こんにちは、ベース講師の和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。
今回のテーマは
Question
「レイキングの強化練習」
ピッキングの正確さとリズム感を、同時に強化してみましょう!
意識的にしっかり練習をしておかないと、音符が滑ってしまいがちなレイキング奏法。
レイキングによるリズムのブレは、指弾きの上手い・下手が露骨にあらわれるポイントのひとつでもあります。
僕も専門学校時代には、何度も師匠から指摘を受けました…。
今回の記事では、レイキングの強化練習方法を紹介してみようと思います。
ベースのレイキングについて
「先生、レイキングって何ですか…」
簡単に言うと、「1弦→2弦」「2弦→3弦」など、隣の低音弦を同じ指を使って振り抜くようにピッキングする奏法のことをレイキングと呼びます。
写真と音源を使って、レイキングについて詳しく解説しています!
ベースのレイキングの強化練習
ばばばばん!
こんなフレーズを用意してみました。
「1弦→2弦→3弦」のレイキングを無限に繰り返します。
見た感じはとても単純なんですけど、実際に挑戦してみるとめちゃくちゃ難しいと思います…!
強化練習の指使いについて
人差し指で1弦→2弦→3弦
中指で1弦→2弦→3弦
人差し指で1弦→2弦→3弦
中指で1弦→2弦→3弦
中指で1弦→2弦→3弦
人差し指で1弦→2弦→3弦
中指で1弦→2弦→3弦
練習のフレーズは、ゴーストノートで演奏しても、好きなフレットで実音を鳴らして弾いても構いません!
メトロノームのクリックの位置について
この練習フレーズでは、メトロノームのクリックが「1弦のときに鳴る」→「2弦のときに鳴る」→「3弦のときに鳴る」というようにズレていくように演奏することになります。
サンプルの音源ではBPM=70でクリックを鳴らしています。
「な、なんだって……?」
「ワケが分からないよ……」
「ワケが分からないよ……」
リズム感を向上させる強力なリズムの取り方です…!
レイキングの強化練習の注意点
Check
各弦のピッキングのタイミングが、きっちり16分音符のポケットに入るように細心の注意を払いましょう!
特に多いのが、
- 指の切り替えのタイミングでモタつく
- 次の弦に移動するときに走ってしまう
音符が滑って発音してしまわないように気をつけながら練習してみてください!
振り抜くスピードを上手にコントロールできるようになりましょう!