![音符を細かく取るための基礎練習](https://rayxbass.com/wp-content/uploads/2017/09/093063c2bb75e11bb4ee5a9b871e7cbc.jpg)
こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
ベーシストのためのメトロノームを使ったリズム感徹底強化プログラム。
今回の課題は
「音符を細かく取る練習の応用編」です。
「ベーシストのための音符を細かく取る基礎練習」の記事では、細かいリズムの感覚を掴む基礎練習を行いました。
今回の記事では、更に濃くリズム感・タイム感を鍛えるための練習に挑戦してみましょう!
記事の最後では、
- 足では4分音符を踏み
- 体内では16分のリズムを刻み
- 指では付点8分音符のフレーズを演奏
ここを乗り越えれば、間違いなくあなたはベーシストとして1歩大きく前進できるでしょう。
この項目は、楽譜から音符の長さを読み取れるようになるためにも大切な基礎練習です!
しっかりついてきて下さいね!
音符を細かく取る練習の応用編
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今回は、スラップのフレーズを用意しました。
A弦の開放を右手のサムで、Xは左手のゴーストノートで演奏します。
リズム譜が苦手な方でもわかりやすいように、16分音符表記に直してみましょう。
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アクセントがかかる部分が、表拍・裏拍で入れ替わっていくようなフレーズになっています。
▶︎絶対に分かる!ベーシストのためのポリリズム入門
フレーズの解説
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付点8分の塊が4ブロックと、最後に16分音符の塊が1ブロックで構成されています。
「ダクツ、タクツ、ダクツ、タクツ、タクタク」僕の頭の中ではこんな感じで鳴っています。
付点8分音符の音を不安定に間延びさせないように、頭の中でリズムを細かく正確に取ることが大切です。
▶︎ベーシストのための音符を細かく取る基礎練習
16分音符の実音での演奏
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- 推薦BPM=80〜
ゴーストノートの発音方法は、左右どちらの手を使っても構いません。
「タタタカッカ、タタタカッカ、タカタカ」
いまいちタイミングが掴めない方は、模範演奏を聴きながらフレーズを声に出して捉えてみるとスムーズにイメージが掴めると思います。
右手のサムピングが間に合わない時は、テンポを落として練習してみて下さい。
Aの実音にスラーをつけてみる
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16分のリズムが掴めてきたら、今度はAの音をスラーで伸ばしてみましょう。
発音する音は長くなりますが、あくまで体内では16分音符3つ分のリズムを刻みながら演奏します。
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ゴーストノートの間に入る16分休符を疎かにしてしまうと、フレーズが滑って安定しません。
BASS NOTEでは度々解説していますが、休符を演奏するのがベーシストの仕事です。
この練習で、休符を捉える感覚をしっかり身につけましょう。
付点8分音符での演奏
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ゴーストノートにもスラーをつけてみました。
付点8分音符の表記に戻すと、下記のような楽譜になります。
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完成したフレーズを演奏しながら、クリックの位置で足をタップして4拍を刻んでみましょう。
身体の軸ではしっかり16分音符を意識し続けること。
- 足で4分音符を踏みながら、
- 体内では16分のリズムを刻みつつ
- 指では付点8分音符のフレーズを演奏します
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足のタップ(クリック)がどの位置に来るのかを理解しておくと、演奏とリズムの軸がリンクする感覚を鍛えることができます。
体幹で感じているリズムの軸、16分音符の波がズレないように意識しながら演奏してみてください。
まとめ
今回のレッスンを「なんとなく」で終わらせてしまうと、あなたのベースライフは「その程度」で終わってしまいます。
ここが「安定感のあるベーシストとしての土台作り」には非常に重要になポイントです!
何度も繰り返して、必ず習得するようにしましょう!
今回のフレーズを応用すると、こんなかっこいいフレーズが何も考えなくても自由に弾けるようになります。
どんなに超絶テクニックの演奏ができても、細かい音符を取る力が曖昧なようでは鼻で笑われてしまいます。
今回のレッスンをマスターすれば、細かい音符を掴む技術は完璧なはず!
頑張りましょう!