弦に爪が当たってしまう!ベーシストの爪のケアについて。

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こんにちは、ベース講師の高橋和明(@KAZUAKI_virgiL)です。

お問い合わせ欄からの質問です。

Question

「指先の形と奏法のどちらが悪いのか、白い所が少しでもあると弦に当たります。
そこで、ベーシストの指先ケアの方法をぜひ御指南いただきたいです。」
弦楽器奏者の命、指先。
ベースの出音に関わってくるポイントなので、強いこだわりを持っている方も多いでしょう。
僕の場合は、記事にするのも恥ずかしいほど特別なことは何もしていないんですけど…(笑)

今回の記事では、ベーシストの指先のケアについてお話してみたいと思います。

ベーシストの爪のケアについて

切ったばかりの爪です。
綺麗な爪でなくて申し訳ないのですが。
僕の場合は本当に雑なケアで、爪切りでガシガシ切って、爪切りについているヤスリ部分でササっと整えておしまいです。

細かいネイルケアとか知らないし…。

普通の人よりも少し深爪気味でしょうか。
特に意識しているわけではないのですが、両手の指とも爪の先から指の肉が見えるくらいまで切っています。
和明さん
痛みなどは一切ありません!
白い部分は残っていますね。

現役ベース講師が使用している爪切り

爪切りも特別なものを使っているわけではなくて、昔セブンイレブンで買ったものをずっと使っています。
大きくて切りやすいので重宝しています。
和明さん
僕が一人暮らしを始めた頃からずっと使っているものですが、バリバリ現役! 耐久性はバッチリですね!
爪を切ったら、切り口を搭載されたヤスリで整えるだけ!
ベースを弾いていると指元を見られる機会が多いので、ガタガタにならないようにだけ気をつけています(笑)

質問を送ってくださった方がブラジェクのガラス爪やすりを使用しているとのことで、僕も「羨ましいなぁ〜…」なんて思ったり…(笑)

和明さん
プロの現場でもブラジェクの爪やすりを使用している奏者の方をよく見かけるので、これを機に購入検討中です! 見た目がスタイリッシュでカラーバリエーションが豊富なのがいいですね!

爪の当たらないピッキング

僕の場合だと手のひら側から爪が見えるほど伸びていても弦に当たることはないので、やはりピッキングのフォームでも爪の当たり具合は変わってくるのかなと思います。
弦に対して指をまっすぐ振り抜くフォームで演奏すると爪が当たりやすくなるので、指先の角度を調整してみるといいかもしれません。

筆者は、指先よりも少し側面側で弾いて爪を避けるような弾き方に落ち着いています。
ジャズのアップライトベースの弾き方を雑にエレキに移行させたような感覚です。
そのまま弦に対して斜めに振り抜いています。
  • 爪が弦に触れない
  • 弦と指の接触面積が広い
という条件下なので、柔らかくて丸みのある音になるのが特徴です。
和明さん
実際はこんなに極端じゃないですけどネ! 分かりやすいように大袈裟に図解しています。 「気持ち的にすこし斜め後ろ向き」な感覚です。
他にも、指を上側に引き上げるように弦をはじいたり…。
やり方はいろいろ!
爪が弦にガリガリ当たるのが気になる方は、一度フォームも見直してみましょう!

まとめ

筆者の場合
  • 爪切りで切って軽く整えて終わり!
  • 指先が弦に触れない角度のピッキングを意識
    (自然体でそうなっています)
「もっとちゃんと指先に気を使えよ!」なんて言葉が聞こえてきそうですが。
これが現役ベース講師のリアルです。
(ガサツで面倒臭がり屋なベース講師のケースです。一般的なそれとは異なります。)
こんな内容でごめんなさい。


ただ、一点だけ!
爪の伸ばしすぎは危険です!
私生活では意図せぬところに引っかかってしまったり。割れてしまったり。
もちろん、演奏面でもプレイングの妨げになってしまったり。ノイズの原因になることも。

もう、これは「ベーシストとして」というよりは「人間として」ですね。
定期的な爪切りを心がけるようにしましょう!
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