【演奏フォーム】エレキベースを構える角度についてのお話

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

当ブログの記事を見てベースを始めて下さった隹スイ@ご飯食べない系ブロガーさん(@memoniruto)さんが、ご自身のブログに『ベースの基本フォームがわからんくなって発狂する話』という記事を投稿して下さいました。
▶︎趣味と仕事は紙一重 – 隹スイさんのブログ

楽器を構えるフォームには本当に正解がないので、何が正しくて何が間違っているのかを追求していくと泥沼に陥ってしまうんですよね。
楽器の先生に教えを乞うにしても、ひとりひとり言うことが違ったり。

極論を言ってしまうと「自分が弾きやすければ何でも良いんだよ!(笑)」という話になってくるんですけど(笑)
それだとあまりに道しるべが少なすぎます。
今回はアンサー記事ということで、ベースの基本フォームについてお話してみたいと思います。

回答1.ベースの構え方

まずは楽器の角度についてのお話ですね。
隹スイさんの記事のほうで一般的なベースの構え方について紹介して下さっているので、合わせて読んでみて下さい。

さて、
教えて貰った事をそのまま書くと、仁王立ちで足の間にヘッドが来るように構えるのがオススメらしい。
ということで。
こういう構え方でしょうか。
僕の大好きなベーシストの方がこのフォームで演奏をするので、僕もそれを真似てライブでは割とこの姿勢を使用します。

が、しかし。
僕の中ではこのフォームはあくまで「パフォーマンス用姿勢」です。
見た目が格好良いから、この弾き方で弾いているだけです(笑)
左手の引力がかけやすかったり、ハイポジションでの演奏がし易くなるのがこのフォームのメリットなわけですが。
同時にこれはローポジション(1〜3フレット側)のフレットが身体から離れる姿勢になるので、少なからず演奏技術が犠牲になるフォームなんですね。
▶︎機動力を犠牲にした演奏のメリットについて

左手の中指と薬指が開かない!特に1〜3フレットまでがめっちゃしんどい!指開こうとしたら変な力入りまくって手首痛いし!
人体の構造的に手首に無理をさせる姿勢なので、しんどいのは当然なんです!

なので。
僕は、基本的にはこの辺の角度で楽器を構えています。
椅子に座って演奏するときに、一番しっくりくるポジションですね。
立って演奏するときも、この構え方です。

左手の痛みについての記事でも書きましたが、可能な限り左手首が曲がらないフォームが理想の演奏姿勢です。
左手首の曲がり具合は、ネックと身体の距離・指板の角度に左右されます。
なので、ネックは身体から離しすぎないのが理想です。
▶︎演奏中の左手首の痛みの改善

また、このフォームは一定ではありません。
演奏中にハイポジションを使うフレーズの時には、ベースのヘッドを前に突き出す上記のフォームにシフトチェンジします。
要するに、演奏中にベースの位置はあっちにいったりこっちにきたりフラフラしています。

自分がベース本体の位置に合わせて手首を曲げてやると痛みを伴ったり弾きにくかったり身体に無理がかってしまいます。
なので。
自分が弾きやすい位置にベースに移動してもらうのが理想的なプレイスタイルなのかな、と思っています。

1〜3フレットでの指の開きについて

ちなみに。
ネックを前に突き出したフォームときに、上の写真のようにバカ正直に指を開こうとすると手にかなりの負荷をかけてしまいます。
▶︎指を開く訓練

なので、
ネックが遠い時には、このように4本の指を斜め下にスライドさせて展開するようなフォームを取ります。
これだけで、ローポジションがかなり演奏しやすくなるはずです!

回答2.左手の力の入れ方

「ネックを手前に引く」というエレキベースの基本フォームについてですね。
どの程度引っ張るかという答えはありません。
ということなんですけども。

僕の基準はネック裏の親指を浮かせた状態でも、違和感なくフィンガリングできるくらいの力の入れ具合です。
上記の写真のように親指の支え無しに、3弦3フレットからのCメジャースケールが往復できれば完璧です。
楽器の揺れは、右腕をボディに乗せることでカバーしましょう。
ボディと身体の接地位置や楽器の重心によっては、ただ指板に指を乗せるだけでも実現できます。
僕自身、考え方として「手前に引っ張る」と書いていますが、実際には手前に引いているつもりはほとんどありません。
それくらい無意識に、軽い力で圧をかけています。

ちょうどいい力の配分を探そうとするものの、力を緩めると弦がビビるという悪い流れに…。
この際の弦のビビりに関しては、いくつかのポイントを見直すことで改善が見込めるかもしれません。
まずは指先の押弦する位置を改善してみましょう。
普段指の先のほうで弦を押さえているなら、少し指の腹のほうを使ってみると弦を押さえる面積が広がるので弦の振動が安定します。

他には、フレット付近を押さえるように意識してみましょう。
フレットまでの距離が開くと弦に遊びが生まれて、音がビビる原因になってしまいます。
今一度確認してみましょう。

正解はないので

冒頭でも書きましたが、楽器の演奏フォームには正解がないのがリアルな話です。
プレイヤーが5人いれば、おそらく5人とも違う楽器の構え方を教えてくれるでしょう。
もちろん、この記事も僕の独断と偏見から生み出された内容です。

他の人からのアドバイスももちろん大切ですが、おそらくそれだけでは自分の中の正解とは噛み合わないと思います。
まずは無理を避けて、弾き易さを追求してみましょう。
良い演奏は、良い姿勢から!
あなただけの最高のベースの構え方を見つけてみて下さい!
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