僕がフリーランスのベース講師になった理由【バンドや社会から独立】

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どうしてフリーランスになったの
こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

Twitterからの質問です。

Question

「和明さんはどうしてフリーランスを選んだんですか?」

Answer

僕の性格上、至極当然な選択でした。
シンプルに働きたくなかったんです。

初対面の方に「フリーランスとして音楽を仕事にしています」なんて自己紹介をすると、まるで色違いのレアポケモンでも発見したかのような珍しい目で見られることが多々あります。 そして、そのたびに訊かれるのが「なんでフリーランスのミュージシャンになったの?」という質問。

今回の記事では、この質問に答えてみようと思います。

フリーランスのベーシストになった理由

一言で書くなら「それ以外の選択肢が思いつかなかったから」でしょうか。

ーーとは言っても「音楽で食べていきたかったから」みたいなミュージシャンらしい動機は一切なくて。
  • 決まった時間に会社に行くのが嫌。
  • 自分以外の要因に人生を振り回されたくない。
  • 自分より頭の悪い人のもとで働くのが嫌。
  • バンド活動は疲れた。
  • ひとりのほうが稼げた。
  • 独立したほうが節税になるから。
などなど。
自分の人生の効率を考えたときに、独立したほうがなにかと都合が良かったから。

というのが僕の動機です。
生徒さん
フリーランスとして独立することに、悩みとか躊躇いはなかったんですか?
和明さん
僕自身は何の抵抗もハードルも感じませんでした!
むしろ、早く独立したくて仕方がなかったのを覚えています!

決まった時間に会社に行くのが嫌

仕事に行きたくない
なんで社会人は毎朝起きて出勤しなきゃいけないんだろう。
こんな疑問を抱いたことはありませんか。 僕はあります。
好きでもない会社に毎日行く生活なんて耐えられません。 朝は眠いじゃないですか。寝ていたいじゃないですか。

フリーランスになれば、自分の生活リズムに合わせて自分の好きな場所で仕事ができる。 この仕事環境を構築したかった、というのが独立した大きな理由です。
生徒さん
え、ただのクズじゃん…。
和明さん
その通り!

自分以外の要因に人生を振り回されたくない

理不尽な社会が嫌
社会って理不尽じゃないですか。 自分は悪くないのに、職場の機械が壊れたせいで残業になったり。
他の人のせいなのに、なぜか自分がとばっちりを食うことになったり。 そういう外的要因のせいで消耗するのが、とにかく嫌なんです。

学生の頃に勤めていたバイト先で、給料3ヶ月分の未払いを起こされたことがありまして。
「あぁ、これが社会なんだな。
 これからは自己防衛しなきゃダメだな。」
――というのを、身に染みて感じたんです。 神羅万象、すべてが自分の責任になる世界で生きたかったんです。
和明さん
フリーランスならリターンもトラブルも全て自分の責任!最高!!

自分より頭の悪い人のもとで働くのが嫌。

世の中って、頭の悪い人が9割を占めているんです。
僕も含めて。

「自分より頭の悪い人の下に身を置きたくない」というのが、子供の頃から一貫した僕の考え方でして。 幸か不幸か、僕が独立するまでの人生で自分より頭がいいと思える経営者の方に出会ったことがなかったんです。
会社しかり。バンドしかり。

自分より頭の悪い集団のなかで「もっとココを改善したほうが業績あがるのに〜…」なんて思いながら悶々と過ごすのはストレスですからね。
和明さん
「この人のもとで働きたい!」と思える人と出会っていれば、僕の人生も違っていたのかもしれません。
生徒さん
先生、性格わるっ…。

↑平均よりもかなりIQの高い先生

バンド活動は疲れた。

バンドメンバー間の人間関係
皆さん、バンド活動って疲れませんか。 僕は疲れます。
  • 企画
  • 運営
  • 納期
  • 妥協
  • 人間関係
などなど。
バンド活動には障壁がいっぱいです。 年がら年中、次のスタジオまでに◯曲覚えなきゃいけない!みたいな納期に追われたり。
メンバーの都合や顔色を気にしたり。 バンドメンバー間で仕事量に差が出れば、当然不満も溜まってきますよね。
生徒さん
あぁ…、分かりみが深い。
和明さん
とはいえ、複数人でステージを作るのは楽しくて大好きなんです!
たぶん、固定バンドが苦手なんです。面倒くさいんです。 だからこそ、今のようにイベント事のときに招集されて一期一会で演奏するようなスタイルがとっても性に合っています!

ひとりのほうが稼げた。

そして何より、
ひとりのほうが稼げた。 学生時代にライブハウスでステージに立っていた頃から、ちょくちょく他のバンドさんやイベンターさんから僕個人への演奏依頼があったんです。 ある時、ふと計算して気付いてしまったんです。
「あれ…?これって依頼を受けて飛び回ってるほうが稼げるんじゃない…?」

生まれながらにして根っからのビジネス思考だった僕は、独立の決断まで時間はかかりませんでした。 ソロのベーシストに転身した直後から、アルバイトをしていた頃と比べて半分以下の力の入れ方で3倍以上の稼ぎを得るという快挙。 このビギナーズラックが、僕をどんどんアウトローな世界へと引きずり込んでいきました。 2020年12月現在は、ほかのフリーランスのミュージシャンの方々と同様に新型コロナウイルス感染症の影響で虫の息です…。

まとめ

フリーランンスは決して万人にオススメできる生き方ではないです。 ただ、バンドでメジャーデビューするだけが音楽じゃないよ!ということで。
いろんな選択肢を視野に入れてみても良いんじゃないかなと思います。
  • 決まった時間に会社に行くのが嫌。
  • 自分以外の要因に人生を振り回されたくない。
  • 自分より頭の悪い人のもとで働くのが嫌。
  • バンド活動は疲れた。
とくに、このようなタイプの方にはフリーランス検討の余地ありです!
参考になれば幸いです。
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