こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
ベーシストのためのメトロノームを使ったリズム感徹底強化プログラム。
「現役ベース講師が教えるリズム感を劇的に良くするメトロノームの使い方」という記事では、1小節に1回だけクリックを鳴らすというレッスンを行いました。
今回はその応用編ということで、
「リズム感とタイム感を劇的に良くするメトロノームの使い方 in 3連符」です!
前述の記事では、4分音符・8分音符・16分音符とイーヴンのリズムでの練習をしていました。
今回は3連符を使うことで、跳ねた楽曲に対応するためのリズムを鍛えます。
【練習の前に】
3連符関連のレッスン記事です。
今回のレッスンは、下記の記事の総まとめの内容になります。
まだ確認していない記事がありましたら、ぜひ一度目を通してみてください!
リズム感とタイム感を3連で鍛える練習
- 推薦BPM=120〜(メトロノームは演奏するテンポの1/4に)
練習はどんなフレーズでも構わないので、リズムに集中できる得意なフレーズから始めてみましょう。
2拍目の3連符の裏
まずは2拍目の3連符の裏でクリックを鳴らしてみます。
クリックが3拍目の頭になってしまわないように、3連のリズムを丁寧に意識して演奏しましょう。
「3連の裏拍でクリックを鳴らしてみよう!」 のレッスンで、自分で頭拍を刻む感覚がしっかり身についていれば演奏できるはずです。
4拍目の3連符の2つ目譜面
今度は4拍目の3連の真ん中でクリックを鳴らしてみます。
上の項目より少し難しいですよ…!
1〜3拍目の音を4分音符のリズムで捉えていると、4拍目の3連符が曖昧になってしまいます。
身体の中では常に3連のリズムを刻みながら演奏しましょう。
「3連符の2つ目を捉えられますか?」のレッスンで3連符を細かく数えるクセがついていれば、安定してクリックを狙った場所に持っていくことができると思います。
まとめ
1小節に1回だけクリックを鳴らす in3連符
慣れてきたら、クリックが鳴る位置をいろんなところにズラして練習してみて下さい。
1小節目の頭とか。
4小節目の3連符の3番目とか。
3連×4拍×4小節で全部で48通りの練習が行えます。
1日1パターンずつ練習すると、一ヶ月半かかりますね…!
3連を捉える力を安定させることができると、ベーシストとして対応できるジャンルが大きく広がります。
繰り返し練習を重ねて、必ずマスターしましょう!