【リズム感強化】ベースの演奏に大切な体幹をバランスボールで鍛えてみよう！

こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。 今回のテーマはこちら。 ちょっと変わり種な内容ですが、生徒さんのリズム感向上に効果を発揮したのでシェアします。
椅子に座った状態では、どうしても脚を使って「点」で捉えがちなリズム。
バランスボールの上で全身を使ってリズムの打点を「3D」で体感することで、ベーシストにとって理想のグルーヴを得る感覚を得ることができます！

バランスボールに座って楽器を演奏してみよう

ばばばばん！
みんな大好きバランスボールを用意してみました。 今回の目的は

「体の芯からリズムを感じ取る練習！」

ということで、このバランスボールに座った状態で楽器を演奏します。 普段のベースの演奏で姿勢が悪くなってしまった身体のバランスを矯正することもできるので一石二鳥！ 「【お手軽リズム感強化練習】クリックに合わせて1曲演奏できますか？」の記事で紹介した内容と組み合わせることで、さらに成長の効率アップを期待できます！

1週間バランスボールを使って感じたメリット

リズム感の向上

もちろん個人差はあると思いますが、リズムの感じ方を変えてくれることは間違いなさそうです。

3Dのリズムを体感できる！

やはりコレが大きい。
点で取るリズムを抜け出して、線や円で廻すグルーヴを身をもって体験できます。 バランスボール使用中は脚でカウントを踏まずに、腰や体重移動でリズムをとることが大切です！ コツは、縦に跳ねるのではなくて前後左右に腰をまわす感覚でリズムを取ること。
とくに早いテンポの曲は、横軸を駆使してリズムの波を大きく捉えることを意識しましょう！
いわゆる「リズム迷子」になっている部分では、体のボヨンボヨンする動きが止まってしまいます。

「あ、今リズムに乗れていない！」

ということが、すぐに分かるんです。 細かくリズムが取れるようになってきたら、少しずつ腰を回してグルーヴを感じられるように演奏してみましょう。

効率の良い脱力

バランスボールに安定して座るためには、下腹部の筋肉(インナーマッスル)を駆使する必要があります。 丹田付近の筋肉に集中しているぶん、自然に上半身を脱力しやすくなるんですね。
これは思わぬメリットでした。 2本の脚をどっしり床につけて演奏していると、この効果が薄れます。
足を伸ばすなど、わざと不安定な状態を作り出して練習してみましょう！

姿勢矯正･腰痛改善

シンプルに姿勢が良くなりました。
さすがは骨盤の歪み矯正の代名詞、バランスボール。
その実力は伊達ではありません。

ダイエット効果

とくに食事制限や運動をしているわけではないのですが、体重が落ちました。 体重が気になっている方はお試しあれ！

リズム感の可視化

こちらは音楽講師として生徒さんに教える側のメリット。 バランスボールのうえで演奏させていると、 ということが視覚的にわかるようになります。 生徒さんのリズムの捉え方に合わせたレッスンができるようになるので、この収穫は大きかったです！

練習にバランスボールを使うデメリット

酔う

慣れないと酔う。
めっちゃ酔う。 三半規管の弱い方は気を付けましょう。

痛い

普段運動不足の人は、背中〜腰の筋力が衰えがちです。
バランスボールを使うとそのあたりの筋肉が急激に刺激されるので、なかには筋肉痛になる方もいるようです。
ムリは禁物！

デスクワークで座りっぱなしの方はとくに要注意！

バランスボールの直径の選び方

〜150cm	直径45cm
145〜170cm	直径55cm
165〜180cm	直径65cm
175cm〜	直径75cm

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