もう1つのルートを覚える!ベーシストのための少し変わった基礎練習

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

最近、初心に返って基礎から自分の中の知識を構築し直す作業を行っています。
指板上の音価の配置の再確認とか、そういう次元からの練習です。
一流たる者、初心忘れるべからずです。

そんな中で、初級〜中級ベーシストの皆さんにも是非試して頂きたい基礎練習があります。
今回の記事では、指板の把握能力を拡大する基礎練習についてお話してみたいと思います。

高音弦の音価の把握

まず始めに。
どんなベーシストさんでも、ベースを弾き始めた頃から4弦・3弦とは長い付き合いだと思うんです。
8ビートのルート弾きをする際には、基本的に低音弦2本が主軸になるからですね。
当然、12キーのルート音が何処にあるかも把握しているはずです。

では。
高音弦の音名は、パッと思い浮かべられますか? 
どうでしょう。
2秒以内に全て分かりますかね。

今回の練習は、高音弦にある音の位置を覚え直すための修行項目です。

1弦・2弦の音を覚えよう

3弦・4弦を封印して演奏してみよう。
練習は、常に単純明解であるべきです。
内容も、目的も。
一見ゴリ押しな修行ですが、間違いなく最速で、そして何よりも簡単に音の位置を覚えることができる練習方法です。
物事を習得したい時には、何事も反復練習が一番です。
指板の音の位置を覚えたいのなら、覚えたいポジションを繰り返し使い込むのが一番なんですね。
  • 好きな曲のコード譜を見ながら、高音弦だけでコードトーンを追ってみる。
  • ランダムにフレットを押さえて、音を言い当てる。
などなど、やり方はたくさんあると思います。
この時に忘れてはいけないのは、自分が目的としているルートの位置をいつも以上に丁寧に意識すること。
オクターブ下から見て音名を判断するのもNGです。
例: 1弦5フレットを押さえながら、3弦3フレットを意識する

あくまで独立して音名を言えるようになるのが理想です。
そこだけ気をつければ完璧です!

まとめ

ルート以外から入るフレーズを演奏するとき。
オクターブ単位で上昇下降するようなオルタードフレーズなんかを使用する際など。
高音弦の音価の配置の理解は、演奏の幅を大きく広げます。
覚えるためには、使うしかないんです。
D弦とG弦しか付いていない楽器だと思って、高音弦を使い倒しましょう!
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