プロ直伝!脱初心者したいベーシストのための運指強化練習

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。
本日は運指練習です。
僕がまだ学生の頃に当時の師匠から伝授された、左手のフィンガリングを強化するための練習フレーズを紹介します。
僕自身も普段から日常的に実践している練習です。
TAB譜も用意してあるので、是非試してみて下さい。

Lesson

メジャースケール

人呼んで《東京ディズニーリゾートの歩くガイドブック》の僕からのオススメ。
エレクトリカルパレードのメインフレーズです。
模範演奏はKey=C /BPM=120で用意しました。
左手の中指を3フレットに固定して演奏します。
ルートの軸に弦を上下するフレーズは、指板を可視化する時に役立ちます。
複雑な運指なので、慣れないうちは速度を落として練習してみましょう。
一音一音が丁寧に発音されていることを意識しながら弾いてみてください。
BPM=80
ただ、このフレーズでの練習には弱点があります。
実際に演奏してみると分かるんですけど、薬指を使わないんですね。
それを補うのが、次の練習です。

マイナースケール

パイレーツ・オブ・カリビアンの劇中BGMを思わせるマイナースケールの練習フレーズ。
自由度の低い左目薬指の強化フレーズです。
模範演奏はKey=Cm /BPM=80です。
かっこいいフレーズでしょ?
人差し指を3フレットに固定したポジションで練習すると、マイナースケールの性質上薬指を多様することになります。

簡単な説明。
基本的にはマイナー1発のフレーズなのですが、1小節目の1拍目にメジャー7thの音が含まれています。
人差し指でM7thのBを発音し、そこから指をスライドさせて2拍目表のCの音も人差し指で発音してみましょう。
人差し指がルートにくるので、マイナースケールの基本のポジションで練習することができます。
こちらも、ゆっくりなテンポからの練習をオススメします。
メジャースケールの練習、マイナースケールの練習。
どちらも、慣れてきたらキーを変えてどのフレットでも演奏できるようにしてみましょう。

千里の道も一歩から

速いフレーズや複雑なフレーズに対応できるのは、地味な運指練習の下積みがあるからこそです。
練習フレーズも満足に弾けないようなプレイヤーが、楽曲をかっこよく演奏するなんておこがましい!
まずは基礎から、土台を固めてみましょう。
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