Twitterからの質問です。
Question
「私のベースの演奏が下手に聞こえる理由って何なんでしょうか?」
Answer
・リズム
・ピッチ
・ダイナミクス
・フィンガリング
この4つの観点から、ベースが下手に聞こえる理由を探ってみましょう![
・ピッチ
・ダイナミクス
・フィンガリング
この4つの観点から、ベースが下手に聞こえる理由を探ってみましょう![
ベースが上手くなりたい!
上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい!!
上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい!!
しかし、この気持ちが先走って「ベースが上手くなる方法」を追い求めてしまうのは大きな間違い!
先に「ベースが下手に聞こえる理由」を理解してその原因を取り除かないと、どんなに上手くなるために練習しても最後まで下手っぴベーシストからは脱却できません。
そもそもベースが上手くなるためにベースを練習するというのが大間違いなんですけどネ。
そのあたりのお話は個別のレッスンで!
そのあたりのお話は個別のレッスンで!
一緒に勉強してみましょう!
ベースが下手に聞こえる理由について
要因1.リズム
コレはありふれたお話なので、今更BASS NOTEからお伝えするような内容ではないと思うんですけども。
どんなに小難しいテクニックを披露したところで、リズムの不安定さが目立ってしまえば一瞬で下手っぴベーシストに降格です。
「8割の人は知らないたったひとつの意識改革」の記事では、
他のパートに寄りかからない!
「自分が周りを先導する」という意識を忘れない!
「自分が周りを先導する」という意識を忘れない!
勘違いしている方があまりにも多いので、はっきり書いておきます。
直接的に上手さとは関係ないこと
・早いテンポで弾ける
・高い楽器を使っている
・難しいフレーズが弾ける
・凄いテクニックを持っている
・高い楽器を使っている
・難しいフレーズが弾ける
・凄いテクニックを持っている
こんなのはベースの上手さとは一切関係ありません。
大切なこと
・丁寧な出音
・安定したリズム
・安定したリズム
大切なのは、これだけ!
本当に大切なコトって、意外とシンプルなんです!
解決策: ベーシストのためのリズム感徹底強化プログラム 短期集中プログラム
- とにかくリズム感がない
- グルーヴ感のある演奏ができない
- 自分ひとりでは正確なビートが刻めない
そんな方への特効薬。
BASS NOTEの「リズム感徹底強化プログラム 短期集中プログラム」に是非挑戦してみてください!
「リズム感徹底強化プログラム」の中から、とくにリズム感が身に付く練習項目をまとめてあります。
「ベーシストのためのリズム感診断テスト」にも、あわせて挑戦してみてください!
要因2.フィンガリング
フィンガリング。運指ですね。
とくに多いのがコードチェンジの際に音が途切れがちな演奏をしている方。
老若男女とわず、ものすごく多いです。
音が滑らかに繋がらずにブツブツ途切れていたり、ミュートが甘くて音が濁っていたり、フィンガリングによる演奏の粗さが際立つプレイヤーは、下手っぴベーシスト認定一直線です。
私もはじめはコレやってた。
とくにルート弾きの場合に目立つ下手っぴポイントです!
音のつなぎ目を改善するだけでも、ベースの演奏はかなり上手く聞こえます!
解決策: 5フレット幅の運指基礎練習
コードチェンジの際に音が途切れてしまうのは、弦楽器の基本「1フレット1フィンガー」の運指が正しくできていないことが原因です。
ポジション移動のスムーズさを鍛えるために「ベースで5フレット以上をまたぐフレーズに対応するための基礎練習」の記事の練習メニューに挑戦してみましょう!
離れたフレットにアプローチするためのテクニックを紹介しています。
この練習は1フレット1フィンガーでの演奏が必須になるので、フィンガリングの器用さも鍛えられます!
音を途切れさせないように、スライドを混ぜながらポジションを移動してみましょう!
フィンガリングがスムーズになると、ひとつひとつの音符の長さをいっぱいいっぱいまで使う余裕が出てきます。
「音符の長さが安定しない」「ノートの長さが短すぎる」というのも目立つ下手っぴポイントになるので、この機会に合わせて克服しちゃいましょう!
要因3.ダイナミクス
Dynamics
演奏の抑揚ですね。
ビブラートやスライド、音の強弱など、音の表情のことをダイナミクスと言います!
間違ったタイミングに強弱をつけていたり。
そもそもダイナミクスをコントロールできていなかったり。
音楽的に気持ち悪い演奏をしてしまうと、下手っぴベーシスト路線確定になってしまいます。
例えば、こちらは正しいダイナミクスの付け方。
そしてこちらが間違ったダイナミクスの付け方。
明らかに前者のほうが安定して聞こえますよね。
どうしてこんなに印象が違って聴こえるんですか?
強拍にアクセントがくるような弾き方をすると安定して聴こえます!
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要因4.音程(ピッチ)
こちらは、専門学校の臨時講師時代に体験レッスンにくる学生さんにありがちだったこと。
ピッチが甘い。
とにかく甘い。
ピッチが悪いというのは、リズムやテクニック以前の下手っぴ露呈ポイントです。
ケース1。
チューニングを軽視している場合。
これは言語道断です。
ケース2。
楽器の調整が甘い場合。
本人は正しくチューニングしているつもりでも、弦の巻き方が悪かったり、ナットが寿命だったり、楽器のメンテナンスが甘いと一曲を演奏し終わるころにはチューニングはズレてしまいます。
ケース3。
あとは押弦の仕方が粗いせいで、常に微チョーキング状態になってしまっている場合。
こちらもピッチが悪くなる原因です。
思い当たる方は、早急に左手の脱力を習得しましょう。
アンサンブルの土台であるベースのピッチが悪いなんて、御法度です!
楽器のコンディションの調整と弦のチューニングには、細心の注意を払うようにしましょう!
クリップ式のチューナーはもちろん便利で僕も大好きなのですが。
大きなステージでの大切なライブや音源のレコーディングのときは、高精度な据え置き型のチューナーを使ったチューニングをオススメします!
大きなステージでの大切なライブや音源のレコーディングのときは、高精度な据え置き型のチューナーを使ったチューニングをオススメします!
まとめ
- リズム
- ピッチ
- ダイナミクス
- フィンガリング
この4点を放置したままベースが上手くなるなんて不可能です。 逆に言えば、この4点をしっかりおさえておけば難しいテクニックが使えなくても「この人のベースは上手いな」という印象を与えることができます!
「あ、これ自分のコトだ…。」