
こんにちは、高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
演奏屋さんとして音楽を仕事にしている者です。
フリーランスの鬼門、確定申告。
毎年、2月の中旬ごろになると
「確定申告なんて全然わからないんだけど、どうしたらいいの…?」
という疑問が日本中のミュージシャンの頭を駆け巡ります。
納税は国民の義務ですからね。
個人事業主として稼ぐ以上、確定申告からは逃げられません。
ほな、△△△円納税してや!
これが確定申告のすべてです。
はじめての確定申告でも大丈夫!
BASS NOTEが徹底解説します!
- いい感じに売れてきたバンドマン。
- 個人の音楽教室を運営する楽器講師。
- 副業でそれなりに稼げている演奏屋さん。
- プロミュージシャンとして活動し始めた方。
そんな人たちのための確定申告講座です!
◆そもそも確定申告って何?
◆どんな人がやらなきゃいけないの?
◆何をどうやってやるの?
確定申告について分かりやすく紹介します!
プロのミュージシャンになるための手続きに関しては「ミュージシャンのための開業届講座」から!
ミュージシャンのための確定申告講座
そもそも確定申告とは?
簡単にまとめると
- 「どこでいくら稼いだ」
- 「どこでいくら使った」
ということを国に提出して、納税額を決めてもらうのが「確定申告」です。
音楽活動で
- 兼業なら年間で20万円以上
- 専業なら年間で38万円以上
の所得を得ている人に、確定申告の義務が発生します。
freeeで確定申告を瞬殺!
確定申告で面倒くさいのは
- いつ
- どこで
- 何のために
- いくら
のお金が動いたのかを、ぜんぶ記録しておかなければいけないことです。
そこで役に立つのがクラウド会計ソフト「freee」。
いつものクライアントさんから25,000円の振込がありましたよ!
「売上高」として仕訳しておきましょうか?
お願いします!
今度はSOUND HOUSEから4,900円の請求がありました!
これは「消耗品費」で仕訳していいですか?
登録しといて!
口座・クレジットカードと連携させておくことで、全自動で取引を仕訳してくれる最強の会計ソフトです。

複雑な確定申告の書類も、freeeがあれば親指1本で作ることができます!
BASS NOTEの「ミュージシャンのための確定申告講座」も、freeeの使用を前提として解説をすすめています。
無料で登録できるので、ぜひ試してみてください!
仕訳・勘定科目について
確定申告のためには、
「何の用途でお金を使ったのか」
を記録しておく必要があります。
◆CDやステージの売上は「売上高」
◆ベースの弦は「消耗品費」
◆打ち合わせのご飯は「会議費」
こんな感じで事業の収支や経費を振り分けていきます…!
迷ったときには、このページを思い出してください!
ミュージシャンがよく使う勘定科目(50音順)
- 会議費: 打ち合わせにかかった費用など
- 広告宣伝費: ライブのフライヤー発行代など
- 支払手数料: 銀行振込手数料など
- 修繕費: 楽器のメンテナンス代など
- 消耗品費: 弦やピック・10万円未満の機材など
- 新聞図書費: 楽譜や教則本など
- 事務用品費: 楽譜の印刷用紙、文房具など
- 賃借料: スタジオのレンタル代など
- 旅費交通費: ツアーの遠征にかかった費用など
freeeを使えば、勘定科目はリストから選ぶだけなのでとっても簡単!
一度取引を登録すると、次からは似たような取引には自動で勘定科目を選択してくれます!
減価償却について
仕訳の中で、ミュージシャンの方に知っておいてほしいのが減価償却(げんかしょうきゃく)についてです。
10万円未満の機材と10万円以上の機材では、仕訳の仕方が変わります。
- 10万円未満: [消耗品費]
- 10万円以上: [減価償却費]
音楽人にとっては、10万円を超える楽器や機材なんて日常茶飯事だと思うので。
ぜひ「楽器・音響機材の減価償却について」の記事で勉強してみてください!
必ず役に立つはずです!
税務署で確定申告
いよいよ確定申告です。
毎年、2月の中旬に3月の中旬にかけての時期が確定申告の期間になります。
事業(演奏活動)に使ったお金の動きさえしっかり管理できていれば、書類作りに困ることは何もありません!

freeeを使っていれば、自動で作ってくれた書類を税務署に持っていくだけです。
(事前に用意した書類を渡す)
はい、以上になります!
お疲れ様でした!
かんたん!
確定申告講座「提出編」では、当日の流れや税務署に持っていくものなどをまとめてあります!
【確定申告の持ち物チェックリスト】
確定申告書
青色決算申告書(青色申告の場合)
収支内訳書(白色申告の場合)
控除に必要な書類(医療費明細書など)
マイナンバーカード(もしくは通知カード)
本人確認書類(免許証・保険証など)
源泉徴収票の原本(給与所得などがある場合)
印鑑
筆記用具
通帳
ミュージシャンのための確定申告講座 まとめ
- freeeがあれば確定申告なんて楽勝!
我々ミュージシャンのお仕事は演奏です。
経理なんてしている時間がもったいない…!
だったらfreeeで自動化しちゃいましょう!
家中のレシートをかき集めて手打ちで入力。
そして合わない数字。
細かい書類の記入。
必要書類の不備で確定申告失敗。
freeeがあれば、そんなリスクとは無縁の確定申告!