「そんなに下手なら、ベース辞めたほうがいいよ」専門学校時代に、僕が師匠から言われた言葉です。
当時の僕は、お世辞にも「プロになれるようなリズム感」を持っているとは言えませんでした。
産まれながらにして素晴らしいリズム感がある、いわゆる天才肌な人もいるでしょう。
しかし僕は違いました。
当時はおそらく平均…、いや、それ以下だったのかもしれません。
プロの講師の方から見ると、僕のリズム感なんてベーシスト失格レベルだったんです。
あれから5年。(2017/09現在)
僕は今、生徒さんにベースを教える仕事に就いています。
楽器を仕事にして、現場での実戦に対応できるレベルのリズム感を身につけることができました。
我々ベーシストに必要なのは『抜けのいい高級機材』でも『超絶タッピングテク』でも『高速バッキバキスラップ』でもありません。
決してブレることのない、鉄球のように重いリズム感と地を這うようなグルーヴ感です。
リズム感は鍛えられる
リズム感とは、自転車に乗るバランス感覚のようなもので必ず鍛えることができます。
子供の頃、補助輪を外して自転車に乗れるようになるまで何度も何度も転びながら練習したと思います。
今、テンポがズレて走ったりリズムがヨレてしまうのは自転車の練習で転んでいるのと同じ感覚です。
感覚を養うことで、必ずリズム感を習得することができます。
もちろん、そのためには鍛錬(トレーニング)が必要です。
リズム感を鍛える方法が知りたい人は
「ベーシストのためのメトロノームを使ったリズム感徹底強化プログラム」
自転車のハンドルの握り方や、ペダルに足を乗せる手順。ブログBASS NOTEでは、そういう初歩の初歩からリズム感を鍛える方法を紹介します。
ほんの少しでも、皆さんの人生を変えられたら嬉しいです。
念を押して言います。
リズム感は鍛えることで必ず良くなります。
少なくても、僕はなんとかなりました。
「ベース辞めたほうがいいよ!」なんて言われていたのが
「先生が演奏するとメトロノームの音が消えて弾きにくい」と苦情を頂けるレベルまで成長できました。
才能なんて必要ありません。
大切なのは正しい努力。正しい道しるべ。
皆さんもぜひ、「リズム感徹底強化プログラム」でリズム感を鍛えてみてください…!