初心者がいきなり5弦ベースを買うのはダメですか?デメリットはある?

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

「初心者がいきなり5弦ベースを買うのは早いですか?」

これは非常によく相談をいただく内容です。
一般的な4弦のモデルと比べると、値段も高いし技術も必要だと言われる5弦モデル。

やはり敷居が高いイメージが強いですよね。

今回の記事では、5弦ベースのお迎えについてお話してみたいと思います。

スポンサーリンク

初心者が5弦ベースを買っても全然良い!

必要なら買っちゃって良いと思います!
最初の一本目が5弦ベースでも全然問題ないでしょう。

「0から楽器を始める」という場合であれば、正直レフティ(左利き用)で始めても良いくらいなんです。
現に「左利きだけど、楽器屋の人に薦められて右利き用の楽器弾いてます」というプレイヤーもたくさんいます。

どんな楽器から始めても「ベースってこういうモノなんだ」という認識で練習を進めていけるので、スタート地点が4弦か5弦というのは大きな差にはなりません。

  • 弦が多いぶんミュートが難しい
  • 4弦ベースに比べて重い

なんて巷でよく聞くような難易度の問題は、誰でもクリアできると考えていただいて大丈夫です。

「low-Bの音が欲しい!」
「好きなベーシストが5弦を使っている!」

どんな理由でも、自分が5弦ベースの魅力に惹かれているのであれば間違いなく購入をオススメします。

5弦ベースから始めるデメリット

ただし!

教科書通りの入門ではない以上、当然それなりにデメリットがついてまわります。

ベースに対する理解や概念が普通の4弦のベーシストと少しズレてしまったり。
オーソドックスな4弦ベースの演奏が苦手になってしまったり。

そのようなデメリットはあるかもしれませんね。

4弦のセットに比べて、弦の1パックあたりの値段が高いのも5弦ベースのデメリットです。
▶︎D’Addario-4弦 税込¥1,987
▶︎D’Addario-5弦 税込¥2,862(同ゲージ)

また、一般的に世間に出回っているTAB譜なんかも4弦ベースを基準に記載されています。
読む時に一瞬頭の中で変換させる必要がでてくるので、注意が必要ですね。


4弦の歴史についての雑学

筆者は、4弦ベース大好きマンです。

どうしても5弦ベースが必要な時にはレンタルで使用したりするんですけど。
そのような機会は2年に一度あるかないかで、基本的には4弦で間に合っています。

low-Eより低い音が欲しい時にはドロップチューニングやピッチシフターで対応します。

その昔、16世紀ごろにヨーロッパで用いられていたベースのご先祖様ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)は6弦の楽器でした。

そののち、20世紀になり誕生したエレキベースの前身であるコントラバスが完成した頃には4弦の形に落ち着いていました。
コントラバスの調律も基本的にはEDAGの4度チューニングです。
※ヴィオールはDGCEADの変則チューニングです。

ちなみにヴァイオリンなどの楽器も、16世紀初頭には既に4弦の形で完成していました。

現代音楽におけるベースという楽器が完成した100年以上前には、既に弦は4本で完成していたんです。
それ以外の音階は必要無く、4本の弦の中にベースの全てが存在することが確立していたんですね。

「4弦以上が必要になった時が、お前の音楽の限界だ」

と専門学校時代の師匠が語っていたのを今でもはっきり覚えています。

必要ならば買っちゃおう

などなど、長々と4弦の雑学について語ってきましたが。

そんな僕でさえ、今6弦のベースが欲しくてたまらないのが現状だったりします。
コード弾きや、ハイポジションでのソロをもっと自由に取りたいんです。

そうなんです。
やりたいことをカバーできなくなった時、4弦以上のスペックが必要になる場合がでてくるんです。

と、いうことで。
5弦の音が必要ならば、いつでもお迎えしちゃって良いと思います。

スマホで写真を加工したくなったら、画像加工用のアプリをインストールしますよね。

それと同じです。

自分が欲しているなら、躊躇わずに5弦ベースを選びましょう!
心にしこりを残さない最前の選択をして下さい!

スポンサーリンク

シェアする