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実態は理想と違う?プロミュージシャンあるある5選

プロミュージシャンあるある

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

Question「『プロのミュージシャンあるある』みたいなのがあったら教えてください」
Answer「実は個性を殺さなきゃいけない場面が多い!」
みたいな。

これでも僕も専業のプロベーシストの端くれです。
普通の人よりはプロミュージシャンの実態に詳しい自信があります。

今回の記事では、みんなが思ってるような華やかな世界とは少し違ったリアルなプロの世界を少しだけ紹介します。

和明さん

一言でプロのミュージシャンと言っても、その活動の幅は様々です。

今回の記事は『和明さんの周りのプロの方の統計』という視点でお送りします!

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プロのミュージシャンあるある5選

1.実は音楽が嫌いな人が多い

誰だって仕事は嫌い。

音楽を仕事にしている以上、我々の音楽には常に責任(契約・義務・金銭の流れ)がついてまわります。

音楽に責任が絡んだ途端に、音楽が苦痛になってしまうミュージシャンはかなり多いです。

女の子
生徒さん
ちょっと!
いきなり夢を壊すようなこと言わないでください!

…でも納期とか大変そうですよね。


もちろん心の底から音楽を楽しんでいる方も大勢いらっしゃると思うんですけども。

僕の身近にいるプロの方は

  • 「ダル〜い」
  • 「めんどくさ〜い」
  • 「音楽やめた〜い」

と音楽につらさを感じている人が多いのも事実です。

「稼げるようになったら楽しくなくなった」というのは、クリエイターあるあるではないでしょうか。

和明さん

楽しかったはずの演奏がいつの間にか苦痛になってしまい、ストレスで入院してしまった方も何人もいます…。

2.実は無個性が大切になる場面が多い

無個性が求められる。

芸術の世界では

「個人の色を出せるようになったら一人前!」

みたいに言われる風潮がありますよね。

ところがプロの音楽の世界では、逆に「個性を殺すこと」が求められる場面が多々あります。

一番説明しやすいのは、依頼を受けて他のアーティストのバックにつくような場合ですね。
ライブやアルバムの主旨によっては「主役の色を邪魔しない技術」というものが必要になってきます。

ヘタに自分らしさを出そうとしてクライアント側から没にされてしまう、なんていうのは若いプロミュージシャンあるあるではないでしょうか。

女の子
生徒さん
なるほど、陰の支え役にまわるんですね。

和明さん

機械的に。無機質に。
もちろん自己表現力も大切ですが、ときには自分の個性を消すことも重要なのです!


3.実は機材はシンプルな人が多い

ZOOM ( ズーム ) / B3n ベース用マルチエフェクター
必要最小限が最強。

プロといえば「高額の機材を大量に足元に並べて…」みたいなイメージを持たれがちなのですが。

1日に何件もステージをはしごするような移動の多いミュージシャンは、とにかく軽装を好む傾向にあります。

エフェクターはマルチ1台で済ませたり。
アンプに関してもアナログの実機を使うことは滅多になくて、シミュレーターを通したLINE信号による音作りがほとんどだったりします。

世界中を飛び回って演奏しているような方から

外国人男性
すごい人
いやー、久々に生のアンプを引っ張り出してきたよ!

という言葉が出てくる場面も珍しくありません。

闇の魔導書 初号機換装仕様

僕自身も、巡業では9割方ZOOM MS-60Bで対応しています。

和明さん

控えめに言って神。
MS-60Bがなかったら、おそらく僕はこの仕事を続けていませんでした。

4.実は楽譜が読めない人が多い

オタマジャクシは苦手。

これも結構驚かれる話。

「音楽人と言えば楽譜は読めて当たり前!」みたいに思われがちですが、実は五線譜が苦手なミュージシャンはかなり多いです。

女の子
生徒さん
え、マジですか。


5人編成の巡業のときに「誰一人楽譜が読めない」というビックリ仰天な場面に遭遇したこともあります。

楽譜が読めない人は人一倍耳が良かったり音楽理論に強かったり、なにかしら譜読を補えるスキルを持っている場合がほとんどなので合奏に困ることはありません。

もちろん楽譜は読めるに越したことはないと思うんですけども。
プロになるうえで、必ずしも五線譜が読めるというのは必須スキルではないんですね。

和明さん

最低限、構成譜ぐらいは必ず読めるようにしておきましょう!

5.実は妥協しがちな場面も多い

何事も効率最優先。

仕事として依頼を請け負う以上、完成度よりも納品のスピードが重要視されます。
そのため、ある程度の完成度で妥協することが大切になってきます。

世間が思っているよりも完璧にこだわることは少ないです。

和明さん

もちろん、人それぞれ絶対に譲れないポイントはあると思うんですけども。

フリーランスは仕事の速さが信頼につながる世界です。
「適切な妥協のポイントを見分けることができる」というのがプロの条件のひとつですね!


現場では、じっくり時間をかけて100%の完成度を目指して1曲を仕上げるよりも、同じ期間に80%の完成度で2曲仕上げられるプレイヤーのほうがクライアントには重宝されます。

これはライブの演奏でも、音源のレコーディングでも同じです。

演奏屋さんの仕事をしていると「短期間に何十曲も覚えなければいけない」という状況も珍しくありません。
丁寧に完コピしていてはキリがないので「うん!大体こんなもんで良いっしょ!」と妥協して、次から次へと仕事を片付けていくことが大切になってきます。

女の子
生徒さん
そもそも、その妥協ラインが私たち素人じゃ真似できないようなハイレベルなラインなんですけどね…。

和明さん

まぁホラ、それがプロたる所以なので。

まとめ

  • 実は音楽が嫌いな人が多い
  • 実は無個性が大切になる場面が多い
  • 実は機材はシンプルな人が多い
  • 実は楽譜が読めない人が多い
  • 実は妥協しがちな場面も多い

プロの方なら「分かるわぁ〜!」と共感してもらえそうなネタを5つ紹介してみました。

BASS NOTEにはプロのミュージシャンを目指す方からの問い合わせもたくさん寄せられます。

そんな皆さんに声を大にしてお伝えしたい!

「プロの世界って、みんなが思ってるほど楽しくないよ!!!!」