Twitterからの相談です。
Question
「動画投稿をしているのですが、周りの人と比べて再生数が伸びません。
頑張ることに疲れてしまいました。ベースが嫌いになりそうです。何かアドバイスがあればお願いします。」
頑張ることに疲れてしまいました。ベースが嫌いになりそうです。何かアドバイスがあればお願いします。」
Answer
疲れてしまうのは、幸福の基準が自分の外側にあるからです。
他人と競争しているしているうちは、そのストレスから解放されるのは難しいでしょう。
比較対象は常に過去の自分に定めるべし!
他人と競争しているしているうちは、そのストレスから解放されるのは難しいでしょう。
比較対象は常に過去の自分に定めるべし!
この記事では、楽しく動画投稿を続けていくための考え方について紹介していきます。
動画の再生数を伸ばしたい!ということであれば「上手いだけじゃダメ?自分の演奏が評価・拡散してもらえない!」の記事を参考にしてみてください!
「他の人と比べて自分は…――」 日本人にありがちにして、最悪な思考のひとつです。
日本でSNSが発展した理由のひとつとして「日本人の大半は他人を基準にしないと幸せを感じられないから」ということを謳った論文もあります。
などなど「他人を基準にした生き方をやめよう!」という趣旨の本がベストセラーになる理由にも肯けます。
音楽も、やっぱり他人を基準にして活動していると疲れてしまうんですよね。
最初は「かっこいいな〜」「楽しそうだな〜」と思って純粋な気持ちで始めたはずのベース。
いつしか他人と殴り合って承認欲求を満たすための殺伐とした道具になってしまっていませんか。
今日はそんなお話です。
大切なのは自分のペースを維持すること
- 「同い年のあの人は再生回数が凄いのに、自分の動画は全然伸びない…」
- 「同じ時期に始めたはずのあいつはフォロワーがどんどん増えてる…」
日々こんな悩みを抱えて悶々としている皆さんに、僕から伝えたいのは一言だけです。
もっと自分のペースで行けばいいと思いますよ!
その「自分のペースを崩さない」っていうのが難しいんだよね。
次の項目から、僕の具体例を上げながら解説していきます!
BASS NOTEは世間に求められていない
ちょっとだけ、リアルなお話をしてみましょう。
こう見えて僕も事業の経営者。
マーケティングのプロのはしくれですから、市場が何を求めているのかはしっかり分かっているんです。
例えば――、
現実的な問題解決策よりも、ふわふわした優しい言葉。
具体的なレッスン記事よりも、変顔サムネのYouTube動画。
現場で求められるような知識や奏法よりも、非実用的なド派手なスラップ。
……というように、本来なら世間ではBASS NOTEの内容とは真逆のものがウケるんです。
じゃじゃん。作ってみました。
今のご時世だと、本当はこういうのが流行るんです。
今のご時世だと、本当はこういうのが流行るんです。
おぉ…
YouTubeでめっちゃ見かけるやつだ…!
YouTubeでめっちゃ見かけるやつだ…!
どんな内容の記事を作ればアクセス数が増えるのか、ちゃんと分かっています。
当然、今のBASS NOTEの運営スタイルではシェアもされなければフォロワーも増えません。
でも、それでいいんです。
毎日観に来てくれる5,000人以上の読者さんには感謝感激です…!!
いつも本当にありがとうございます!!
いつも本当にありがとうございます!!
それでも自信を持ってBASS NOTEの更新を続けられる理由
このBASS NOTEは、投稿を始めた当初から「和明さんのレッスン時の教科書」という位置付けで日々更新しています。
生徒さんとBASS NOTEの画面を見ながらレッスンを進めたり、宿題用の教材にしたりする目的で作っているんです。
つまり、競争相手が他人・市場じゃないんです。
だから、継続できています。
本来の目的・役割の選定して、その軸だけを満たすように更新を続けているからこそモチベーションを維持していられるんです。
「生徒さん用の教材を作る」という作業を淡々と行うことで、結果を出しています。
僕は本来とっても打たれ弱いマンなので…、周りの凄腕ベーシストさんと同じ土俵で張り合っていたら 多分一ヶ月も保たずに心が折れていると思います。
比較対象を「過去の自分」に選定するのがオススメ
- 昨日覚えられなかったフレーズが覚えられた!
- 先週よりも運指が滑らかになった!
- 先月よりもたくさん練習した!
- 去年の同じ時期に出した動画よりも再生回数が多かった!
幸福感や達成感は、自分の中で完結させるのが大切です。
ココ大事なとこなので、マーカー引いておきました。
この思考が習慣づくまでは難しいんですけどね。
比較対象・競争相手を過去の自分に定めることで、人生のストレスは大幅に減少します。
ジグソーパズルやプラモデルなど、ひとりで楽しめる趣味を持っている人は幸福度がほかの人よりも高い!なんていう心理学的データも発表されています。
BASS NOTEの場合だと「先月の自分よりたくさん更新できた…!」というのが、比較対象になっています。
周りを気にしているうちは、精神を消耗し続けます。
ベースは他人と再生数を競うための道具ではありません。
過去の自分を超えるための幸せを運ぶギアなんです。
他所は他所、うちは、うち。
ほかの人には絶対に奏でられない、あなただけの音楽を見つけましょう!