Twitterからの質問です。
Question
「ライブのリハーサルのときってベースは何弾いたら良いんですか?」
Answer
最適解はクロマチックスケールの上昇下降!
幅広い音域をカバーして調整してもらえます!
幅広い音域をカバーして調整してもらえます!
今回は誰も教えてくれないライブのリハーサル事情について。
「各パートひとりひとりのサウンドチェックのときに何を弾けばいいの?」という疑問にお答えしていきます。
リハーサルの音出しでベースは何を弾けばいいの?
クロマチックスケールを弾こう
リハの音出しでは何を弾いたらいいんですか?
- 開放弦をひたすら鳴らす。
- お気に入りのフレーズを演奏する。
- 当日演奏する曲のベースラインを弾く。
僕が巡業で日本中を飛び回っていた頃にプロのPAさんに教えて頂いたオススメは、
クロマチックのアップダウンを弾くというもの。
PAさんが楽器の特性に合わせてモコモコしている帯域を調整してくれる場合も多々あるので、音域を満遍なく鳴らすことができるクロマチックスケールが最適解なのです!
誰でもお手軽に実践できるうえに、どんな場面で弾いてもサウンドチェックとして恥ずかしくない音階ですね!
なるほどー。
中域だけやたらと音が大きくなっちゃう楽器とかありますからね。
中域だけやたらと音が大きくなっちゃう楽器とかありますからね。
ピッキングの強さに気をつけよう
ライブのリハーサルの音出しにおける重要なポイントをひとつ紹介します。
リハーサルで気をつけたいのは
ピッキングの強さです。
ピッキングの強さはダイレクトにボリュームに反映されます。
リハーサルでは各パートの音量バランスの調整が最優先事項になるので、可能な限り本番と同じ強さで弾くことが大切です。
本番で力みやすい人は、リハーサルのサウンドチェックの段階から強めにピッキングするようにしましょう!
ライブのリハーサルは練習ではない!
これは初心者の頃にやりがちな間違い。
リハーサルはあくまでステージでの出音のバランスを確認するための時間であって、運指の練習やフレーズの確認の時間ではありません。
演奏の出来栄えよりも、立ち位置や外音・中音の確認に集中するようにしましょう。
またどうしても本番同様の練習を行いたい場合には、別途ゲネプロ(Generalprobe)の時間を設けましょう。
そもそもステージ上で練習が必要な状態でライブを行うのは、お金を出して足を運んでくれるお客さんに失礼なので控えるのが無難です!
Check
ライブに演奏の上手い下手は関係ありません!
ただ、今現在の自分にとっての精一杯をぶつける準備が整ってからライブを行う気持ちが大切です!
ただ、今現在の自分にとっての精一杯をぶつける準備が整ってからライブを行う気持ちが大切です!
まとめ
- リハーサルのサウンドチェックにはクロマチックスケールがオススメ!
- リハでも本番と同じ強さでピッキングするのが大切!
お抱えのPAさんがついている場合や、固定のライブハウスでしかライブをしない場合には、各自スタッフさんに
「サウンドチェックのときにはどんなの弾いてほしいですか?」と訊いてみるのも良いと思います!
リハーサルのときには、スタッフの皆さんに「よろしくお願いします!」の挨拶も忘れずに!