教則本の正しい使い方 !早くベースが上手くなりたいならココに注意

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

ベースを始めて独学で上手くなろうと思ったとき、まず教則本の購入を検討すると思うんです。
それで、ですよ。
「教則本の正しい使い方を知っていますか?」

ふと思い立ったので記事にしてみました。
今回の記事では、教則本の正しい使い方についてお話してみたいと思います。

読んで終わりにしないこと

なんだ、当たり前じゃん!
――と思った画面の前のあなた!
甘い!
今まで買った教則本に書かれている技術のうち、何%を自分のものとして消化できていますか?
「頭で理解している」と「実戦で使用できる」は全く別物です。
そうですね、例えば。
ヤフオクで月収50万を稼ぐ本!
とか、書店に行くとたくさん売っているじゃないですか。
内容はおそらく「安く仕入れて高く売る!」みたいなことが書かれているんだと思うんですけど。
その本の中の知識を得て、そこから実際に月50万円稼げる人は全体の何割いるでしょう。
そもそも、実行した人は何割なんでしょう。

稼げるという情報を仕入れただけで満足してしまう人の割合のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか。

ベースの例

例えば、モードスケール。
  • イオニアン
  • ドリアン
  • フリジアン
  • リディアン
  • ミクソリディアン
  • エオリアン
  • ロクリアン
上記の7つの旋法。
少し音楽を勉強したことがある人なら、名前や構成音くらいは知っていると思うんです。
もう少し詳しい人なら「IImのところでドリアンスケールが使える!」という知識はあるでしょう。

じゃあ、実際に使えますか。
初見のコード譜を渡された時に、咄嗟にII度の小節を判断してドリアンのフレーズをねじ込むことができますか。

これが、意外とできない人が多いんです。
「情報を知っている」の段階で満足してしまっているんですね。
「知っている」から「使える」に進化させないと、知識は無意味です。

自分の中で理解すること。

教本の内容を丸コピでは意味がありません。
練習フレーズが上手に弾けるようになったところで、それを実戦で活かせなければただの暇つぶし用手グセが増えただけです。

概念、構成を理解して応用が効く形にまで自分の中で消化させることが大切です。
ハングリー精神を持って、情報を吸収していくようにしましょう。

オススメなのは、自分が尊敬する人が出版した教則本を買うことです。
素直な気持ちで勉強に集中できるでしょう。
せっかく買った教則本、無駄にしないで!
骨の髄まで吸い尽くすつもりで、知識と技術を習得しましょう!
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