ベースってどんな楽器?その魅力や面白さを現役ベース講師が解説!

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ベースってどんな楽器?

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

僕ですか。
なんとか生きてます。

今日の記事では、一度BASS NOTEの原点に還ってみようかなと思っています。

ずばり、テーマはこちら!

「ベースってどんな楽器なの?」

全てを支配する究極の楽器です!

ギターに比べると認知度が低く「いまいち派手さに欠ける地味な楽器」というのが世間一般のベースの認識です。

和明さん

家に置いてある楽器を見て「ギター弾けるんですね!」って言われるのは、ベーシストあるあるネタだと思います。

はっはっは。
無知とは愚かなり。

この記事を通して、

「ベースってこんなに凄い楽器なんだよ!楽しいから一緒にやろうよ!」

というのを全力で伝えてみようかなと思います。

ベースってどんな楽器?

そもそもベースとは。

低音パートを演奏する弦楽器の総称である。
和明さん

それくらいは皆さんご存知だと思います(笑)

ベースは音楽において最重要な楽器

その低音ゆえに、とくに音楽に詳しくない人からは

「ベースなんて全然聞こえないし地味じゃん!正直いらない!」

言われてしまうような楽器です。

が、その本質は真逆です。

具体例は次の項目で後述しますが――
ベースとは、まさに音楽の根源(ベース)を支える楽器です。

バンドの上手さはベースの腕で決まります。
ベースがいるから演奏が安定します。
ベースがあるから音楽に厚みがでます。
ベースがあるからノリが生まれます。

科学ジャーナル誌のサイトPNASでも「生物学的にベースこそが最重要の楽器である」という研究報告が掲載されています。
▶生物学が立証、バンドで最重要なパートはベースだった: GIZMODEさんより

詳しい話は「現役ベース講師がベースの必要性について語ります」という記事で徹底的に細かく語っているので、お時間があればぜひ合わせて読んでみてださい。

ベースの役割

ベースの役割は、ずばり地を這(は)うようなリズムの波を生み出すこと。
そして、音楽の根底にあるコードのルートを誘導すること。

「リズムってドラムの役目でしょ?」

という声が聞こえてきそうなところですが。

その認識は厳密には間違いです。

バンドの中でリズムを刻んでキープするのはベースの役目です。

ドラムは、ベースが刻んでいるリズムにアクセントを添えるのが仕事の楽器です。

和明さん

もちろん様々な考え方や演奏スタイルがあるので、諸説ありです!

ベースがあるからドラムが成立するし、ドラムがあるからベースが栄える。

そんな絶妙なリズム楽器同士の音の対話が楽しめるのも、ベースの楽しさですね!


ベースの魅力

場の空気を支配できる

最重要な楽器、ベース。
そんなベースに与えられた唯一無二の能力、それは「支配力」です。

わかりやすいところで、ひとつ例を挙げてみましょう。

例えば。
コンサートやライブに行くと、観客は演奏に合わせて手拍子しますよね。

あの観客の手拍子のタイミングを誘導するのは、実はベースの仕事なんです。

音の入り方や切り方を変えてあげると、同じ曲を演奏しているのに手拍子の位置が表拍になったり裏拍になったりします。

指先の使い方ひとつで会場の空気やノリを支配できるのが、ベースという楽器の醍醐味です。

和明さん

上手いベーシストは、自分の呼吸一つで会場にいる数万人の手拍子を自由に誘導することができます!

初心者でも楽しめる

そんな最重要、責任重大なベースですが。

弾こうと思えば誰でも弾くことができる楽器です。
決して難しい楽器ではありません。

和明さん

いや、難しいんだけどネ。

例えば。
トランペットやサックスのような管楽器だと、音をまともに鳴らせるようになるだけでも大変です。
とにかく肺活量が必要になるので、初心者さんの場合だと肉体改造が必要になります。

ヴァイオリンのような弓を使う楽器も、角度や力加減などをマスターしないとノイズすら出せません。

かたやベースであれば、指で弦をはじけば音は出ます。
音を鳴らすまでの敷居がゼロなんです。

そして弦の本数が少ないです。
憎きライバル、ギターの弦は6本。対するベースは4本です。

さらに言うと基本は単音での演奏を担当する楽器です。

和明さん

どうですか!これからベースを始めようと思っている皆さん!ちょっと練習すれば弾けそうだと思いませんか!

ベースは他の楽器に比べると、すっごく取っつきやすい楽器なんです!

簡単だけど一生遊べる

上記のように、ベースは簡単に音を鳴らせる楽器です。

ですが。

突き詰めていくと、一生かかってもマスターすることができないほど奥が深い楽器です。

そりゃそうです。
指を離すタイミングひとつで、場のノリをひっくり返してしまえるような楽器なんですから!

小技を勉強しだしたら、当然キリがありません。

演奏技術、音楽理論、人との繋がり。
掘り下げて行くと、どんどん沼にハマる。

無限に遊べる、最高の楽器です。

和明さん

ベース講師という仕事をしている僕自身でさえ、毎日勉強し続けても足りないくらいです!


楽器は嘘をつかない

最後にもう一点だけ。

楽器って絶対に嘘をつかないんですよ。
というか、練習は絶対に自分を裏切らないんです。

楽器への熱が、100%出音に反映されます。
練習の量が、必ず自分を助けてくれます。

何があっても、自分の腕は自分の味方。
信じられるのは自分のみ。

良い演奏ができるもできないも自分次第。
どんなに失敗しようが、それは自分の責任。

そういう素直で曇りのないシンプルな世界。
それが素晴らしいところですね。

ベースだけは絶対に自分を裏切らない。
これが、僕がベースを続けられる理由かもしれません。

まとめ

  • とにかく最重要
  • 場の空気を支配できるほど責任重大
  • 責任重大だけど意外と簡単に弾ける
  • 簡単だけどめちゃくちゃ奥が深い

どうですか!

面白そうだと思いませんか!

実際最高に面白いんです。
この記事ひとつでは語りつくせないくらい、ベースは楽しい楽器です。

さあ、この記事を読んでワクワクしてきた画面の前のあなた!

次の記事も読んで、ベースへのモチベーションをもっともっと高めてみませんか!
▶︎さあ、ベースを始めよう!ベース初心者入門ガイド

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