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自由にアドリブ演奏したいベーシスト必見!指板上の視野を広げる練習

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

「理論派ベーシスト育成計画 Lv.6 ルートから見た度数を把握しよう」の補足記事になります。

どんな分野でも、物事を理解するときには「関連付け」が最も効率的です。

指板上の度数の位置を覚えるときも同じです。
様々な角度からの視野を持つことで、より効率的かつ明確に度数を判断できるようになってきます。

今回の記事では、指板上の視野を広げる為の練習方法をお話してみたいと思います。

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様々な形のメジャースケール

指板上の視野を広げるためには、自分の中で制御できるフレット幅を広げる必要があります。

そこで有効なのが、スケールの練習です。
様々な形に展開されたスケールを扱えるようになることで、指板の制御幅を広げます。

次の項目で紹介するメジャースケールを、ルートから見た度数を丁寧に確認しながら演奏してみましょう。

1.中指ルート

まずは一番オーソドックスな形です。

全ての基本にして、全ての元凶。
大体のプレイヤーは、最初にこの「4フレット1ブロック」の形を覚えてしまうせいで指板上の視野が狭くなってしまうんですね。

この4フレット幅で完結させる殻を打ち破るために、他のメジャースケールの形を覚えてみましょう。

2.小指ルート

小指にルートを置いて、そこから上向きに展開していくフォームです。

ハイフレット側への展開は慣れていても、ローフレット側に広がっていく形になると戸惑う人は多いのではないでしょうか。

ルートから見た2度・5度の位置をしっかり意識しながら弾いてみましょう。
1弦の7度には人差し指で、オクターブ上のルートには中指で着地しましょう。

3.人差し指ルート①

こちらは実戦で使うことは少ない、練習用のフォームです。

1度・4度は人差し指から。
離れている3度・6度は小指で押弦します。

着地点を強く意識する必要があるので、ターゲッティングの感覚を身につける練習にもなります。

4.人差し指ルート②

①の形よりも、更に幅の広がったフォームです。

1度と2度の間、また5度と6度の間は人差し指をスライドさせて演奏します。
このとき、スライド感を出さずに通常の運指と変わらない発音になるように意識してピッキングしてみてください。

自分の得意なポジションへの移動、オクターブをまたいだフレーズの演奏、指板の制御範囲の拡大。
あらゆる面で応用できる有能な運指です。

実戦の中でも多様できるフォームなので、しっかり練習してみましょう。


複合させよう

この記事の目的は、あくまで理論的に度数を把握できるようになることです。

「メジャースケールの形をたくさん覚えました!」

で終わりではありません。

着地先の度数が分かっていれば、そこから複数のスケールの形を複合できるようになるはずです。

2番の小指スタートと、4番の縦型陣形を組み合わせた形です。

5度の位置をしっかり意識することで、スケールを融合できます。
これなら3弦ルートの形でも、オクターブ上のルートに着地できますね。

4番の縦型陣形と、1番の中指ルートの形を複合させた形です。

3度の音程に人差し指で着地して、そこから中指ルートのスケールの形として扱います。

このように、頭の中で切り替えられる手札の引き出しを増やしていくことで指板上の自由度が広がってきます。

いろんなスケールの形を頭の中で複合できると、それだけ指の着地先が明確に見えてきます。
それぞれの度数の位置関係をしっかり覚えるつもりで、スケールを複合してみてください。