こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
これまで、BASS NOTEでは
▶︎充電式の演奏用スピーカーなどなど「電源コードから解放されたい!」という趣旨のもと、いろんなガジェットを紹介してきました。
▶︎エフェクターを充電式に変える変換器
「取り回しの良さ」「セッティングの簡単さ・速さ」を追求してきました!
今回のテーマは簡易ミキサーです。
我が家にも大型のミキサーは何台かあるんですけど。
やはり電源ケーブルの呪縛からは逃れられません。
そこで、
オケと楽器の音のバランスを調整して出力できる電源不要のミキサーが欲しい!ということで色々探してみました。
今回の記事では、パッシブのステレオミキサーについてお話してみたいと思います。
FOSTEX PC-2LIVE
ばばばばん!
ステレオ入力対応のパッシブミキサーFOSTEX ミニ・ジャム PC-2LIVEです!
電池やDCアダプタなどの電源を一切必要としない、ステレオ対応の小型オーディオミキサー。
端子を含んでもW66mm×D70mmの手のひらサイズ。
重量も190gとかなり軽量で、取り回しの良さも抜群です。
見てください、この端子の形状。
A: 6.3mmのTRSフォンジャックまさに「ここにベースとiPadを繋いで使ってくれよ!」と言わんばかりの端子が2つ用意されています。
B: 3.5mmのステレオミニジャック
まさにミュージシャンのために作られたミキサーですね!
本体がパッシブ駆動なので、電気系のノイズが入ることもありません。
また音質もとってもクリアで、現場での使用にも余裕で耐えられる品質です!
PC-2LIVEを使ったセッティング
PC-2LIVEにベースからの出力と、iPadからの音源を(Bluetooth経由で)送ってあります。
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演奏の必要なシステムが全部揃っているのに、電源不要の環境が完成です!
どこにでも持ち歩き可能で、もちろん野外でも使用可能です!
マルチストンプMS-60Bの中にアンプシミュレーターを組み込んであるので、スピーカーから出力されるサウンドはAmpegのサウンドです。
もはやポケットサイズのAmpegのアンプ!
▶︎【MS-60B】どこよりも分かりやすいZOOMマルチストンプ徹底レビュー
PC-2LIVEの音量について
パッシブのオーディオ機器特有の「出力音量が下がる」という問題ですが。
アクティブのスピーカーやアンプと接続するなら、全然問題ありませんでした。
今回使用したAnker SoundCore 2でも、最大音量で鳴らすと近所迷惑を気にしなきゃいけないような大音量で使用することができました。
▶︎Bluetoothスピーカーをベースアンプ代わりに使ったら最強だった件
「音量が小さくなるのは困るのはちょっと…」なんて懸念している方!
演奏に使う分には、何の問題もなく使用できるはずですよ!
ボリュームノブを調整すれば、かなり持ち上げられます!
まとめ
FOSTEX PC–2LIVEはパッシブミキサーとしては最高!
超小型、高音質、そして何よりも電源不要!
小回りが利くので、ライブにも最適です!
モニターMIXノブの付いていないオーディオインターフェイスと併用することで、PCの音とLINEの音のバランス調整機能を容易に増設することもできちゃいます。
▶︎ベーシスト向け!自分に合ったオーディオインターフェイスの選び方!
FOSTEX PC–2LIVE、オススメです!