こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
上の画像は、僕が作曲家として活動していた頃の仕事机です。
快適さと美しさを兼ね備えた、最高のDTM環境だったと思っています。
が、しかし。
今現在の僕の仕事はベースの先生です。
こんなDTM要塞を扱う機会は、ほとんどありません。
おまけに、めちゃくちゃ場所を取っています。
「これは、作り直すしかないでしょう」ということで、早速構想に踏み切りました。
今回の記事では、理想の演奏環境を構築するまでの一部始終をお届けします。
練習環境のコンセプト決め
日本の住宅事情に合わせて
日本の住居は
とにかく狭い。
とくに賃貸暮らしなんかになると、
- ベッドなどの寝具
- 冷蔵庫などの家電
- 楽器などの機材
Q.限られたスペースに詰め込むためには、どうしたら良いでしょう。
A.小型化すれば良いんです。
つまり、大切なのはコンパクトさ。
必要最低限の機材で無限の可能性を。
- なるべく床を広く使うこと。
- 移動式、折りたたみ式で融通が効くこと。
このブログのあちこちで、僕は「取り回しの良さ」を大切にしている旨をお伝えしてきました。
▶︎【MS-60B】どこよりも分かりやすいZOOMマルチストンプ徹底レビュー
例によって今回も、可能な限りコンパクトで取り回しの良い環境を目指します。
お財布事情に合わせて
そしてもう1つ。
安く済ませる。
周知の通り、バンドマンは貧乏です。
例外なく、僕も貧乏です。
▶︎現役ベース講師が語る貧乏バンドマンの金欠問題を解決する3つの稼ぎ方
なので、
お値段はお手頃価格で。
- 可能な限り家にあるもので作る。
- 買い足す機材も安いもの。
学生さんのお小遣いでも構築できるような練習環境を目指します。
ここまでのまとめ
今回のコンセプト。- 場所を取らないコンパクト設計。
- お掃除に便利な移動式。
- お財布に優しいお手頃価格。
用途を明確にする
コンセプトが決まったので、次にシステムの用途をはっきりさせます。
これは物作りの基本ですね!
1.自宅練習
なにはともあれ、自宅での楽器の練習。「自宅練習のための機材を組もう!」という企画ですから、当然これが基盤になります。
快適な練習環境を組みたいですね!
2.自宅でのレッスン
冒頭でも書きましたが、僕の本業はベースの先生です。
なので、
自宅での生徒さんとのレッスンに対応できるようにしなくてはなりません。
3.録音・撮影
こちらもお仕事の依頼に対応できるようにレコーディングの依頼や、ネットに投稿する動画の撮影を、いつでも自由に行えるシステムが必要です。
ここまでのまとめ
今回のシステムの用途- 個人練習
- 生徒との自宅レッスン
- 録音・撮影
触媒を探す
家の中にある機材の中から、使えそうなものを探してみます。
何かこう、
床面積は小さくて…、
威圧感がなくて…、
機動性に優れていて…、
!?
良いものがありました。
マイクスタンドです!
重心がしっかりしていて、
所有面積が小さくて、
拡張性もあります!
基盤はこれでいきましょう。
次回、このマイクスタンドがどう変わっていくのか…!
「完成編」へ続く!