ベースはアン直!エフェクターを使う前に見直したい3つの音作りポイント

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

以前から、このブログでは「ベースはアン直最強だぜ!」というお話をしてきました。
▶︎ベーシストにはエフェクターを使わないという選択肢があるんです

今回の記事では、エフェクターを使わない音作りについてお話してみたいと思います。
今の自分のベースの音に納得がいかない人に見直して頂きたい3つのポイントをまとめてみました。

エフェクターを通す前に見直したいポイント 

1.弦だけで音が変わる

弦の種類やメーカーを研究したことはありますか?

弦の音は「ブランド」「構造」「材質」「太さ」の組み合わせによって出音が大きく変わるんですね。
バッキバキの金属音が得意な弦もあれば、しっぽりとしたゴムっぽいサウンドが得意な弦もあります。
下手なプリアンプを使うよりも、遥かに楽器の持ち味を殺さずに大規模な音色変化を図れるでしょう。

ポストへの巻き方なんかも出音に影響してくるので、弦による音の変化は研究するとキリがありません。
エフェクターで無理やり周波数を変えるのも楽しいですが、まずはアナログな部分から追求してみるのもオススメです。

2.シールドだけで音が変わる

楽器の出音は、シールドの「メーカー」「型番」「長さ」にも大きく左右されます。

音の艶や濁り方。
音粒の立ち上がり方やまとまり方。
この辺りは、シールドによって変わってきます。
コンプやブースター、イコライザで調整したかのように音色が変化するシールドも多々あります。
モン◯ターケーブルなんかが悪い良い例ですね。
自分の楽器の音に納得のいかない人は、一度シールドを見直してみましょう。

3.弾き方で音が変わる

一流のベーシストは、ピッキングの「位置」「角度」「力加減」だけで出音を使い分けることができます。

アタックやサスティンだけでなく、弦をはじく指の面積を意識することで倍音の操作も行えます。
さらにアンプのGAINの設定次第では、指先の使い方だけで歪み具合を自由にコントロールすることができます。
つまりストンプのペダルを踏むことなく音色を切り替えられるんですね。

ベーシストはエフェクターに頼らないという選択肢を忘れてはいけません。

ベースはアン直で勝負

上記のように、ベースの出音を変えられるのはエフェクターやアンプのだけではありません。
もっと初歩的なところに眼を向けてあげると、音色を変える要因というのは意外とたくさんあるんです。

裸一貫、指先の神経だけで戦えるのがベースの魅力のひとつ。
エフェクターを使わなくなると、運搬する機材の重さや、それ等のトラブルからも解放されます。

今自分の音に満足していない方は、まずは弦・シールド・弾き方を見直してみてはいかがでしょうか。
根本の出音を整えてあげることによって、自分にとって本当に必要なエフェクターも見えてくるでしょう。
必要最低限。
それが洗練されたプレイングの基本です。
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