こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
日頃、iPadの楽譜めくりに使用しているBluetoothフットスイッチ「iRig BlueTurn」。
これをバッキング再生アプリiReal Proで使えないかと思い立ち、早速検証してみました。
iReal Proの再生/停止を脚で操作したい
今までiReal Proの再生/停止は、iPadの画面をタップして行なってきました。
が、楽器を構えた状態でのタブレット端末の操作って地味にストレスになるんですよね。
その煩わしい動作を、フットペダルによるハンズフリー操作でなんとかできないかと。
改めて書き出してみると、
譜めくりペダルでiReal Proの再生/停止を操作したいというのが、今回の目的です。
IK Multimedia iRig BlueTurnの公式ページを見てみると、対応アプリ一覧の中にiReal Proの文字がありました。
一安心です。
それでは、試してみましょう。
検証
iReal Pro側の設定
iReal Proのメニューから「その他」をタップします。
一般設定の項目の中に、Bluetoothのアイコンを見つけました。
フットペダルの標準対応機種はAirTurnのようです。
iRig BlueTurnでも問題なく接続できます。
AirTurnの設定メニューを開いてみると、デフォルトでは接続が「切」になっています。
メニューを開いてAirTurn Supportのスイッチをオンにします。
オンにすると下段にメニューが表示されるので、Keyboardのほうにチェックを入れておきましょう。
以上で、iReal Pro側の設定は完了です。
iRig BlueTurn側の設定
iRig BlueTurnはMODE 3で起動します。
ペダルのMODE変更の手順はこちらの記事で紹介しています。
piaScoreとの併用を意識したMODE選択です。
piaScoreもiReal Proも、MODE 3の左右モードで動かすことができます。
iRig BlueTurnはスイッチを入れるだけでiPadと接続されるので、その他の設定は必要ありません。
▶︎SOUND HOUSEでiRig BlueTurnをチェック
検証結果
再生されました!
BluetoothによるiReal Proのハンズフリー環境、構築完了です!
ワイヤレスでiReal Proを操作できる新感覚、まさに大歓喜。
途中からの再生も
小節を長押しして選択状態にしてからペダルを踏むと、なんと指定小節からの再生が可能です。
最後の4小節をイントロに持ってきてプレイを始めるという芸当も可能なんですね。
ペダルを使うと頭から再生されちゃうかな…?と思って検証してみたのですが、しっかり指定の小節からの再生に対応していました。
譜めくりも、音源再生もお手の物。
iRig BlueTurn、最強の譜めくりペダルです。
IK Multimedia(アイケーマルチメディ)
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IK Multimedia(アイケーマルチメディ) 2016-05-10