ベースはバンドにいらない子?ベース講師がベースの必要性について語ってみます。

こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

ブログを運営していると、お客様がどのようなキーワードで検索して自分のブログを見にきてくれたのかを知ることができるんですね。

その項目をチェックしていたら、こんなキーワードを見つけてしまいました。

「ベース 必要性」

時折お見かけするんですよ、この系統の検索ワード。
ベースの必要性に疑問を感じている人がいるなんて…ベース講師として大変遺憾であります!

他にもBASS NOTEが検索されたキーワードを解析してみると――

  • ベース バンド いらない
  • ベース 聞こえない
  • ベース 居なくていい

もう泣きそうです。

今回の記事では、ベースの必要性について徹底的にお話してみたいと思います。

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ベースの重要性

スピーカーから聞こえないじゃん

とか、

ギターとベースの違いが分からない

とか、
ベースなんていらないじゃん!と言わんばかりに、何かと散々な扱いを受けてしまうベースという楽器なんですけど。

そんな世間の声に対する素敵な答えを教えて!gooの中で見つけたので、この場で引用させていただきたいと思います。

「ベース」という名称、これだけでその重要性がわかります。
ベースの語源は「重要拠点」「よりどころ」という意味にあります。

例えば、「ベースキャンプ」。大規模な登山のときに、頂上を目指す小隊が出発するのが「ベースキャンプ」、本部が置かれて、無線機器や万一に備えた救難資材などが設置されます。
また、戦争のときに軍隊が敵前に設置して連絡本部とするのもベースキャンプ。野球の合宿で本部が置かれるのもベースキャンプ。


例えば、「ホームベース」。野球では四つのベースがありますが、123塁を足がかりにしてホームベースを奪おうとし、また守ろうとします。


料理では、「小麦粉をベースにして、卵と砂糖を加えて・・・」などと言います。


また、日常会話でも、「あの建物は、ベースが軟弱なので地震には弱い」とか、「あの人はベースになる哲学を持っていないからダメなんだ」などと言います。


これで、「ベース」=「重要なもの」というニュアンスが解ると思います。
あえて「ベース」という名前で呼ばれる楽器ですから、バンドの中でも最も重要と言えます。
一見、地味ですから「縁の下の力持ち」という位置づけになります。


バンドにおいてもその重要性は計り知れません。ドラムの叩くリズムを、音程を加味したリズムとして他のバンドメンバーに伝える中継的な役目を担っています。


ベースの役割が解っていないバンドは、例外なくヘタクソバンドです。
ギターやボーカルはベースの音を聞いているから、リズムを乱すことなく演奏したり歌ったりできるので、ベースがないと不安で演奏できません。ベースを軽視しているとすれば、それは普段からベースを聞いていない証拠なので、バンドとしてのアンサンブルができていない証拠です。
上手なバンドのリズムが全員ピタリと合っているのはベースを聞いているからです。
でないと、一人ひとりの音が合いようがありません。
ギターやキーボード、ボーカルなどバンドメンバー全員がリズムを合わせようとする場合、そのよりどころとして聞いているのがベースの音であるわけです。
 
音楽というのは、最低音がとても重要で、コードネームも最低音をルートとして、「Cm」とか、「G7」とか書かれていますし、最低音を指定したコード(分数コード)もあります。それは、「C/G]とか、「ConG」というようなコードネームになりますが、逆に最高音とかを指定したコードはありません。これもベースの音の重要性を証明するものです。


ということで、バンドの中でベースの持つ重要性は、言葉では表せないほどです。
ベースマンの居ないバンドは、サウンドがスケスケな感じになり、とても薄っぺらい音楽になります。


回答者: TAC-TAB
 

引用: 教えて!gooより

ね? ね!?
素敵でしょ?
もうこの文章に全てが詰まっていると思いませんか。

回答者のTAC-TABさんには心からの拍手を送りたいですね!

そうなんです。
ベースという楽器は、その名の通り《音楽の根源》を支える楽器なんですね。

そのベース(土台)が必要ないとは何事か!


ベースは必要!

僕自身、ベースを弾き始めたきっかけが

「ベーシストの必要とされてる感が羨ましい!僕も皆に必要とされたい!」

という理由でした。

高校時代に組んでいたバンド内での「ベースが居れば安心☆」という共通認識が、当時の僕をベースの道へと引きずり込んだんですね。

大人になった今でも他のパートが休んでも誰も文句を言わないけど、ベースが欠勤になると場が焦り出すなんて状況に出くわす機会が度々あります。

頼られるベーシストについては「頼られるベーシストになるための心構え。独りよがりなプレイは卒業!」という記事でも語っているので、お時間があればぜひ合わせて読んでみて下さい。

ベースの音が聞こえないなんて嘘!

バンドのリズムの基盤を作るのはベースです。
ドラムだと思ってた人、残念。

ドラムは、ベースが生み出したリズムのグリッドにアクセントを添えるのが仕事な楽器です。
ここを正しく認識できていない人が奏でる音楽は、何処か浮ついています。

ベースが聞こえないと主張する人。
オーディオ環境が残念なのか、ご自身の耳が残念なのか。

生物学的にも、ベースが最重要楽器であることが証明されています。

内耳の器官である蝸牛の聴覚経路は低い音程と高い音程を同時に聞いた場合、低い音程をより早く信号に変換し、脳に送ります。

そして脳は高い音よりも低い音により簡単にリズムを感じ取り、認識します。これは脳波を元にした研究により科学的に検証されています。

引用: GeeK IN BOXより

人間は無意識のうちに低音を最重視して生きているんですね。

その証拠に、音楽に関する知識が全くない人の前で有名な曲のベースラインを弾いてみると

「あ、それ◯◯の曲だ!」

という面白い反応が返ってくる場合が過去に何度もありました。

そんなベースの音が聴こえないなんて…かわいそう!

ベースはモテる?

世間一般では「女性は子宮で考える生き物」なんて言われていますけども。

子宮に響く重低音を奏でるベーシストは、モテます。

実際、仕事で地方公演なんかをした時に
「ベース素敵でした!」「低音かっこよかったです!」
なんて言葉をかけてくださる方は、女性のお客様が大半です。

バンドのグルーヴ、その場の空気を指先一つで支配できるベース。
フロントのヴォーカルもベースを聴いて音程を判断していますし、サイドのギターもベースとの兼ね合いを意識しながら演奏しています。

バンドの上手さはベースの上手さで決まるなんて教えもあります。

そんなの格好良いに決まってるじゃないですか…!

演奏する側から見ても、もちろん聴く側から見ても。
ベースとは計り知れない魅力がある楽器なのであります。

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