
こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
Twitterからの質問です。
・D’Addario / NYXL45100
・D’Addario / ECB80
・D’Addario / ETB92
D’Addario(ダダリオ)信者の僕からオススメのベース弦を4種類紹介します!
世界中のアーティストから幅広く支持されているD’Addario(ダダリオ)。
そんなD’Addario社が誇るタイプの違うベース弦を4つ紹介します!
D’Addarioのオススメのベース弦4選
D’Addario / EXL170
まずは超定番のEXL170。
一般的なニッケルのラウンドワウンド弦になります。
ベースの弦としては一番オーソドックスなモデルですね。

D’AddarioのEXLシリーズはAmazonのベース弦売り筋ランキングでも堂々の第1位!
迷ったらとりあえずコレ!
出音はダダリオらしいブライトなサウンド。
指弾き、ピック弾き、スラップ。
どんな奏法にも柔軟に対応してくれるオールラウンダーな弦です。
ハズレ弦も群を抜いて少ない印象。
D’Addario / NYXL45100
前述のEXL170の上位互換モデルNYXL45100。
芯線は高炭素カーボン。
ダイナミックレンジの広さと長いサスティン、そしてアタックのレスポンスが早いのが特徴。
また、通常の弦よりもチューニングの安定感に定評があります。
テンション感は比較的柔らかめ。
スラップ時に手への負担が少なく、サムとプルの音圧が揃いやすいのがポイントです。
ブライト感はEXLシリーズに比べると若干少なめ。
上品に落ち着いたサウンドですね。
ハーモニクスの質も上質。
「高級感のある音」といえばR.COCCO(リチャードココ)の弦が定番だと思うんですけども。
NYXLシリーズはそれを凌駕する高級感溢れるサウンドです!
高級弦特有のコンプレッション感が得られます。
先日は3tea3Live、ありがとうございました!皆様待っててくれてありがとうございました(;_;)
そして今日は、桜庭さんのRec &ギタコンリハでした🎸
新たに導入した「Darkglass X7」がやばい!! めちゃ良い!✨
音抜けが良くて太いlowと少し歪ませたhighが絶妙で、満足のいく音作りが出来ました✨😆 pic.twitter.com/CJaRjSrNeB— 長谷川 淳 (@atsushi_dokudon) March 6, 2019
僕の大好きなベーシスト長谷川淳さん(@atsushi_dokudon)も、こちらのNYXLシリーズを使用しています!
D’Addario / ECB80
ダダリオのフラットワウンド弦ECB80。
ここ数年、僕が愛用し続けている弦になります。
おしとやかな音楽をやるなら最適なモデルです!
今の僕のサウンドを決定付けているのが、こちらのECB80のキャラクターです!
ラウンド弦に比べるとテンションは強め。
指と弦の摩擦が大きいので、慣れるまで一癖ある弦です。
フラット弦はとにかく超高寿命。
しっかりメンテナンスしてあげれば、1年は安定して使えます。
ピッキングノイズやフレットノイズが抑えられるので、楽曲を邪魔しない綺麗なサウンドをまっすぐ出力することができるのが魅力。
バッキバキのギラギラした音色は苦手。
しかし仮にもダダリオ製。
EQで調整してあれげばしっかり明るいサウンドにも対応することはできます。
弦レビュー用動画です。
にぱー☆#ベース#弾いてみた#ひぐらしのなく頃に#whyorwhynot#片霧烈火 pic.twitter.com/zEKTHQySoT— 高橋和明@BASS NOTEの先生 (@KAZUAKI_virgiL) February 6, 2018
D’Addario / ETB92
もっとマイルドなサウンドが欲しいなら、ブラックナイロン弦ETB92。
どこかオールディーで「まろやか」という言葉がぴったりな柔らかなサウンドのモデルです。
K.ヤイリ製エレクトリック・アコースティック・ベース”YB-13”フレットレスの旧価格最終入荷!コチラは、当店オーダーによるブラックナイロン弦仕様モデル!>>【https://t.co/D45pFhuJT7】 pic.twitter.com/r3n56bGv1Y
— 池 部 楽 器 店 @ イケベポイント最大30倍還元 (@ikebegakki) July 9, 2016
太いゲージに独特の弾力、スベスベした触り心地。
そして真っ黒な見た目が特徴。
テンションはかなり緩め。
しかし決してだるんだるんではない、バランスの取れたテンション感がクセになります!
D'Addario ダダリオ ベース弦 ブラックナイロンワウンド Long .050-.105 ETB92 【国内正規品】 →https://t.co/s0Zwy0sihJ
楽器ストア → https://t.co/jLWSrYMs6B pic.twitter.com/u6hsn44VGM— Amazon.co.jp (アマゾン) (@AmazonJP) January 15, 2017
通常のエレキベースはもちろん、アコースティックベースやフレットレスベースにも似合う弦ですね。
前述のECBシリーズよりもアップライトベースに近い響き。
その割に、トーンを調整してあげればしっかりとスラップもできちゃうのがETB92の魅力です。
弦アースが効かないので、ベースによって(とくにパッシブの場合)は別途ノイズ処理が必要になる場合があります。
エレキベースの弦の購入の前に
ベースの弦には、同じ種類でも
などなど、弦のゲージ(太さ)のバリエーションが細かく用意されています。
単位はin(インチ)になります。
1弦側が0.045in … φ1.143mm。
4弦側が0.1in … φ2.54mm。
一番ベーシックなのは、
◆G弦 … .045
◆D弦 … .065
◆A弦 … .080
◆E弦 … .100
という組み合わせのレギュラーゲージ。
ベースの弾き心地は、弦の太さが0.005in(0.127mm)変わるだけでまるで別の楽器を弾いているように変わります。
自分の演奏のクセの相談しながらいろいろ試してみてください!
僕の身体には.045-.100のレギュラーゲージが最適でした!
まとめ

D’Addario製の弦を4種類紹介してみました。
Elixir(エリクサー)やERNIE BALL(アーニーボール)、DR Handmade Strings(ディーアール)などなど、定番のメーカーはたくさんあると思うんですけども。
やっぱりすべての基準は天下のD’Addario(ダダリオ)!
変わり種を求めていないなら、まずはEXLシリーズから試してみましょう!
何事も標準を知るのは大切ですね!