こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
今回のテーマはこちら。
Theme
「コードを見ながらベース演奏してみよう!」
Conclusion
音名をアルファベットで覚えたら、ルート弾きに挑戦してみましょう!
これさえできれば、どんな楽曲でも初見で演奏できるようになります!
これさえできれば、どんな楽曲でも初見で演奏できるようになります!
例えば、なにか演奏したい楽曲があったとき。
検索をかけてみると「TAB譜は見つからないけど、コード進行だけならすぐ出てくる」なんていう事態に陥ったことはないでしょうか。
コードを勉強していないベーシストは「Dm」とか「G7」なんて書かれていても、どう対応したら良いのか困ってしまうと思います。
でも大丈夫!
3ステップで段階を追って練習していけば、この記事が読み終わるまでにコードを見ただけでルート弾きができるようになります!
一緒に練習してみましょう!
コードを見ながらベースを弾く練習
音名をアルファベットで覚えよう
音楽の世界では「ドレミ」よりも「CDE」で会話をするのが基本です。
コードネームもアルファベットで書かれてますよね!
まずは黙って丸暗記だッ!!
「【初心者向け】ドレミをアルファベッドで覚えよう」の記事で詳しく解説しています。
指板上の音名と位置を覚えよう
BASS NOTEでは「まずは低音弦を12フレットまで覚える」という方法をオススメしています。
覚え方に関しては「指板上の音名の位置を覚える方法!ここがスタートライン!」という記事で詳しく解説しています!
コードを見ながらベースを演奏してみよう
コード進行掲載サイトU-FRETさんなどで、自分の好きな楽曲を探して8ビートでコードを追ってみましょう。
僕のオススメはアンパンマンのマーチ(移調 -1)です。
誰でも頭にメロディを思い浮かべることができて、適度にコードの移動もあります。
移調-1でKey=Cになるので、上記で覚えた音名しか使われません。
※シャープやフラットが使われません。
練習の項目で覚えたフレットを思い出しながら、コードを追いかけてみましょう!
最初はリズムを刻まなくても、ボーン・ボーンと白玉で音を伸ばすだけでもOKです。
最初は、頭の中でしっかりメロディーを把握できている曲で練習することをオススメします!
ちなみに、先ほどのアンパンマンのマーチをコードを見ながらルート弾きしてみるとこんな感じになります。
小文字や数字のついたコードについて
いろんな楽曲のコード譜を見ていると、こんな表記のコードが現れることがあります。
mとかMとか7とかsus4とかadd9とか……
この大文字を「ルート(主音)」と呼び、ベースが担当するべきコードの基準音を示しています。
難しいことは無視です!
まずは大文字の部分だけを見て、音を探せるようになりましょう! ルートの音を演奏できるようになるのは、ベーシストにもっとも必要な技術のひとつです!
まずは大文字の部分だけを見て、音を探せるようになりましょう! ルートの音を演奏できるようになるのは、ベーシストにもっとも必要な技術のひとつです!
コードトーンが理解できるようになるまでは無視して大丈夫!
まとめ
どんな曲でも初見でコードを追いかけられるようになったら、ベーシストとしては「脱初心者」達成です。
これでTAB譜が無い曲でも演奏できますね!
まずは、
- 音名をアルファベットで理解
- 3弦・4弦の音の位置を暗記
- コード譜を見ながらルートの音を演奏
この3つのステップをクリアしてみましょう!
千里の道も一歩から!
1歩ずつ、焦らずに。
音楽は、基礎を制した者が全てを制す世界です。
次のレベルに向けて、まずはこの項目をマスターしてみて下さい!