
こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
Twitterからの質問です。
・音を度数で理解できるようになる
・ダイアトニックコードを理解する
・指板上のコードトーンの位置を理解する
まずはこれだけ勉強してみましょう!
音楽の世界には、この世の音楽のすべてを紐解くための音楽理論が無数に存在しているわけですけども。
それぞれの理論がとにかく複雑に絡み合っていて、はじめは何から手をつけたらいいものか迷ってしまうんですよね。
音楽理論を勉強するコツは、段階を追って必要なものから勉強していくことです!
実際のところ「指板上のスケールの配列」や「小節上で使える音の判別方法」なんて、必要になった段階で調べればいいんですよね。
今回の記事では、本当に優先して勉強しなければならない音楽理論を「理論派ベーシスト育成計画 〜指板で分かるベーシストのための音楽理論〜」の中からピックアップして紹介します!
最低限知っておいたほうがいい音楽理論
音名をアルファベッドで覚えよう
音楽の世界では、音名はアルファベットで呼称される場合がほとんどです。
まずは「音名をアルファベットで覚える」というところから始めましょう!

BASS NOTEでは、基礎の基礎から丁寧に解説しています!

音名をアルファベットで覚えることができたら「指板上の音名と位置を覚える」の記事にも挑戦してみてください!
度数の数え方を覚えよう
「音が相対的な度数で理解できる」というのも、音名と同じくらいベースを演奏していくうえでは必須の知識になります。
「この音は、基準の音から数えて何番目の音?」
という考え方です。

音楽理論の世界では、音程に関する説明は度数で解説されます。
必ず覚えるようにしましょう!
ダイアトニックコードを覚えよう

すべての音楽理論の根元、ダイアトニックコードについても勉強しておきましょう!

楽曲のKeyを分析したり、曲を演奏するときに使える音を判別する際に重要になる理論です。

コードの機能についても、同じ記事で紹介しているので合わせて勉強しておきましょう!
指板上のコードトーンの位置を覚えよう

超重要項目!!
ルートから見た指板上の相対的な3度・5度・7度の位置を理解できるようになりましょう!

演奏に関するレッスンや記事の内容はもちろん、ミュージシャン同士の日常会話も、頭の中にこの図が入っていることが前提になる場合が大半です。
コードの構成音についてよく分からない方は「コードの仕組みを理解しよう」の記事も合わせて勉強してみてください!
テンションについて

相対的なコードトーンの位置関係に慣れてきたら、テンションノートについても合わせて勉強してみましょう。

コードトーンで可視化された指板にテンションの知識が加わると、ルートから見たすべての音を相対的に判断できるようになります!
まとめ
最低限知っておいていただきたい音楽理論を4つと、それに関連する記事を合わせて紹介させていただきました。
中でも特に重要になるのは、度数についての考え方と指板上のコードトーンの位置に関する知識。
この2点は、音楽理論にまったく興味がない方でも必ず勉強しておきましょう!