現役ベース講師が語る貧乏バンドマンの金欠問題を解決する3つの稼ぎ方

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バンドマンのための金策術
こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
このブログを見て下さっている方は、主に学生さんやフリーターさんが多いようです。
なので、今回は「バイト兼バンド」な生活を送る貧乏バンドマンの方々のための金銭のお話です。

バンドマンは総じて貧乏である

スタジオ代や機材代、ライブのブッキング。そしてレコーディングも。
我々バンドマンには、お金がいくらあっても足りません。

ライブの練習のためにバイトの休みを取ると、収入源が無くなって金欠に。
ただでさえお金が入ってこない状態なのに、ライブのノルマで更に金欠に。
出費を抑えるために食費を削ったり。
練習のためにバイトの後の睡眠時間を削ったり。
その結果、体調を崩してますます出費。
そんな状態の最中、スタジオに入って更に出費。
もちろんアンプやエフェクターなど欲しい機材もあるし。音楽仲間との付き合いもあるし。必要経費がとめどなく出費。
「貧乏」と書いてバンドマンと読む。

ただでさえお金が無いのに、音楽に時間を費やそうとすると稼ぐ時間も減っていきます。

逆に稼ぐ時間を増やそうとすると、本命の音楽に時間を使えなくなる。
抜け出せない負の悪循環。
貧乏スパイラルです。
じゃあ、どうするか。

音楽と収入を直結させよう

音楽で収入を得る。
言わずもがな、これが我々バンドマンにとっての理想形です。

搾取される側から搾取する側へ

まずは筆者が「バンドマン貧乏スパイラル」を脱した方法についてお話しましょう。
特別難しいことを行なったわけではありません。
僕は早急に雇われる側に身を移しました。

ビジネスというのは「悩み」「解決」の関係で成り立っています。
  • 「これは困ったな」
  • 「あれをやってみたいな」
そういう悩みを商品サービスで解決してあげることで、金銭の流れを発生させる。
これがビジネスの基本形です。

プロだとか素人だとか、そういう肩書きは関係ないです。
欲する側満たす側が揃えば、それがお金になります。

つまり。
とあるバンドにベーシストが足りなくて、もし自分がベースを弾けるのであれば。
その時点で「悩み」「解決策」のカードが場に出揃うので、金銭の流れを発生させる要因は完成します。

あとは自分を売り込めるかどうかです。
臆せず、遠慮せず、自分の技術を安売りしないことが大切です。

自分の技術を売るための強みや付加価値が一つでもあると、もっともっと良いですね。
  • 技術的に難しい曲が弾ける。
  • どんなジャンルにも対応できる。
  • はたまた人柄や容姿がいい。
どんなものでも良いでしょう。
誰かが自分の技術を欲してくれたなら。
あとは単発契約でも、月間契約でも、好きなように価格設定してマネタイズしてみましょう。
演奏屋さんへの第一歩にも繋がります。

僕は学生のうちに「雇われベーシスト」としての形態を経験して、自分でノウハウを確立させました。
そのお陰で今の演奏屋としての仕事に就けたんだと思っています。
まずは身近な友達のお手伝いからでも。
《自分の技術を売る》ということに慣れていきましょう。

バンドマンのための簡単副業講座

ただ自身の演奏技術を周りに売り込むのは、やはり難しいです。
ある程度のコネや実績が必要になるでしょう。
そんな時に、何とかして少しでも収入を増やせる方法を紹介してみたいと思います。

バンドの物販で稼ぐ

これは僕が高校時代に実践していた手法です。
つまり学生さんでも今すぐに行える稼ぎ方です。

Tシャツ、チェキやライター、キーホルダーなど。
原価の5〜6倍の価格で売れる商品を量産して販売します。

単純明快な「安く仕入れて高く売る」戦法です。
例えばフィルム代1枚70円のチェキを、1枚300円で1パック(20枚)売ってみたら。
(300円-70円)×20枚=4,600円
1箱で4,600円の稼ぎです。

ホールをレンタルして、1本90円で仕入れたドリンクを1本500円で2ダース売ったら。
※飲食物は販売に関しての許可が必要な場合があります。
(500円-90円)×24本=9,840円
9,840円もの黒字になります。

家やコンビニのプリンタを使えば、キーホルダーの量産も可能です。
他にも、画像ファイルをひとつ用意するだけで安価で簡単にオリジナルグッズを作ってくれるサービスもたくさんあります。
大切なのはお客様のニーズに合わせてグッズを生み出すこと。
「何円で作れるのか」
「いくらなら買ってもらえるのか」
上記の2つを常に頭で考えながら、オリジナルの物販を目指しましょう!

動画配信で稼ぐ

YouTuberの方々の影響ですっかりおなじみになった、動画配信による広告収入で稼ぐスタイルです。
「チャンネルの総再生数が10,000を超えないと収益化できない」という決まりがあるので、「今すぐ稼げる!」というわけにはいきませんが。
コツコツ積み重ねていくと、必ず自身の演奏技術が収益に変わります。
「弾いてみた」系の演奏動画の編集は、初めてソフトを触る初心者でも全然問題なく行える簡単なものです。
バンドのオリジナル楽曲をアップロードすることで、集客やCDの売り上げに繋がることもあります。
我々バンドマンにとって動画の配信はメリットだらけです。
恥ずかしがらずに、どんどん発信していきましょう!

まとめ

馬鹿正直に社会のレールに沿って稼ごうとするから、貧乏スパイラルにハマってしまうのです。
細々と貧しい生活を続けながら、メジャーから声がかかるのを待っているつもりですか!
いいですか、皆さんはアーティストです。
今持っている技術をお金に変えることなんて、容易なはずなんです。
正しい方法を試していないだけで。
調べられるか、調べられないか。
やるか、やらないか。
我々バンドマンの貧乏問題を解決できるのは、演奏技術ではありません。行動力です。

憧れの機材をお迎えするためにも!

「時給の高いバイトを探そう」なんて考え方は捨てて。
自身の手でお金を生み出す方法を模索してみましょう。
この思考回路が、脱貧乏バンドマンへの第一歩になります。

機材の購入を含めた日常生活の支払いに楽天カードのような還元率の高いカードにするのもオススメです。
家賃や光熱費の引き落としに使っているだけで、気づいたらエフェクターを買えちゃうくらいポイントが溜まっていたりします。
ちなみに僕は、長年の利用でダイヤモンド会員まで上り詰めました!
おかげで楽天から弦を買ってもポイントの還元でペイできるようなサイクルが出来上がっています。
オススメなので、ぜひお試しください。

このような小さな抜け道と裏技を駆使して、脱貧乏を目指しましょう。
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