ベースを低い位置で構えたいけどストラップを長くすると弾けない!

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

今回はTwitterからの質問です。

Question

(立って弾くときに)ベースを低いポジションに構えて演奏したいのですが、ストラップを長くすると弾きにくいです…」
ベースを低く構えている人は、その分弾きやすさを犠牲にしているんです…!

ギターやベースって、腰より下で構えると不思議と格好良く見えるんですよね。
憧れのバンドマンのプレイに魅せられて「自分も楽器を低い位置で演奏してみたい!」と誰もが一度は思うはずです。
そしていざ試してみると…、めちゃくちゃ弾きにくいんですよね。

今回の記事では、楽器を低く構える時の心構えについてお話してみたいと思います。

「そもそも立って弾けないんだけど…」という方はこちらの記事も合わせて参考にしてみて下さい!

ベースを低い位置で構えたい

以前、声優の茅原実里さんのライブMinori Chihara Live Tour 2017 ~Take The Offensive~を観に行ったときに、CMB(バックバンド)のギタリスト山本陽介さんがこんなことを仰っていました。
「楽器やってる人なら分かると思うんだけど。ギターを低く構えるときって、演奏上の色んなものを犠牲にしなくちゃいけないのよ笑笑」

この言葉は、まさに我々演奏屋にとって真理だと思いました。
和明さん
ライブ会場で思わず激しく頷いちゃいました(笑)
楽器を低く構えると、
まずは指板の位置が低くなるので、左手の手首を限界まで曲げる必要が出てきます。
また右肩を下げたフォームになるので、ピッキングの自由が失われます。

機動力を犠牲にして、痛みに耐えることで見た目の格好良さを得ることができるんです。
▶︎【演奏フォーム】エレキベースを構える角度についてのお話

まさに
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
という言葉がぴったりです。

「手の甲が痛い」とか。
「4弦が押さえにくい」とか。
それは楽器のポジションを下げる以上当然のことなので《仕様》として受け入れましょう。
機動力を犠牲にして観客をメロメロにすることができるのが楽器を低く構えるメリットです。

ベースを低く構えるデメリット

腕が下ると体全体が曲がる
  • 痛い
  • 弾きにくい
だけでは終わりません。

「慣れないと、猫背になってしまう」というデメリットもあります。
詳しくは「ベースを演奏するときに猫背になってしまう!姿勢を改善するには鎖骨をひらけ!」という記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。
和明さん
ベースの位置を下げると、かえって格好悪い印象を与えてしまうこともあるのです…!

筆者のストラップの長さ

僕は今でこそ腰に乗っかるようなフォームに落ち着いていますが、昔は太ももの位置で構えて演奏していました。
だって格好良いんだもん。

技術を追求しているうちに、どんどんストラップは短くなり楽器の位置が高くなってきて。
最終的には立って弾いても座って弾いても、大体同じくらいの高さに構えるようになりました。

ビジュアル系バンドみたいな所からサポートの依頼が入ったときには、がっつり下げて戦いに臨みますけどね(笑)
ああいうのは演奏じゃなくてパフォーマンスを提供するステージなので。

楽器を低く構えたい時には

楽器の低さはプライドの高さ。
基本的には気合いと勢い、そしてプロ根性で乗り切るのが鉄則です。
慣れてしまえば弾けるようになります。
慣れです。
「そういう弾き方の楽器」として身体で認識してしまいましょう。
習慣化させるためには、
自宅での練習も立って弾くこと。
これが一番です。
椅子に座って演奏すると、それだけで楽器の位置が高くなってしまいます。
その状態でいくら練習しても、何の意味もありません。
トロンボーン奏者の人が日頃の練習でユーフォニアムを吹くようなものでしょう。
常に立って弾きましょう。
椅子もベッドも処分しましょう。
諦めなければ低い位置でもガンガン弾けるようになります。
要練習!
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