こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
今回のテーマは
「譜めくりフットスイッチの比較」です。
色んなメーカーが発売しているBluetooth接続の譜めくりペダル。
最近はiPadなどのタブレット端末で楽譜を表示させるのが主流になってきて、それに合わせて譜めくりペダルを使用するプレイヤーも増えてきました。
我々ベーシストも演奏中には両手がふさがってしまうので、譜めくりペダルを使用している人が多い印象です。
僕の環境ではiRig Blueturnを愛用しています!
いざ譜めくりペダルを導入しようとしたときにぶち当たるのが
「どのペダルを買えばいいの?」という疑問。
どれも機能には大差がないうえ、選択肢が決して多くない譜めくりペダル。
ハズレの品は選びたくないですよね!
今回の記事では、有名どころの譜めくりフットスイッチを比較してみようと思います。
iPad用譜めくりペダルの比較
今回は「譜めくりペダル」をGoogleで検索したときに上位に表示される3種類、- iRig BlueTurn(IK Multimedia製)
- Page Turner(Donner製)
- AirTurn PEDpro(メーカー名不明)
最強はiRig BlueTurn
先に結論から。
BASS NOTEでオススメする譜めくりペダルは、断トツでIK MultimediaのiRig BlueTurnです!
僕自身が実際に現場で長年使用していて、絶大な信頼を寄せています。
ということで、このiRig BlueTurnを基準とした比較を行ってみます。
基準となる大まかなスペックはこんな感じ。
- 外寸: 126mm × 93mm × 25mm
- 重量: 125g
- 電源: 単4電池2本
とってもコンパクトなボディに無限の可能性を秘めた最強のデバイスです!
各フットスイッチとの比較
Page Turner
- 外寸: 180×140×22mm
- 重量: 450g
- 電源: USB充電
お値段はAmazonで5,700円ほど。
安さは一番です。
…なんだろう。
このレースゲームのペダルみたいな見た目は。
スタイリッシュじゃない!
サイズはiRig BlueTurnと比較すると、かなり大きめ。
2周りほどかさばるサイズです。
そして重い!
メタル材質の本体、納得の450g。
iRig BlueTurnを3つ積んでも、まだ勝てない重さです。
たかが譜めくりペダルで約0.5kgは重いでしょ…!
AirTurn PEDpro
- 外寸: 153mm×114mm×17mm
- 重量: 152g
- 電源: USB充電
続いてAirTurn。
こちらはPiascoreストアで9,600円。今回の三種類の中では最高級です。
…最高級でこの見た目かぁ。
というのが正直な感想。
美意識のないフォルム…!
経年劣化したプラスチックみたいな色…!
サイズはiRig BlueTurnよりも1周りほど大きめ。
厚さ的には一番薄いんですけど、バッテリーを内蔵しているため重量も少し重めです。
この薄さもAirTurnの構造と耐久性を考えると不安の種か。
改めてiRig BlueTurnの紹介
それでは、以上の考察を踏まえてあらためてiRig BlueTurnを見てみましょう。
今回の三種類の中で一番小型。そして一番軽量。
とにかくコンパクト!
なのに、安定性は抜群!
そして、他のは無駄なボタンがいっぱいなのに対してiRig BlueTurnについているボタンは2つだけ。
ボタンは少なければ少ないほど、直感的で正しい動作ができるんです。
iRig BlueTurnが操作しやすいのは、このためですね。
ボタンが多いのは一見多機能で親切ですが、その数だけ誤動作の可能性はあがります。
さらに、他のものが充電式なのに対してiRig BlueTurnは電池式。
つまり長時間電源が使えないような野外ステージ連続出演などでも安心して使えるんです。素晴らしい。
充電池と合わせて使えば、コスパも抜群です!
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そして何より、光る!
かっこいい!
暗いステージでの視認性抜群!
なのに、優しい光で拡散しないのでステージの演出を邪魔しません。最高です。
お値段もSOUND HOUSEで税込¥7,970と、非常にバランス良し。
誰がなんと言おうとオススメの一品です!
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まとめ
iPad用楽譜めくりペダルの最強はiRig BlueTurn
小さくて、軽くて、おしゃれ。
演奏の現場に求められるのは安定性と美学です。
そのふたつを両立した究極の譜めくりペダル、それがiRig BlueTurnです!