
こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。
「ミュージシャンのための確定申告講座」
今回は、
「税務署に行って確定申告を完了させるまでの流れ」
についてまとめてみました。
確定申告に必要な持ち物や、税務署の窓口で当日やることを解説します!
いよいよ確定申告本番です。
はじめての人にとっては、何もかもが未知数の確定申告。
「何か間違ってて怒られたらどうしよう…」
なんて不安でいっぱいな方も多いと思います。
大丈夫!
実際の税務署での確定申告なんて3分で終わります!
(用意した書類を渡す)
はい、以上になります!
お疲れ様でした!
これだけです。
税務署は怖くない!
今回の記事では、確定申告の当日の流れについてお話してみたいと思います。
BASS NOTEの「ミュージシャンのための確定申告講座」は、クラウド会計ソフトfreeeの使用を前提として解説しています。
確定申告に必要な持ち物
- 確定申告書
- 青色決算申告書(青色申告の場合)
- 収支内訳書(白色申告の場合)
- 控除に必要な書類(医療費明細書など)
- マイナンバーカード(もしくは通知カード)
- 本人確認書類(免許証・保険証など)
- 源泉徴収票の原本(給与所得などがある場合)
- 印鑑
- 筆記用具
- 通帳
◆赤……freeeで印刷できる書類
◆青……自分で用意する添付書類
◆黒……一応もっていくもの
◆freeeで印刷できる書類
- 確定申告書(必須)
- 青色決算申告書(青色申告の場合)
- 収支内訳書(白色申告の場合)
- 控除に必要な書類(医療費明細書など)
これらはfreeeを使えば一発で印刷できるやつです。
確定申告書・青色決算申告書・収入内訳書はそれぞれ「控え」の用紙も印刷されるので、合わせて持っていくようにしましょう。
※控除を受ける条件を満たしていない人は「控除に必要な書類」が印刷されません。
白色申告の人だと、
・確定申告書
・収支内訳書
の2種類だけでいい場合もあります。
freeeの「確定申告の提出」の画面では、
「ここに個人番号を書くんだよ!」
「ここに印鑑を押すんだよ!」
「あと、この書類を用意してね!」
ということを細かく指示してくれます。
知識がなくても、指示に従いながら記入していけばOKです!
申告書の印刷は白黒でOK!
国税庁で用意されている確定申告書はムダに色鮮やかなカラーで用意されています。
ですが、白黒印刷のものを提出してもまったく問題ありません!
税務署の職員さんは普通に受け取ってくれます。
ちなみに、印刷のときの用紙はA4の普通紙を選ぶようにしましょう。
▶印刷・確認に当たっての留意事項 – 国税庁

僕も毎年白黒で提出しています。
モノクロでも大丈夫!
印刷代はお得に済ませましょう!
◆自分で用意する添付書類
- マイナンバーカード(もしくは通知カード)
- 本人確認書類(免許証・保険証など)
- 源泉徴収票の原本(給与所得などがある場合)
ここからは、自分で用意するものです。
専用の台紙に貼っていっても、そのまま持っていっても大丈夫です。
税務署の窓口の方がその場で糊付けしてくれます。
台紙はfreeeで印刷することができます!
マイナンバーカード

◆マイナンバーカード
または
◆通知カード+本人確認書類
を忘れずに用意しましょう。
自分のマイナンバーが分かれば、住民票などでも可!
これは提出のときに窓口で提示すればOKです!
源泉徴収票

源泉徴収票は必ず原本を提出します。
電子交付の場合には、会社に書面で発行してもらう必要があります。
税務署によっては黙認してくれる場合もあるのですが、電子交付のpdfファイルを印刷したものなどは原則として提出禁止です。
ペーパーレスが聴いて呆れるゼ…!
ちなみに、このとき提出した原本は返却されません。
必要な場合には会社に再発行をお願いするか、手元に控えをとっておくようにしましょう。
◆書類以外のもの(滅多に使いません)

- 印鑑
- 筆記用具
書類に記入漏れや押印し忘れていたところがあった場合の保険です。
ペンは税務署の窓口にもありますが、さすがに印鑑は無いので念のため用意しておきましょう!
- 通帳
還付金があれば、それを受けるための口座番号が必要になるので持っていきましょう。
この項目は「あれば安心かな」という感じ。
◆税務署に持っていかなくていいもの
レシートや領収書、帳簿
- レシート
- 領収書
- 帳簿
このあたりのものは、確定申告に持っていく必要はありません!
荷物になるだけです!
忙しい税務署の窓口では、細かく確定申告の内容が見られることはありません。
これらは税務署の立ち入り調査になったときに必要になるものです。
領収書は7年間の保存義務があるので、捨てずにとっておきましょう…!
税務署で確定申告をする

管轄の税務署を探す
まずは国税庁の「税務署の所在地などを知りたい方」のページから、自分の住まいを管轄する税務署を探しましょう。
必ず国税庁のページから調べるようにしましょう。
家から徒歩3分で税務署なのに「うちはあなたの住所の管轄ではないんです」と言われてしまうことも…!
実際の税務署での確定申告の流れ

いよいよ確定申告です。
税務署につくと「確定申告会場はこちら!」みたいな看板があちこちに立っているので、窓口まで迷子になることはないでしょう。

会場に設置されている機械のボタンを押すと整理番号が発行されます。
普通の市役所と同じです。怖がらずに順番を待ちましょう。
税務署に入った瞬間に、係の人が「確定申告ですかー?じゃあ、この列に並んでくださいー」と案内してくれるところもあります!
書類を窓口に提出する
番号が呼ばれたら、窓口に向かいます。
(用意した書類を渡す)
はい、以上になります!
お疲れ様でした!
一瞬です。
freeeがあれば一撃です。
freeeがあらかじめ全自動で項目を埋めてくれているので、窓口で何かを記入することもなく申告が完了します!
便利でしょ…!
納付する

確定申告で計算した税金を納めます。
- 窓口で支払う
- コンビニで支払う
- 口座から引き落とす
などなど、税金をどのように支払うかを訊かれます。
▶国税の納付方法 – 国税庁
せっかく税務署まで来たので、そのまま窓口で支払ってしまいましょう。
それが1番簡単で迷わないと思います。

支払いの際にもらえる領収書・控えが、
「この人はちゃんと納税しました!」
という証明になるので大切に保管しましょう!
以上で確定申告は完了です!
お疲れ様でした!
まとめ
【確定申告の持ち物チェックリスト】
確定申告書
青色決算申告書(青色申告の場合)
収支内訳書(白色申告の場合)
控除に必要な書類(医療費明細書など)
マイナンバーカード(もしくは通知カード)
本人確認書類(免許証・保険証など)
源泉徴収票の原本(給与所得などがある場合)
印鑑
筆記用具
通帳
確定申告、恐るるに足らず!
秒で終わります。
BASS NOTEの確定申告講座は以上で終了!
プロのミュージシャン・個人事業主としての義務を果たしましたね!