分がこの音で演奏しているか」

を説明することができるようになります。

フレーズに組み込まれた音価1音ずつを理解して、責任を持って演奏することができるようになるので、演奏に説得力が出るようになります。

コミュニケーションが円滑になる

僕は職業柄、バンドマスターを引き受ける機会や、生徒さんのバンドを指導する機会が多いんですけども。

その際にミュージシャンの共通言語である音楽理論を使って会話ができると、会話がとってもスムーズに進みます。

音のイメージを口頭で伝えるって、やってみるとすごく難しい行為なんですよね。

「もう少し明るめに弾けますか?」

こんな曖昧な指示を出すリーダーなんて、嫌ですよね。

「11thと13thを乗せて、少し浮遊感出せたりしますか?」

このくらい指示が明確だと、周りも安心して試行錯誤を楽しめると思います。

自分のバンドの楽曲に何か提案がある場合や、自身の思っていることを正確に伝えたい場合にはやはり音楽理論が役に立ちます。

和明さん

音楽理論で会話ができることは効率アップにも繋がるので、スタジオでの有限な時間を無断にしないためにも有効ですね!


まとめ

音楽を人に教える立場の僕がこんなコト言うのも変な話なんですけど。
音楽理論が万人に必要なものだとは思っていません。

ただ、音楽の土台を支えるベースは音楽理論に最も近いところにいる楽器だと思っています。

「俺はベースだから音楽理論なんて要らないよ」なんて考えている人には、僕は自信を持って「ベースだからこそ理論が役に立つんだよ!」とお伝えしたいです。
それは間違いないです。

音楽ライフをより豊かなものにしたい人!
もう一歩高い次元を目指してみたい人!

ぜひぜひ、音楽理論の習得を心からオススメします。

和明さん

とにかく便利!!

理論派ベーシスト育成計画について

理論派ベーシスト育成計画

BASS NOTEでは、ゼロから始めるベーシストのための音楽理論講座「理論派ベーシスト育成計画」を連載しています。

「あ…、音楽理論知ってたほうが便利かも」

と気付いていただけた方は、ぜひ読んでみてください!
必ず得るものがあると思います!