現役ベース講師が語る「練習したくない病」の対処法

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
生徒さんからの質問です。

Question

「練習する気が起きない時はどうしたらいいですか?」
自慢じゃありませんが、僕なんて年中やる気なしですよ!
普段は練習のやる気があるだなんて、むしろ偉いじゃないですか!

  • 一人で黙々と練習していてもつまらない。
  • 疲れてなんだかやる気がやる気が起きない。
  • ただただ練習したくない。
上記の3つは、普段の筆者の頭の中です。
さて、どうしましょう。

今回の記事では、練習のモチベーションについてお話してみたいと思います。

ベースを練習したくない時の対処法

結論から言うと。

もし、あなたが演奏屋(プロのミュージシャン)じゃないのなら。
演奏が収入に関わるとか、そういう生活をしていないのなら。

僕は基本的にまったり練習の推薦派なので、
「無理に練習する必要なんてありません!」

と自信を持ってお答えしたいです。
やる気が出ない日はサボっても全然良いと思います。

仕事でも、宿題でも、部活でも、趣味でも、なんでもそうですけど。
「やらなきゃいけない」って苦痛なんですよね。
「やりたい」と思えるものじゃないと辛いだけなんです。
そして。
苦痛の中で練習したものって、なかなか身につかないんです。

学生時代の数学を思い出して下さい。
「対数関数の計算法則を述べよ!」
なんて言われて、頭の中に公式が残っていますか?
勉強が嫌いだった人は、綺麗さっぱり忘れていると思います。

ベースの練習も同じで、つまらない状態で無理やり頭に叩き込んでも意味がないんです。
それを実戦投入できる状態まで消化できるかと言われると、答えはNOです。

音楽と責任について

僕の場合は、楽器を始めた当初から「音楽で黒字を出す」ことだけを考え続けてきたので。
学生の頃から《練習=仕事》として割り切って練習してきました。
「仕事だからね…」
自分にそう言い聞かせて嫌々でも楽器を触り続けてきました。
その結果、今僕は練習なんて大嫌いなんですけど(笑)

音楽に対して責任を負わなくてもいい立場なのであれば、それを満喫するのが最も賢い選択だと思います。
楽しいと感じていた音楽が、楽しくなくなる瞬間。
それは音楽に責任が発生した時です。

今一度考えて見て下さい。
「なぜ、無理にでも練習しなくてはいけないのか」
もし「上手くなりたい」と本気で考えているのであれば、「練習したくない」という考えは生じないはずなんです。
単純にモチベーションが上がらないだけなのであれば、無理に練習する必要なんてないよということを念を押してお伝えしたいです。

もし練習したいのなら

もし、それでも練習に対して使命感を感じているのなら。
練習の工程表を作ってみてはいかがでしょうか。
じゃん。
iOSのリマインダーでササっと考えてみました。
どんなにやる気が起きなくても、思考停止で練習をこなせる表です。

リマインダーなので、終わった項目にチェックをつけていくことができます。
だらだらとでも、毎日チェックを埋めていくことだけを心がけていればとりあえず最低限の練習にはなるでしょう。

曲名の欄には、
「指が鈍らないように、必ずこの曲だけは弾くようにしよう」
という曲を入れておきます。

それでもダルいなら。
ぜひ、このBASS NOTEに遊びに来て下さい!
何かしらの突破口を用意して、全国のやる気のないベーシストをお出迎えします!
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