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ベーシストに音楽理論って必要なの?という質問に回答します

音楽理論

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

「ベーシストに音楽理論って必要ですか?」

例えば。
現場でディグリーネームだけ書かれた初見の楽譜を渡されて、ぶっつけ本番で2時間ウォーキングベース弾きっぱなしとか。

筆者の場合は、現場でそういう芸当が必要になってくるので音楽理論が必須です。
▶︎演奏中には頭の中でどんなことを考えているの?

我々のような「音楽理論が分かるのが仕事」みたいな世界がある一方で、バンド活動のように音楽理論が全く分からなくても活動に支障が出ない世界もあります。

皆さんの場合はどうでしょうか。
この記事で判断して頂けたら嬉しいです。

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そもそも音楽理論とは

音楽理論(おんがくりろん、英語:music theory)とは、音楽学の一分野で、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもの、またその論。 クラシック音楽といった西洋音楽の基礎的理論は楽典としてまとめられ、音楽教育に用いられる。

Wikipediaより

音楽理論は常に後付け

人類の進化の過程から見た音楽の歴史では、常に感性が先にあります。

  • なんとなく楽しい音楽。
  • なんとなく悲しげな旋律。

「どうしてこのメロディは気持ちよく聞こえるんだろう?」

そのふわふわした気持ち良さをはっきりと説明するために、「後付け」「こじつけ」で作られた理論。
それが音楽理論の正体です。

ただ、その後付け理論があるおかげで先人達の知恵や技術を誤認する事なく正確に受け継ぐことができるのです。

ベースに音楽理論って必要なの?

実際問題、音楽理論が分からなくても人の心を動かす音楽を取り扱うことは十分に可能です。

例えば。
僕が初めて楽曲をリリースした高校生当時は、コードネームと簡単なスケールの使い方ぐらいしか知りませんでした。

それでも発売したCDは100枚以上を売り上げ、ラジオ番組の主題歌にも採用されました。

音楽理論なんか勉強しなくても、それぐらいのことは可能なんです。


音楽理論が使えると便利!

そこに音楽理論を武装することができるとどうなるか。

音楽理論を学ぶようになってから、武装丸裸の高校時代と比べて変わったことをいくつか紹介します。

耳コピに強くなる

まずは耳コピが格段に早くなりました。

元々相対音感が強かったので耳コピ能力には長けていたんですけど。
楽曲中に使用できる音を判断できるようになるので、耳コピの能力が更に上昇しました。

サポートの依頼を受けた際にスタジオで初見の楽曲にその場でアドリブで合わせられるようになったのも、音楽理論の力です。

作曲が上手くなる

楽曲提供を仕事として引き受けられる程度に、作曲の能率が跳ね上がりました。

「音楽理論を勉強すると自由な感性が無くなる」

なんていう人もいるんですけど。
決して感性が死んだわけではありません。

何も知らない状態に比べてできること・やっても良いことが理解できるようになるので、むしろ音楽の幅が広がりました。

選択肢が増えれば当然やれることが増えるわけで、結果として作業に行き詰まることが減り能率があがります。

演奏に説得力が出る

音楽理論が身につくと、

どうして自分がこの音で演奏しているか

を説明することができるようになります。

フレーズ1音ずつを理解して、責任を持って演奏することができるようになるので、演奏に説得力が出るようになります。
▶︎上手いベーシストは必ず答えられる!?自分の音使いに責任を持とう!

コミュニケーションが円滑になる

プロデューサー業をやっていると、バンドマスターを引き受ける機会が多くなるんですけども。
その際に共通言語である音楽理論で会話ができると、会議がとってもスムーズに進みます。

音を口頭で伝えるって、すごく難しいことなんです。

「もう少し明るめに弾けますか?」

こんな曖昧な指示を出すリーダーなんて、嫌ですよね(笑)

「11thと13thのテンションを乗せて、少し浮遊感出せたりしますか?」

このくらい指示が明確だと、周りも安心して試行錯誤に参加することができると思います。

自分のバンドの楽曲に何か提案がある場合など、自身の思っていることを正確に伝えたい場合はやはり音楽理論が役に立ちます。

貴重なスタジオでの有限な時間を無断にしないためにも、音楽理論で会話ができることは大切です。


まとめ

つまり「音楽理論を知ってると仕事が増えて金になるよ!」っていう。

…黒いリアルな話はさておき。
最終的に「音楽理論って必要なの?」という問いの僕が出せる答えはこちら。

「知っているとめちゃくちゃ便利だよ!」

音楽を人に教える立場の僕がこんなコト言うのも変な話なんですけど。
正直、音楽理論が万人に必要なものだとは思っていません。

ただ、音楽の土台を支えるベースは音楽理論に最も近いところにいる楽器だと思っています。

「俺はベースだから音楽理論なんて要らないよ」なんて考えている人には、僕は自信を持って「ベースだから理論が必要なんですよ!」とお伝えしたいです。
それは間違いないと思います。

もし、今のあなたの音楽ライフをより豊かなものにしたいのであれば。

僕は音楽理論の習得を心からオススメします。

理論派ベーシスト育成計画について

BASS NOTEでは、ゼロから始めるベーシストのための音楽理論講座「理論派ベーシスト育成計画」を連載しています。

「あ…、音楽理論知ってたほうが便利かも」

と気付いていただけた方は、ぜひ読んでみてください!
必ず得るものがあると思います!

▶︎【特集】理論派ベーシスト育成計画

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