【音程】インターバルに関する解説 ダイジェスト版

【音程】インターバル完全攻略

音程について ダイジェスト版

この記事は、下記の3つの記事のダイジェスト版になります。

音程に関する基礎知識

全音と半音について

音程とは

音の距離をあらわす言葉
生徒さん
そもそも音程って何ですか?
先生

音と音の距離をあらわす言葉です!

英語ではintervalと言います!

「全音」と「半音」について

フレットで見る半音と全音
音程を構成する要素として、必ず勉強しなくちゃいけないのが「全音」「半音」についての知識です。
先生
現代音楽の十二平均律の世界では、1オクターブを12等分したうちの1つが「半音」という距離になります!
  • 隣同士のフレットは半音の関係
  • 半音+半音の距離になると全音の関係
  • 半音×12個で1オクターブの距離
全音と半音に関しては、この3点をしっかり押さえておけば完璧です!

音度と音程の関係について

音度と音程の関係について

音程の呼び方について

CとEの距離をなんと言う?
さて、ここまでの知識を踏まえたうえで問題です。
この距離のことをなんと呼びましょう。
先生
「全音2つぶん」?
それとも「半音4つぶん」?
その答えがこちら。
完全1度(Root)同音
短2度(m2nd)半音1つ
長2度(M2nd)全音1つ
短3度(m3rd)全音1つ半音1つ
長3度(M3rd)全音2つ
完全4度(P4th)全音2つ半音1つ
増4度/減5度(+4th,-5th)全音3つ
完全5度(P5th)全音3つ半音1つ
短6度(m6th)全音4つ
長6度(M6th)全音4つ半音1つ
短7度(m7th)全音5つ
長7度(M7th)全音5つ半音1つ
完全8度(Root)全音6つ
音程は「【音度について】初心者のための度数の数え方」の記事で勉強した度数で呼称します。
全音2つぶんの距離は「M3rd」「長3度」が正解です。
先生
いちいち半音の数を数えて音程を判断するなんて、やってられませんよね!
もちろんBASS NOTE式で、ベースの指板上の形で覚えてしまっても全く問題ありません!
今回勉強した音程については知識として頭の片隅に入れておきましょう。

【長短・完全・増減】日本語の音程についての解説

日本語の音程について
生徒さん
急に出てきた「短3度」とか「完全5度」ってなんですか?
――という方には「日本語の音程についての解説」の記事!
  • メジャー系の音程は「長◯度」
  • マイナー系(♭)の音程は「短◯度」
  • 1度, 4度, 5度,8度 は「完全◯度」
  • 完全◯度が#すると「増◯度」
  • 完全◯度が♭すると「減◯度」
先生
どんな言い方をされても、指された音を理解できるようになるのが理想ですね!

スケールについて

メジャースケールのインターバル
音階(スケール)は「メジャースケールなら音を全全全全全の順番で並べなさい!」という音程の法則から成り立っています。
スケールを勉強するときには、音程の知識を思い出しましょう!
先生
音程に関する知識がスケールの勉強にも活きてきます!

今回紹介した記事の一覧