【応急処置】難しすぎて弾けない!ベースラインを簡略化する方法

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの相談です。

「バンドの意向で難しい曲をコピーすることになったのですが、初心者の自分には難し過ぎて困っています。助けてください。」

ベーシストとして活動していると、時には自分の手に負えないような楽曲を演奏しなければいけない状況に陥ることもあると思います。

ましてや「来週のスタジオ練習までに弾けるようになっておけよ!」なんてメンバーに無茶振りされてしまうことも。

そんな無茶振りな状況を、とりあえずなんとか乗り切る方法があるんです!

今回の記事では、難しいベースラインの簡略アレンジの方法についてお話してみたいと思います。

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難しいベースラインを簡単にする方法

今回は題材として、相談者さんから依頼のあったゲスの極み乙女の「私以外私じゃないの」を例に取り上げてみることにしましょう。

1.小節ごとのルートを把握する

音名をアルファベットで理解できる人

ド=C、レ=Dというように、音名をアルファベットで理解できる人はこちら。

無料でコード譜見放題のサイト「U-FRET」さんなどで、目的の楽曲のコード譜を探します。

コードが分かるプレイヤーの方は、この項目はこれだけでOKです。
次の項目に進んでください。

音名の読み方について勉強してみたい方は「理論派ベーシスト育成計画 Lv.1 ルートの位置を覚える練習」という記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!

音名がわからない人

まず、楽曲のバンドスコアやTAB譜を用意しましょう。

今回は、1コーラス目のAメロを題材として使用します。
(※筆者の即席耳コピ譜面なので、100%原曲通りではありません)
(※楽譜を選択すると、拡大表示することができます)


TAB譜を見ながら、各小節の最初の音を意識して抜き出します。

小節の頭の音だけを演奏するとこんな感じになります。
大まかなコードを抜き取ることができましたね!

2.ビートを刻んでみる

1の項目で抜き出したルートの音で、ビートを刻んでみましょう。

まずはオーソドックスな8ビートで弾いてみました。

全然間違いじゃないんですけども。
分かりますか、この違和感。

何か物足りないと思いませんか。


原曲は16分音符、この記事では8分音符

違和感の正体はこちら。

原曲のベースラインは16分音符で構成されているんです。

16ビートのノリを8分音符で再現しようとしているため、手数の少なさが「物足りなさ」として現れているんですね。

16ビートにしてみた

何も考えずに、テキトーに16分音符で刻んでみました。

これだけでも、だいぶ味気なさが薄れてきましたね!

原曲で使われている音符の長さを多めに使いながら、ルート弾き

この戦法さえ身につければ、一週間後に1コーラスなんて楽勝です!

次の項目では、もう少し原曲に近づけていってみましょう。

3.着色

休符を合わせてみる

まずは原曲のラインと休符の位置をなんとなく合わせてみましょう。

音を切る場所が同じになるだけで、曲全体のノリが急激に原曲に近づきます。

厳密にコピーしていくと疲れてしまうので、あくまでなんとなくを意識しましょう(笑)

音符の長さを合わせてみる

休符を再現するついでに音符の長さもそれとなく揃えてみましょう。

バスドラムとの兼ね合いを大切にしてコピーしてみると「合わせるべき美味しいポイント」が掴めてくると思います。

上記の2つを反映すると、こんな感じになります。
かなり近づいてきましたね…!

真似できそうなフレーズを取り入れる

原曲の譜面を見てみると、あちこちに3フレットから5フレットという指使いが散りばめられているのが分かると思います。

この指使いを、少しずつ混ぜてみましょう。

めっちゃ原曲っぽい…!

同じ指幅なので、2フレットから4フレットみたいな音使いを混ぜてみてもいいでしょう。

また、1小節だけ頑張ってコピーしてところどころに混ぜてみるというのも「原曲感」を出すためには非常に有効なアレンジ方法です。

まとめ

この記事で紹介した点を踏まえて簡略化した結果、このようなラインが出来上がりました。

完成した譜面

ほとんど指の移動もないので、これくらいなら頑張れば弾けちゃいそうですよね!

詳細解説

細かく見ていくと、こんな感じの構成に仕上がっています。

それでは最後に、改めて「難しいベースラインを簡単アレンジ」するときのコツをおさらいしてみましょう。

  • 小節ごとのルートを把握する
  • 原曲っぽいノリで刻んでみる
  • 真似できそうなフレーズを混ぜてみる

段階を追って一歩ずつ進んでいけば、必ず攻略できるはず!

「楽曲を簡略化するときにココはおさえておけ!」というポイントを紹介した記事も公開しているので、合わせて読んでみてください。
▶︎楽曲をコピーするときに求められる精度、妥協ラインについて

まずは小節のルート音を探すところから始めてみましょう!

おまけ

コードトーンの位置

もしできるのであれば、3度や5度などのコードトーンを挟んでみるとより華やかな演奏ができると思います!

▶︎理論派ベーシスト育成計画 Lv.2 指板上のコードトーンを覚える

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