フラットワウンド弦D’Addario ECB80レビュー

D'Addario ECB80

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

「フラットワウンド弦ってどうですか?」

フラットワウンド弦についてですね。

一般的なラウンドワウンド弦に比べるとお値段も高いので、なかなかお試し感覚で手を出すのも気が引けてしまうと思います。

  • 昔主流だったタイプの弦だよ。
  • テンションが強くて弾きにくいよ。
  • 表面滑らなくてスライドしにくいよ。
  • 高音が抑えられててハイが出ないよ。
  •  スラップも全然できなくなるよ。

などなどネガティブなイメージが強くて敷居の高いフラットワウンド弦ですが、果たしてその使い心地や如何に。

今回の記事では、D’Addarioから発売されているフラットワウンド弦ECB80について紹介してみたいと思います。

スポンサーリンク

フラットワウンド弦とは?

詳しい説明は「フラットワウンド弦とラウンドワウンド弦の違い」にまとめてあります。

簡単に書くと
一般的なラウンドワウンド弦は表面に凹凸があるのに対し、フラットワウンド弦は表面がツルツルで高音が抑えられた丸い音がするのが特徴です。

D’Addario ECB80 レビュー

D'Addario ECB80

天下のダダリオ製のフラットワウンド弦 ECB80です。
ゲージは.40-.95のスーパーライトゲージになります。

一般的にフラットワウンド弦はテンションが強い(楽器にかかる負担が大きい)と言われているので、普段ラウンドワウンド弦で使っているゲージよりも1ランク細いタイプを選びました。

ボールエンドの色

ボールエンドの配色は他のダダリオ弦と同じです。

弦の飾り糸は青色でした。

ECB80はスケールはロングスケール用。
通常の34インチのベースには問題なく余裕を持って張れました。

ECB80の使用感

感触

張ったときのテンションに関して。
ECB80はゲージの細いモデルなので、そこまで楽器に負荷はかからないような印象です。

確かにラウンドワウンド弦と比べると重い感覚ですが、正しい張り方をしていればそこまで気になるほどではないと思います。

表面の肌触りは、iPhoneのLighteningケーブルの手触りによく似ている気がします(笑)
撫でたときの滑らない具合とか、絶妙なヌルヌル具合というか。

某E社のコーティング弦のような違和感はありませんでした。

演奏

僕の愛機G&L L-2000は、とにかくハイパワーで。
それ故に、どんなに丁寧に弾いていてもバチバチと弦のアタック音を敏感に拾ってしまうのが気になっていたポイントでした。

ECB80を張った瞬間に、その悩みは解決!
お上品でエロくて、純粋な芯のある低音だけが前に出てきました。

機材のイコライザの設定などは変えていません。

もう、これだけでフラットワウンド弦に張り替えた価値がありました。
本当に素晴らしいです。

音の立ち上がりは、やはりラウンドワウンド弦に比べると瞬発性はありません。

ただ、これはあくまでラウンドワウンド弦と同じ感覚で弾いた場合の話で。
指先の使い方でいくらでも融通が効く、というのが僕の印象です。

少なくても、ファンキーな楽曲を弾いていても「うわっ、おっせぇw」みたいな感想は抱きませんでした。

演奏中に大きく気になったのは、スライド・グリッサンドに関して。
ラウンド弦ほど敏感に反応してくれません。

微妙なニュアンスはつけにくいかな、と。
抑揚をつけたい場合には、少し大げさにスライドしてやる必要があるように感じました。

その逆に倍音・共鳴にはとっても敏感です。
きっちり余計な弦をミュートして弾いてあげないと、ぼわーんと尾を引いた音になる場合があります。

まとめ

弦のねじれもなく、品質も安定。
さすがはダダリオです。

フラットワウンド弦らしい落ち着いた音。
バランスよくハイフレットの音もちゃんと鳴るし、重厚感のあるスラップもできます。

D’Addario ECB80、オススメです!

スポンサーリンク

シェアする