【エフェクターボード】ストンプを汚さずにマジックテープで固定する方法

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

今回は
エフェクターの固定方法

についてのお話です。

僕は今まで、耐震マットでエフェクターを固定するスタイルで生きてきました。
ところが問題が。
今冬季の営業であちこち飛び回っているうちに気づきました。
「ボードを雑に扱うと耐震マットでは耐えきれない…!!」
ステージを1日にいくつも廻るような日は、急ぎ足での撤収・運搬・設置が必要不可欠なんです。
そのごたごたスケジュールに耐えきれないことが判明したんです。
和明さん
普段はエフェクターボードなんて使わないので、今の今まで気づかなかったんです…。
そこで。
この度BASS NOTEでは「エフェクターを汚さずに固定できて、なおかつ頑丈な固定方法」を生み出しました。
今回の記事では、その方法を皆さんに紹介したいと思います!

エフェクターを汚さずにマジックテープで固定する方法

一般的に、エフェクターボードの固定に使われる代表的なものといえばマジックテープです。

エフェクターボードにも、マジックテープが標準搭載されているタイプのモデルがほとんどだと思います。
和明さん
それくらい「マジックテープ固定法」はスタンダードなやり方!
ところが!
ここで問題がひとつ。
「マジックテープをエフェクターの裏面に貼る」
つまり
「エフェクターが汚れてしまう」
これが嫌!
とにかく嫌!
ものすごく嫌!
そんな人、多いんじゃないでしょうか。
僕もその一人です。
そこで思いついたのが、プレートを噛ませる方法です。
順を追って説明します!

エフェクターにプレートを噛ませる

ばばばばん!
今回採用したのは硬質カードケース
和明さん
BASS NOTE工作部ではすっかりおなじみですね!

1.エフェクターの大きさにカット

まずは、硬質カードケースをエフェクターのサイズに合わせて切ります。

和明さん
図のように四つ角に”当たり”をつけておくとサイズがわかりやすいです!
切り口が鋭いので、指を切らないように注意しましょう!

2.ネジ穴をあける

エフェクターのサイズに切り出せたら、次はネジ穴の位置に穴をあけます。

今回はハンドドリルと千枚通し(目打ち)を使って穴をあけました。
とってもいい感じ!
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3.ネジ止め

ネジ穴をあけることができたら、エフェクターにプレートごと固定します。
和明さん
プレートが薄いので、ネジ止めに干渉するようなこともありません!
四隅のとがりが気になるときは、軽くヤスリで整えてあげればOK!

4.マジックテープ貼り付け

あとはプレート越しにマジックテープを貼り付けて、エフェクターボードに固定するだけ!
エフェクターにはマジックテープの「オス(ザラザラしたほう)を貼り付けましょう!
通常、エフェクターボードの底面には「メス(ふぁさふぁさのほう)が敷かれています。
じゃじゃん。
どうですか、この安定感。
素晴らしいと思いませんか。
和明さん
プレートを外せばエフェクターは無傷! 完璧ですね!

エフェクターの形状に合わせて

硬質カードケースの良いところは、機材の形に合わせて柔軟に対応できること。
上の写真は、側面にネジ穴があるFOSTEXのPC-2LIVEのために作ったものです。
和明さん
FOSTEX ( フォステクス ) / PC-2LIVE
こいつです。

まとめ

  • エフェクターを汚さずにマジックテープを使いたいときは、硬質カードケースを噛ませてみよう!
「耐震マット固定法」に比べると、格段に安定性が跳ね上がりました。
これならエフェクターボードを逆さまにして機材トラックに放り込んでも、レイアウトが崩れることはありません!

エフェクター本体を粘着面で汚すことがないので、中古で売りに出すときに価値が下がるようなこともありません。
筐体から何かがはみ出すようなこともないので、見た目も美しく整地できます。
文句なしの完璧です!

「エフェクターを汚さない固定方法」をお探しの方は、ぜひお試しあれ!
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