現役ベース講師が教える耳コピ入門理論

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まずはじめに

隠さずに告白します。

この記事を書いている和明さん(@KAZUAKI_virgiL)は、耳コピができない人の気持ちが理解できない人です。
音感繋がりの話でいうと、カラオケで音を外す人の気持ちもわからない人です。

僕は幼少の頃から不思議と耳コピに困ったことはありませんでした。
小学校の音楽の授業で初めて鍵盤ハーモニカやリコーダーを触った時から、無意識のうちにクラスの誰よりも早く耳コピして演奏していたのを覚えています。

なので《耳コピで困る》という状況を経験したことがないまま、大人になりました。

あ、待って下さい!

煽ってるつもりは微塵もないんです!ごめんなさい!

ここまではただの前振りです!
とりあえず読んでみて下さい!

今、ベースの講師として人に音楽を教える立場になってから。
理屈としての耳コピができない原因とか。
概念としての音を外す原理とか。
そういうものを客観的に猛勉強しました。

だからこそ、耳コピができない人の特徴やその訓練方法についての知識もたくさん知っています。

今回の記事は、そういう人から見た「耳コピって簡単なんだよ!」というお話です。

耳コピに特殊能力は必要ない

まず断言します。
耳コピには人並み外れた能力とか、天性の才能とか、そんなものは一切必要ありません。
耳コピ技術というのは特殊能力でも何でもなくて、筋トレと同じで鍛えれば身につくものです。

絶対音感×

その証拠に、僕は絶対音感を持ち合わせていません。
パッと音を出されても「あ、これはG(ソ)だね!」なんて分かりません。
わかる人は宇宙人か何かだと思っています。
怖いです。

天性の才能×

そして、僕の音感は遺伝や生まれつきのものではなく後発的なものです。
子供の頃から母が演奏するピアノを聞いて育ったので、その過程で音感が鍛えられたのだと思っています。
他にも、鼻歌を歌っている時に少しでもズレていると「そこ音外れてるよ!」と母親に指摘されたのを覚えています。
僕も昔は音外す人だったんですね…。

と、いうワケで。
基本的には、簡単な訓練さえすれば誰でも耳コピはできるようになります。

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耳コピに必要なものは?

では、具体的に耳コピにはどんなスキルが必要になってくるのでしょうか。

相対音感

まずは相対音感です。

相対音感とは。

相対音感(そうたいおんかん、英語: relative pitch)は、基準となる音(純音および楽音)との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。音楽を美しいと感じるには、相対音感が必要であるから、ほとんどすべての人が本質的に持っている能力と言える。

wikipediaより

例えば、


上の音は2弦開放のDの音です。

「じゃあ、この音に対して下の音はどんな音?」

というのが、何となくでも分かるのが相対音感です。
ちなみに上の音は、Dの4度上の音。
つまり、1弦開放のGの音になります。

基準の音に対して高いor低い
これが分かるだけで耳コピの能力は格段に上昇します。

相対音感を鍛えることで「基準音から見て何度目の音」というのが正確に分析できるようになってきます。

先ほどのwikipediaからの引用文にもありましたが、相対音感はすべての人が本質的に持っている能力なのです。

あとは筋トレの要領で音感の制度を高めていくだけです。
弦楽器を演奏している人は、音の幅をフレットの距離で認識できるようになるので相対音感を鍛えやすいはずだと思っています。

ベーシストの皆さん、チャンスです。

経験

長いこと音楽を続けていると、そのジャンルの《お決まりパターン》のようなものが見えてくるようになります。

「あれ? この曲で使っているフレーズ、あの曲のサビと一緒だ!」みたいなね。

自分の中で使える手札を増やしていくだけで、耳コピの能率はあがっていきます。
耳コピは、ただ音楽を続けているだけでも身に付いていくんです。
「この問題、進研ゼミでやったやつだ!」

音楽理論

最後に音楽理論です。

音楽理論を身につけることによって「その場面で使える音」を理論的・数学的に割り出すことができるようになります。 

音が聞き取れなくても、その楽曲の中で「使える音」「使えない音」が判断できるようになるので聴力に頼る必要がなくなってきます。

経験で得た《お決まりパターン》をより正確に割り出すためにも音楽理論は非常に有効です。

音楽理論の初歩の初歩ダイアトニックコードを理解できるようになるだけでも大きな武器になります。
ぜひ勉強して見てください。

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まとめ

  • 誰もが本質的に持っている相対音感
  • 進研ゼミ感覚で身につける手札
  • 聴力に頼らない音楽理論

耳コピには大した技術は必要ないんです。
上記のような簡単なものさえ身につければ、誰でも当たり前にできるコトなんですね。

ベースラインの耳コピに限って言えば《楽曲のキーを#12して再生してみるとベースラインが聴き取りやすくなる!》とか、裏技的な小ネタも色々あるんですけど。
それはまた別の機会にお話しましょう(笑)


諦めないで、楽しく音楽を続けてみましょう。
一見難しそうな相対音感も、実は音楽を続けているだけで勝手にどんどん強化されていくものです。

「耳コピ苦手なんだー…」
なんて悩んでいる方は、おそらく音楽に触れている時間が少ないだけです。
耳が弱いわけではないので安心して下さい。

継続は力なり!
無理に耳コピ能力を鍛えようとしなくても、耳コピはできるようになるんです。

焦らず、のんびりと。
あなたの中にある音楽を鍛えてみて下さい!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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